この記事では、焚き火台の【メッシュ】、バーベキュー/ダッチオーブン調理可能の【BBQグリル兼用タイプ】【竈(かまど)】の3タイプの比較と、それぞれのおすすめ機種をご紹介します。軽量コンパクトな機種もあり、ソロキャンプやツーリングにもおすすめです!
目次
焚き火台の3タイプ
焚き火台は、バーベキューコンロ代わりにちょっとした調理ができたり、夜に外で暖を取ったりと用途は様々。地面の草や土を火で焼くこと無く、自然にも優しいアイテムだ。
その焚き火台だが、画像にある通り、3タイプに大きく分かれている。
メッシュタイプ
メッシュタイプは、メッシュに炭を置くタイプ。他のタイプと比較して小型軽量。通気性も良く燃焼効率も良い。トライポッドと併用すれば、鍋を吊るして火にかけられる。
ただし、安価な分メッシュが消耗品なので、ランニングコストがかかる。
BBQグリル兼用タイプ
BBQグリル兼用タイプは、小さなバーベキューコンロのようなもので、網を乗せてBBQやダッチオーブンをかけられる。
竈(かまど)タイプ
竈タイプは、2のグリル兼用タイプに竈が付いて、鍋料理・オーブン料理・BBQなど使用の幅が広がったタイプだ。鍋とオーブンは併用できるので、同時にスープとピザが作れる。
- 登山やキャンプでちょっとした食事を作るのに便利なのがクッカー(コッヘル)。今回は、クッカーの素材の違いなどの選び方や、おすすめクッカーセット、意外と使えるソロクッカーなど、まるごとご紹介します! 目次1 クッカー(コッヘ...
- キャンプで煮込み・焼き・炊き込みなどオールマイティーな調理ができ便利なのが、ダッチオーブン。今回は、ダッチオーブンの選び方や、お手入れが簡単なおすすめ製品の紹介、ダッチオーブンに関するよくある質問まで、まるごとご紹介しま...
焚き火台3タイプの比較
比較点 | メッシュ | グリル | 竈 |
---|---|---|---|
価格 | 安価 | 中間 | 高価 |
耐久性 | △ | ◎ | ◎ |
収納性 | ◎ | ◯ | △ |
BBQ | ✕ | ◎ | ◎ |
鍋料理 | △ | ◎ | ◎ |
オーブン | ✕ | ✕ | ◎ |
ちょっとした料理をしたり、何度も焚き火台を使う場合はBBQグリル兼用タイプがおすすめ。メッシュタイプのランニングコストを考えるなら、グリルタイプの方がコスパが良い。
おすすめ焚き火台【グリル兼用タイプ】
価格で選ぶなら、キャプテンスタッグ
キャプテンスタッグ バーベキューコンロ 焚火台 ダッチオーブン
▼低価格帯の売れ筋▼
低価格帯の売れ筋がこちら。ダッチオーブン25cmがスッポリ入る大きなサイズなので、4~5人程度のBBQにも最適。網のみステンレス製。
車中泊するのにもOKな収納性が評価できる。
価格・品質・機能のバランス◎、コールマン(Coleman)
コールマン 焚火台 ファイアーディスク 2000031235
▼ステンレス製低価格帯▼
こちらも人気の焚き火台。前述の機種と違うのは、本体がステンレス製ということ。スチール(鉄)と比べて錆びにくく丈夫。長く使いたいならこちらがおすすめ。
また、収納サイズもこちらの方が小さくなる。
価格・品質・機能のバランス◎、フィールドア(FIELDOOR)
FIELDOOR 折りたたみ焚き火台
こちらも前述のコールマンと同じくステンレス製。加えて、使用後は折りたたんで薄くなるので、荷物もかさばりにくい。
予備の替え網もついているのでコレ1つで安心して出かけられる。
デザイン性・品質ともに◎、ユニフレーム
ユニフレーム UNIFLAME ファイアグリル 683040
▼人気No.1▼
キャンプ場でもよく見かける、定番人気焚き火台のひとつ、ユニフレーム。
耐久性、本体重量、オプションの充実度合、焚き火中の移動などの使い勝手、価格どれを見てもバランスが良いのが人気の秘密だろう。
品質重視なら、スノーピークかロゴス
snow peak(スノーピーク) 焚火台 S
▼品質とデザイン性◎▼
安心の日本メーカースノーピークの焚き火台。本体はステンレス製で、剛性があり防錆性・耐久性もある。
溶接部や板材、接地面も丁寧に作り上げられており、一生モノの焚き火台として愛用するファンも多い。S・M・Lサイズ展開があるので、用途に適したサイズを選ぼう。
下記からamazon商品ページへとべる。
350×350のMサイズはこちら
450×450のLサイズはこちら
ロゴス 焚き火 バーベキュー ダッチオーブン料理 1台3役 ピラミッドグリル EVO
▼高価格帯売れ筋▼
本体は、丈夫なステンレス(クロムメッキ)でできており、組み立て・収納ともに簡単にできる焚き火台。前述のスノーピーク同様安心の日本メーカー品質で、売れ筋となっている。
DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー)
アウトドア ポケットに入る超軽量&コンパクトBBQグリル 焚火台
奇抜なデザインでお馴染みのアウトドアブランド、ドッペルゲンガー。
薪を受ける部分が窪んだ形状で、薪を置きやすくデザイン性も優れた焚き火台となっている。1000℃まで耐えられる特殊耐熱メッシュで燃えやすく、コンパクトなのでバイクツーリングやソロキャンプ、登山などにも最適。
おすすめ焚き火台【メッシュタイプ】
価格重視なら、NOMADE (ノマド)
NOMADE (ノマド) ステンレス 焚火台 ファイアスタンド 簡単組立 メッシュシート
焚き火台だけ欲しいという人におすすめなのが、こちら。シンプルな機能ながらも、人気な製品。安価ながらしっかりしているつくり。
品質重視なら、ユニフレーム
ユニフレーム ファイアスタンドII 683064 キャンプ 焚火台
ステンレスを使用しており、丈夫で耐久度も高いタイプ。国内メーカーの安心感とユニフレームファンの購入が多い。
おすすめ焚き火台【かまどタイプ】
竈タイプはロゴス(LOGOS)一択!KAMADO
かまどタイプで圧倒的人気を誇るのがロゴス。ピザ窯や肉料理で使えるオーブンと、ダッチオーブンなど鍋料理が並行してできる便利さが受けている。
もちろん本来の目的である焚き火台としても使える。ダッチオーブンは10インチ幅まで対応。収納もコンパクトにできる。一台あると本当に便利なので、おすすめ。風にも強い。
用途別におすすめ焚き火台を比較
焚き火台をバーベキューで使う
焚き火台をバーベキューで使う場合は、3タイプどれもおすすめ。
焚き火台としてのシンプルな機能だけで良く、荷物の場所を取りたくない場合はメッシュタイプや、グリル併用タイプの低価格帯で済むだろう。
料理をしたい場合は、耐久性のことも考えてグリル併用タイプのステンレス製の機種や、オーブン料理ができる竈タイプがおすすめ。
- キャンプ、釣り、BBQなど夏のアウトドアにはクーラーボックスが必須!今回は、クーラーボックスの素材の特性をまとめ、”保冷力最強”の製品を比較してみたいと思います!保冷のコツやポイントも併せてご紹介...
焚き火台をツーリングで使う
焚き火台をツーリングで使う場合は、単純に暖を取る目的でコンパクトなメッシュタイプを選ぶか、一人用のバーベキューコンロとしても使用できるような、グリル併用タイプで選ぶかに分かれる。
いずれにせよ、コンパクトに収納できるタイプを選んで購入するとよい。
焚き火台をソロキャンプ/登山で使う
焚き火台をソロキャンプや登山で使う場合は、徒歩で持ち運ぶことを考慮して、サイズ・重量ともに軽く小さいものを選びたい。そうなるとメッシュタイプが最適だろう。
関連記事:【定番7選】軽量のおすすめソロキャンプテント(一人用テント)特集。登山にも最適
関連記事;テント泊可!初心者におすすめの軽量【登山用テント】をサイズ別比較