キャンプや川・海で遊ぶ際にあると嬉しいのが、バーベキューコンロ/グリル。今回は、【炭/ガス/電気】の3タイプの比較と、選び方のポイント、おすすめ製品をご紹介します!
目次
バーベキューコンロ/グリルの選び方
まずは、選び方の3つのポイントを見ていこう。
選び方①バーベキューコンロの焼面の大きさ
まずは、バーベキューコンロの焼面サイズを選ぼう。参加人数に対して大きすぎると、かさばってしまうので注意。
目安人数 | 大きさ |
---|---|
2~3人 | 30cm×20cm |
4~5人 | 40cm×30cm |
6~8人 | 60cm×40cm |
選び方②バーベキューコンロの材質
バーベキューコンロの材質は、主に鉄とステンレスがある。耐久性や使い勝手や値段に影響する。予算に合わせて選ぶと良いだろう。
比較点 | スチール | ステンレス |
---|---|---|
価格帯 | ¥3000~ | ¥6000~ |
重量 | 重い | 軽い |
防錆性 | 低い | 高い |
耐久性 | 普通 | 高い |
選び方③バーベキューコンロの種類
バーベキューコンロの燃料は炭が一般的だが、他にガス式や、電源が必要だが電気式もある。それぞれ一長一短なので、好みに応じて選ぼう。
比較点 | ガス | 電気 | 炭 |
---|---|---|---|
美味しさ | ◯ | ◯ | ◎ |
準備 | ◎ | ◎ | △ |
焼きムラ | ◎ | ◎ | △ |
燃料 | 有 | 無 | 有 |
3つのタイプ以外にも、スタンダードタイプ・焚き火台タイプ(ロースタイル)・卓上タイプ(テーブルトップ)など高さの違いもある。
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【炭】おすすめバーベキューコンロ/グリル
耐久性・デザイン・メンテナンス性で完璧なロゴス(LOGOS)
[とにかく完璧な一品]
ロゴス バーベキューコンロ スライド Smart80
数々のバーベキューコンロの中でも一番おすすめなのが、ロゴス。BBQ会場のレンタル製品としても利用されているほどの、本格的な製品。
まず見た目の良さに感動。そして、炭足しも火床がスライド式なので、使い勝手が良い。脚もハイポジション、ローポジションに変更可能。
そしてBBQが終わった後の、焦げ取りがとっても楽。全てにおいて完璧と言えるバーベキューコンロだろう。
一生モノとして使うなら、オールステンレスのコールマン
【7~8人用大型】Coleman(コールマン) クールスパイダープロ
▼大人数ならコレ▼
6人以上の大人数でも対応できるバーベキューコンロ。ボディーなどオールステンレス製で耐久性も抜群。炭の追い足しも楽。
焼き網の高さを変えられ、火力の調節も可能。脚の高さも調節可能なので、座りながらでも、男性が立って調理しても楽な高さ。大人数の定番コンロだ。
コールマン コンロ クールスパイダーステンレスグリル 170-9309 [3~4人用] スライド
▼中人数ならコレ▼
通気性が良く錆に強いメッシュボディー。焼き網までオールステンレスなので、耐久性も高い。ずっと使うならオールステンレスがおすすめ。
コールマンのスチール製も定番人気ライン
Coleman(コールマン) クールステージ2ウェイグリル
▼脚を外せる▼
脚の高さは二段階に調整できたり、脚を外してキャンピングテーブルの上に置いて使用することも可能。安価なのに柔軟な使い方ができる人気製品。
コールマン コンロ クールステージテーブルトップグリル レッド 170-9432 [3~4人用]
▼テーブルの上で焼きたい人へ▼
通気性の良いメッシュボディー。中人数用のコンパクトサイズのテーブルトップグリル。誰かが立って焼くよりも、テーブルの上でみんなで焼きながらBBQしたい人におすすめ。テーブルが熱くならないのも嬉しい。
安価な鉄素材で選ぶならキャプテンスタッグとグリーンライフ
【5~6人用】キャプテンスタッグ バーベキューコンロ BBQ オービット 650ツイン
5人で丁度良いサイズのバーベキューコンロ。ワイドな焼き面なので、炭を寄せて使えば、焼き用エリアと保温エリアを作れる。
グリーンライフ(GREEN LIFE) バーベキューコンロ
前述のキャプテンスタッグのバーベキューコンロよりも、幅が長くワイドなタイプ。10人用のワンサイズ大きいサイズ展開もある。
【ガス】おすすめバーベキューコンロ/グリル
本格ガスバーベキューコンロはニチネンとコールマン
NITINEN(ニチネン) カセットガス式バーベキューグリル クイックリー CBS-101
▼即スタート・即撤収可能▼
卓上用のバーベキューガスコンロはあっても、本格的なサイズとなると、選択肢がかなり狭まる。そんな中おすすめなのが、こちら。
キャスターのように車輪が付属しているため、持ち運びにも便利。ガス消費量は約80g/hで、連続燃焼時間約80分。
コールマン グリル ロードトリップグリル LXE-J2 2000017066 [5~6人用]
▼本格焼肉がガスでできる▼
前述の機種より一回り大きいタイプの本格バーベキューガスコンロ。燃焼時間は、470g缶×2本使用時に約2~4時間となっている。
蓋は取り外しできクックトップで掃除も楽々。また、フタに温度計が搭載していたり、アルミボード付きサイドテーブルがついていたりと、使い勝手も良い。
コンロと併用もおすすめの五徳タイプ・卓上タイプ
キャプテンスタッグ バーベキュー用 大型五徳ガスバーナー
▼フライパン調理に便利▼
二人など少人数でのBBQや、コンロのサイドで鍋やフライパンで並行調理するのに便利な大型五徳ガスバーナー。火力も十分で、意外と使えるアイテムだ。
イワタニ 炉ばた大将 炙家(あぶりや)W 【カセットガス式 網焼き・串焼き専用器】 CB-RBT-W
炎で赤熱された輻射板の輻射熱で、食材のうま味を生かしながら、しっかりと焼き上げてくれるカセットガスコンロ。2~3人であれば、卓上のカセットガスコンロで事足りるかもしれない。
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【電気】おすすめバーベキューコンロ/グリル
電気でも本格BBQするなら、ロゴス(LOGOS)で決まり
ロゴス バーベキューコンロ BBQエレグリル 81060000
コンセントがあるキャンプ会場で最近増え始めているのが、電気式のバーベキューコンロ。スイッチをオンしてすぐBBQがスタートできる手軽さが人気。
プレートにアルミニウム(フッ素加工)が施されており、くっつきにくい。もちろん屋内・屋外共に使用でき、折り畳めてコンパクトに収納も可能。
サーモスタットも内蔵しているので、安全で使い勝手も良い。
バーベキューコンロのよくある質問
いかがだっただろうか。
様々な種類のバーベキューコンロしたが、炭火の味・手軽さ・価格など重視するポイントは各人によって違うだろう。優先順位付けをして選択肢を絞っていただければと思う。
最後に、バーベキューコンロに関する質問をまとめる。
バーベキューコンロと並行して使いたいアイテムは?
よりキャンプを楽しむために、あると便利なアイテムをご紹介。
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バーベキューコンロ以外に必須のアイテムは?
またバーベキューコンロ以外には、火消し壺や軍手やトング、場合によっては鉄板(付いていない機種もある)なども準備しておくと良いだろう。
また、食材を保冷しておくクーラーボックスや、アウトドアよう調理器具である【クッカー】も必須だろう。
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「コンロ」と「グリル」の違いは?
コンロとは熱源を用いる調理器具全般を指し、グリルは網焼き料理自体や、網焼き調理に用いる器具を指す。