シッキム紅茶のすべて。特徴や美味しい飲み方を解説。

紅茶

 この記事では、インド紅茶の一種である「シッキム紅茶」について解説します。 「シッキム紅茶」の茶葉の特徴やおすすめの飲み方、産地の情報ついてご紹介します。 この記事でご興味を持って頂き、実際に紅茶をご賞味頂ければ幸いです。 

シッキム紅茶の基礎知識

シッキム紅茶の、茶葉の特徴は?

シッキム紅茶とは、インドのネパールとブータンの間の「シッキム地方」で栽培されている茶葉。 ダージリンが生産されている地域と近いため、ダージリンと同じような茶葉の特徴を持っている。

茶葉は、発酵がやや弱く、緑色の茶葉が混ざっている。 紅茶を淹れると薄いオレンジ色となり、ファーストフラッシュ(一番摘み)は薄い黄色となる。 一年を通して、茶葉が香り高く、渋みもすくないため、飲みやすいのが特徴。

  • 香り:かなり強い
  • コク:やや弱い
  • 渋み:やや弱い
  • 水色:やや弱い

シッキム紅茶に、カフェインはある?

基本的に、紅茶にはカフェインが含まれている。 カフェインが気になる方は、飲み方を工夫すると良い。

例えば、「シッキム紅茶」は、香り高い紅茶なので、香りを損なわない、アイスティーとして飲むと美味しく、カフェインも抑えることができる。 ストレートで飲むときは、抽出時間を減らすなど、工夫次第でカフェインとも上手く付き合える。

シッキム紅茶の分量と抽出時間は?

まず、カップ1杯に入れる分量としては、2~3gを目安とすると良い。 紅茶に入れてからの抽出時間は、3分弱で、きちんと計測していただきたい。

出典:www.amazon.co.jp
MUSICA TEA
シッキム
100g

 

シッキム紅茶の種類と淹れ方

紅茶を淹れるアイテムについては、下記記事を参考いただきたい。

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シッキムBOP

香りが強いシッキムは、ストレートで飲むのがおすすめ。 飲みやすいマイルドさが特徴。

  • 香り:やや強め
  • コク:やや弱め
  • 渋み:やや弱め
  • 水色:やや弱め 

シッキム紅茶の歴史

シッキム地域とは

インドのシッキム州は、ネパールとブータンの間に位置し、ヒマラヤ山脈に囲まれている。 ダージリンの生産地が近いのも特徴の1つ。 カンチェンジュンガと呼ばれる8500mを超える山の他に30近くの山々が連なる。 さらに80を超える氷河と川があり、岩石が多く実は農耕には不向きな土地と言える。 農耕は標高が低い南部で行われている。 6~7月にはモンスーンが訪れるが、最高気温は30度以下と、そこまで高温にはならない。

シッキム紅茶の茶葉のシーズンとは

ダージリンとほぼおなじとだが、3月上旬のファーストフラッシュ(一番摘み)、5~6月のセカンドフラッシュ(二番摘み)、10~11月のオータムナルまである。 小規模農園が多くあるので、生産量は少なめ。

シッキム地域の歴史とは

1642年にシッキム王国は設立され、長らくネパールなどの属国として過ごしてきた。 1849年に、支配下のダージリンをイギリスに譲渡した。

最終更新日:2018/09/25