LEDプロジェクターは従来品と何が違うのか比較。おすすめもご紹介

プロジェクター

ビジネスシーンやホームシアターなどで使うプロジェクター。近年、LEDプロジェクターという、ランニングコストがかかりにくく発色の良い製品が出てきています。今回は、水銀ランププロジェクター(従来品)との違いを徹底比較、おすすめの商品もご紹介します。

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LEDプロジェクターと従来品との違いを徹底比較

最近は家の電球を「LED(発光ダイオード)」にしている方も多いことだろう。実はプロジェクターにもLEDが使われはじめ、人気を博しているのだ。では、従来の水銀ランププロジェクターと何が違うのか見ていこう。

比較点 LEDプロジェクター 従来品
本体 小型・軽量 中~大型
寿命 長寿命(約2万時間) 短寿命(約2千時間)
ランプ交換 ほぼない ある(コストがかかる)
消費電力 低消費電力 高消費電力
発熱なし 発熱あり
騒音 少ない 騒音あり
目の疲れ 疲れにくい 疲れる場合あり
発色 かなり良い 普通
クーリング 不要 必要

特筆すべき部分のみ解説するが、まず大きく寿命が違う。製品によって異なるが、従来品と比べて10倍近くは寿命が長いとされている。そのためランプ交換の手間とコストが削減できる。

消費電力も低く、かなりの節電効果が期待できる。デイリーユースのプロジェクターにはもってこいだろう。低消費電力のため熱も発生しにくく、クーリングも不要。また、従来品と比べて目に優しいとも言われている。

輝度がよく発色もよいため、ホームシアター用だけでなく、ビジネスシーンでの利用もおすすめである。

プロジェクター
画像引用元:sony.co.jp

補足|ビジネスユースと家庭用、選ぶポイントは?

ビジネスユースの場合、

  • 明るい場所での使用が多いため、輝度(明るさの度合い)の高いものを選ぶ
  • プレゼンや会議に備えて、文字が潰れないの画素数を選ぶ

ということがポイントとなる。

ホームシアターなど家庭用の場合、

  • 映像を見る事が多いので、解像度が1920×1080以上のものを選ぶ
  • 騒音に邪魔されぬよう、動作音が小さいものを選ぶ

ということがポイントとなる。

LEDプロジェクターは、輝度が高く騒音も少なくデイリーユース向きなので、どちらかと言うとホームシアターに適していると言える。

ホームシアターについては、下記記事で詳しくご紹介している。

>>ホームシアターの作り方完全版。初心者向けおすすめホームシアターセットも

おすすめLEDプロジェクター

プロジェクターは、近年高性能になる一方低価格化が進んでいる。そのため、1~2万円台から高品質なものが購入できる。輝度(ルーメン数)やサイズ、機能面からみて自分に合うプロジェクターを見つけよう。

5000円以下の安いプロジェクターは使えるのか?レビューしてみた

こちらの記事もどうぞ!

取りあえず試してみるなら、LionWell>ミニ LED プロジェクター

出典:www.amazon.co.jp
LionWell
LED プロジェクター 映写機

この製品は1.5kgとコンパクトながらも、1200ルーメンと明るさとコントラストがあり、映像を見るのに最適。コストパフォマンスが良い製品として人気が高い。

>日本語説明書付き。また最新のLEDライト技術、約20%普通のライトより明るい。

HDMIアダプター経由でタブレットやスマホに接続して、タブレットやスマホ(androidの場合、MHL機能の付く必要がある)の画面や映像、音声や文字をスクリーンに映すことができ、小型ビジネス・プレゼンテーションやご家族での上映会に理想的で便利です「大型プレゼンテーションはお勧めしない」。

投写画面サイズ:94cm-330cm 、投写距離:1.2m-3m

>耐久性があって省エネ – 最新のテクノロジーのLampCare機能を採用し、内部のLED電球で最大70%の省エネと、最長20,000時間の寿命を実現します。

>多機能インターフェース – AV / USB / SD / HDMI 入力、スピーカー / ステレオ・ヘッドホン出力、ファミリー・エンタテインメントやホーム・シネマ、お子様の学習などに理想的です

確かな性能。本格導入したいあなたへ、Crenova HDプロジェクター

出典:www.amazon.co.jp
Crenova
HDプロジェクター
3000ルーメン解像度1280*768

従来の「800×480ドット」の安価なプロジェクターと比べ、格段に性能の差を感じさせる製品。本製品は1280×768ドットの解像度があり、解像度が1.6倍にまでアップしており、HDのプロジェクターと遜色ないものとなっている。

>Crenova RG-01(プロジェクター)の上位機種: 1280*768の高解像度で、1080P HDビデオをサポート。ご家庭で、高解像度のプライベート・シアターをお楽しみいただけます。

>最新のLCDカラー・テクノロジー: LCDは24ビット・カラー(トゥルーカラー)で、167万色を表示、より正確で、鮮明なカラーを映し出します。

>Airplay/Micro castのサポート: Wifiのディスプレイ・ドングル(別売)を使えば、iPadやSmartphone内のビデオを投射できます。>大画面エクスペリエンス: 26〜120インチ。TV 8よりもこの投射の方が目に優しく感じられます。>PC、ノートパソコン、USBドライブ、TV、DVDプレイヤ、ゲーム・コンソール、タブレット、Smartphoneなどと互換性があります。

低価格なのに、大画面でもOK。>EZAPORLEDプロジェクター

出典:www.amazon.co.jp
EZAPOR
LEDプロジェクター
無線Wi-Fi機能追加

本製品は800ルーメンながらも、暗い部屋だと十分な明るさを持つ。本体はかなりコンパクトながら、130インチまでの大画面投射が可能。

また、インターフェイス(接続方法)が多いのも魅力。HDMIによる入力の他、AV入力、VGA入力に対応。USBメモリもOK。また、Wi-Fiを利用した無線接続機能もついている。スマホやタブレットとワイヤレスで接続できる手軽さがある。

>[特徴1] 前世代GM60と比べて、GM60AのほうはWi-Fi機能が追加されました。有線接続だけでなく、Window8.1以降のタプレット、Wifi Display(Miracast)機能付きのAndroidスマホやタプレット、Airplay機能付きのiphoneやipadなどの機械への無線接続も可能になります。

>[特徴2] プロジェクターに求められている性能の中で、大切なポイントとなるカラー映像の明るさと綺麗さを実現するため、プロジェクターはLCD技術を採用しています。800lmの明るさと1000:1のコントラスト比で、細部まで鮮明に映だした映像を楽しみ頂けます。

>[特徴3] 手動的な台形歪み±15°補正機能を搭載しているため、斜め横から投写した際の台形歪みもピッタと調整。また、本体での歯車でピントも楽に調節できます。

>[特徴4] VGA、HDMI、AV、USBなどの入力方式に対応し、色々な機器を接続することが可能。USB、SDの接続で、映像が楽に転送できます。そして、HDMI端子を搭載しているためハイビジョン映像も高画質で再生することができます。

>[特徴5] 投写距離は約1~4m、スクリーンサイズは約34~130インチ。短焦点技術を採用して、短い投写距離で大画面?を実現。部屋で映画を投写したら、一気に室内映画館へ大変身。

>投射距離38cm!? LG Electronics Japan超短焦点 プロジェクター

選択肢に入れて損無し。超短焦点プロジェクターとは

短焦点プロジェクター
画像引用元:gizmodo.jp

従来のプロジェクターは、スクリーンとの距離を画面の2~3倍程度とる必要があり、部屋の構造によっては、設置できない家庭もあるだろう。

一方、短焦点プロジェクターは、スクリーンまでの投写距離が短くて済み、設置場所が柔軟に決められる。LEDタイプの短焦点プロジェクターをご紹介するので、是非候補にいれていただきたい。

短焦点プロジェクターについては、下記の記事で詳しく解説している。

>>本当に壁に映る?超短焦点プロジェクターの良いとこ悪いとこ&製品比較

出典:www.amazon.co.jp
LG Electronics Japan
超短焦点 バッテリー内蔵
LEDプロジェクター

本製品は、LEDプロジェクターでは数少ないフルHD対応で、高画質な映像が楽しめる。11cmで60インチ、38cmで100インチの投影が可能。 LEDで30000時間と長寿命。Bluetooth、Wireless機能で、スマホ画面表示やスピーカーなどをつないで.楽しめる。

まとめ|LEDプロジェクターは、人にも地球にも優しい

いかがだっただろうか。LEDプロジェクターは従来のプロジェクターと比較して、良い点がたくさんある。プロジェクターを選ぶ際には、検討いただきたい。

最終更新日:2018/12/22