誰もが一度は夢見るホームシアター。今では低価格化もすすみ、家庭用プロジェクターに手を出し始める人も多くなっています。今回は、そんなホームプロジェクターの価格別おすすめ製品や、併せて買いたいスクリーンについてご紹介します。
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家庭用プロジェクターで、家を映画館に。
家庭用プロジェクターを購入しようと思っている方は、大画面でゲームをしたり、録画したTVを見たり、スマホの写真を投影したり、PC画面を共有して家族会議をしたり…など様々な用途を想定していると思う。
その中でも一番多いのが映画鑑賞をする「ホームシアター」だろう。
ホームシアターを完成させるには
- 家庭用プロジェクター
- ディスプレイ(4K液晶ディスプレイやスクリーン)
- プレイヤー(DVDプレイヤーやブルーレイプレイヤー)
- AVアンプ
- スピーカー
以上の5つが必要だ。AVアンプとスピーカーがセットになったホームシアターセットを購入するのも手だろう。
参考:ホームシアターの作り方完全版。初心者向けおすすめホームシアターセットも
価格別おすすめ家庭用プロジェクター
【1万円以下】LionWellミニ LED プロジェクター
前述の通り、LEDプロジェクターはライト交換の手間もなく、節電も出来るのでランニングコストが少なくて済む。
この製品はLEDプロジェクターの特徴でもある小型軽量モデル(約1.5kg)で、1600ルーメンと明るさとコントラストにも定評がある。
ホームプロジェクターをとりあえず試してみたいひとにおすすめ。
【5万円台】EPSON dreamio ホームプロジェクター※おすすめ
ホームプロジェクターの中では売れ筋かつ中価格帯で、安心の性能を誇るのが、EPSONの「dreamio」。
2800lmと、昼間でも使用できる輝度。ホームプロジェクター用に作られており、HDMIケーブルを使用するとかなり高画質な映像を楽しめる。イヤホンジャックもついているので、騒音問題も気にせず楽しめる。
ハイビジョン高画質と優れた設置性で、3D大画面をより美しく手軽に。
2800lmの明るさと、WXGAの高解像度液晶パネルが、明るく美しい大画面を実現。15,000:1の高コントラスト比で映像の細部まで鮮明に映し出します。斜め横からでも投写できる「ピタッと補正」
オプションの3Dメガネ(ELPGS03 )を使用すれば、大迫力の3D映像を楽しめます。Bluetooth Wireless Technologyによる3D同期信号を採用し、プロジェクターから約10mという広い視聴可能範囲を実現しています。コンテンツや部屋の環境に合わせて選べる、6つのカラーモードを搭載。
【5万円台】超短焦点プロジェクターBenQ DLP
この製品は、なんと1.5mで100型投写が可能。超短焦点プロジェクターの中でもコストパフォマンスが光る。
安価ではあるが、輝度は高めで、暗くするとかなりくっきり。前述したDLPパネルを使用しており、コントラストも高く、カラーブレイクもない本格派。
【9万円台】SONY ポータブル超短焦点プロジェクター
家庭用プロジェクターにはもってこいの、デイリーユースに適した超短焦点プロジェクター。9万円は高価なように思えるが、これから長く使える一品だと思えば、コストパフォマンスは高い。
バッテリー内蔵型で、家のどこにでも持ち運びが可能。
家庭用プロジェクターは、どう選べばいい?
早速、家庭用プロジェクターの選び方を見ていこう。
基本的な選び方
ビジネスユースではない「家庭用プロジェクター」を選ぶ場合には、まず2つのポイントを押さえて欲しい。
- 解像度1920×1080以上
- 動作音が気にならないもの
ホームプロジェクターというと、映像を見る機会が圧倒的に多いだろう。そんな場合、解像度が高い製品であればあるほど満足度は高くなる。
また、動作音も静かに映画鑑賞するには重視したいポイントだろう。ご存じないかもしれないが、プロジェクターは投写時に熱がでるため、かなり動作音が出る。比較的動作音が小さいLEDプロジェクターも候補に入れて欲しい。
参考:LEDプロジェクターは従来品と何が違うのか比較。おすすめもご紹介
家庭用プロジェクターを「価格」で選ぶ
前述の通り、近年家庭用プロジェクターは高性になる一方、価格が下がっている。おおよそ1~2万円台からでもきちんと選べば十分良い製品が購入できる。
また、ホームプロジェクターだと「4K対応」や「3D対応」のモデルが人気。(自宅のプレイヤーやディスプレイが4Kや3D対応になっていないと使えないので注意が必要だ)
家庭用プロジェクターを「性能」で選ぶ
3種類のパネルに注目
ホームプロジェクターを性能で選ぶときに重要視ほしいのが「パネル」だ。パネルとは、映像(光源)が出る所のことを言い、このパネルには3種類ある。
- 液晶パネル
液晶パネルは、三原色である「赤」「緑」「青」3つの液晶に、透過した映像を映し出している。画質や解像度は低い分安価で、低価格帯の製品に使われている事が多い。
- DLPパネル
DLPパネルは、マイクロミラー反射型パネル(DMD)という鏡のよなパネルに光を当て、その反射で映し出している。映像のコントラストが高く画質も良いため、幅広く使用されている。また小型化が可能で家庭用プロジェクターにも多いパネルだ。
- LCOSパネル
LCOSパネルは、液晶パネルとDLPパネルの特性を併せ持っており、輝度が高く、高画質なのが人気。比較的高価な製品が多く、本体も大きめ。本格派におすすめ。
色々な機能に注目
ホームプロジェクターには、投影機能(投写機能)の他に、様々な機能がついている製品がある。
- 3D映像対応
- LEDランプによる節電/高発色機能
- Wi-Fiによるワイヤレス投影機能
利用シーンや価格帯などを考慮して選んで欲しい。
壁の近くでも投影可能。超短焦点プロジェクターも候補に
プロジェクターというと、スクリーンから数メートル(100インチで3mくらい)離さないと投影できないイメージがあるだろう。しかし最近だと数十センチから投影が可能な「超短焦点プロジェクター」なるものが登場している。
家の構造の関係で投射距離が確保できない家庭は、是非検討いただきたい。
参考:本当に壁に映る?超短焦点プロジェクターの良いとこ悪いとこ&製品比較
補足|ホームプロジェクター用スクリーンはブラックマスクがおすすめ
▲ブラックマスクスクリーン[/img]
ブラックマスクスクリーンとは、画像のように、上部がブラックマスクされており、映像を映し出すスクリーンとのコントラストがあるのが特徴だ。これにより映像が引き締まって見え、ぐっと見やすくなる。
まとめ
いかがだっただろうか。ホームプロジェクターは毎日使うかどうかでも選ぶ製品が変わってくる。納得行く画質は5万円台からだと外れがなさそうだ。レビューなどを参考に選んでみて欲しい。