ティーパックもいいけど、やっぱりティーポットで紅茶を淹れるのが一番美味しいですよね。今回は、知識ゼロからのティーポットの選び方、ティーポットのおすすめブランドや人気製品などをご紹介します。
紅茶のティーポット、知識ゼロからの選び方
ティーポットといえど、様々な形やメーカーがあり、何を基準に選んだら良いのか初心者は迷ってしまうことだろう。そこでまず、ティーポットの材質をご紹介。それぞれ特徴があるので、目星を付けてみてほしい。
ティーポットの4つの種類
ティーポットには主に以下の4種類がある。各項目は素材の厚みや形状により一概には言えないので、参考程度に留めておいていただきたい。
詳しくは後述するが、4つの種類の特徴をまとめると以下となる。
- ガラス製:割れやすいが、安い
- 陶器製:割れやすいが、保温性は高い
- 磁器製:機能の平均値、少し価格は高め
- 金属製:機能面で一番すぐれている
おしゃれなものだけ選びました。おすすめ紅茶ティーポット
ガラス製のおすすめ紅茶ティーポット
HARIO (ハリオ) ティオール ・ ウッド 450ml TEO-45-OV
ガラスと木製のシャレなデザイン。
- 【サイズ展開】450ml/700ml
- 【オプション】ティーウォーマー付きセット有
- ティーバッグの様にストレーナーを引き上げられ、2杯目も美味しく飲める
キントー PLUMP ポット 450ml 25728
ティーストレイナーが必要となるが、詰まらず快適に使用可能。
- 【サイズ展開】150ml/450ml
- 食洗機、電子レンジ加熱可能
キントー ワンタッチティーポット ユニティ 460ml
- 【サイズ展開】460ml/720ml
- 食洗機、電子レンジ加熱可能
HARIO (ハリオ) ジャンピング ティー ポット 2人用 500ml JP-2
ジャンピング時の茶葉(リーフ)の動きが見え、薄くて軽量なデザイン。知り漏れも少なく、茶漉し以外はガラス製。
- 【サイズ展開】500ml/800ml
- 【オプション】ティーウォーマー付きセット有
キントー ティーポット CAST 450ml 23087
- 【サイズ展開】450ml/700ml
- 食洗機、電子レンジ加熱可能
【正規品】 BODUM ボダム ASSAM ティープレス 1.0L 1844-01
渋みが容器の底に溜まり、最後まで苦味無く楽しめる。
- 【サイズ展開】1000ml(480g)
- 【カラー展開】レッド/グリーン/ホワイト
- 食洗機対応/電子レンジ不可
【正規品】 BODUM ボダム CHAMBORD ティーポット 1.0L 1922-16-6
フィルターがステンレスで変色しにくい。
- 【サイズ展開】1000ml/1500ml
- 食洗機対応/電子レンジ不可
CELEC ニューギヤマンVポット クリアー GAV-3
厚手の強化ガラスで割れにくい。
- 【サイズ展開】620ml(480cc)
- 食洗機対応/電子レンジ可能/出汁も作れる
ティーフォーツー ウェーブ ティーポット YF-003W
とにかく軽量。
- 【サイズ展開】500ml
- 【オプション】カップ&ソーサー/シュガーポット/ミルクピッチャー/マグカップ
- 食洗機、電子レンジ加熱可能
金属製(ステンレス製)のおすすめ紅茶ティーポット
キントー ティーポット RIDGE 450ml ステンレスハンドル 23560
注ぐ時自然に傾き、力がいらない。
- 【サイズ展開】450ml
- 食洗機可
キントー ティーポット ブリム 750ml ホワイト 22388
小さめのティーポットで可愛くシンプルに。
- 【サイズ展開】750ml
- 【カラー展開】ホワイト/グレー
- 食洗機可/電子レンジ可
本間製作所 仔犬 エルム ティーポット 1人用
- 【サイズ展開】370ml
- 食洗機可
大人気の仔犬シリーズ。その他のサイズ展開は下記amazon商品一覧ページへ。
>>【460ml】仔犬 エルム ティーポット 2人用
>>【900ml】仔犬 エルム ティーポット 5人用
和平フレイズ ティーポットoriori茶 ORI-003
五徳の上にも起きやすく、やかんとしても使える。
- 【サイズ展開】1.4L
- 食洗機可・直火OK
陶器製のおすすめ紅茶ティーポット
白山陶器 麻の糸 ポット インディゴ(400ml)
厚手の陶器で蓋のデザインも可愛い。また、ポットの縁に蓋を引っ掛けられる機能も。
- 【サイズ展開】400ml
- 【カラー展開】セピア/インディゴ
ホワイトはこちら。
白山陶器 MAYU ポット (小) ストレーナー付き
発色がよく丸い形のデザインが可愛い。
- 【サイズ展開】500ml
ZEROJAPAN ユニバーサルティーポット 450cc ホワイト BBN-02 WH
茶葉を捨てたり本体を洗浄するのが楽。
- 【サイズ展開】450ml
ティーポットの4種類おさらい
比較点 | ガラス製 | 陶器製 | 磁器製 | 金属製 |
---|---|---|---|---|
価格帯 | ¥1500~ | ¥2000~ | ¥3000~ | ¥2000~ |
軽さ | ★4 | ★3 | ★3 | ★5 |
強度 | ★1 | ★1 | ★3 | ★5 |
保温性 | ★3 | ★4 | ★3 | ★5 |
紅茶を美味しく淹れるには、ティーポットが決め手
ティーポットの3つの役割
目ぼしいティーポットは見つかっただろうか。
紅茶の味と見た目の色を左右する決め手となるのが、今回ご紹介したティーポット。ティーポットの役割は主に3つある。
- 上手く茶葉をジャンピング(※後述)させ、蒸らし・抽出を行う
- お湯があたたかいままになるよう、保温する
- ティーカップに紅茶を注ぎやすくする
紅茶を美味しくする「ジャンピング」とは
ジャンピングとは、茶葉をティーポットに注いだ時、まず軽い葉が浮き上がり、そのうち湯を吸収して下に沈む。沈んだ茶葉に湯内の酸素がくっつき、酸素と共に茶葉が上昇…という繰り返しでポット内を上下する現象を言う。
ジャンピングさせるには?
ジャンピングは、単にお湯を注いだ時に起こる動きではない。適切なジャンピングを起こすポイントは、「酸素」「茶葉の鮮度」「ティーポットの形状」「容量」の3つだ。
- 酸素:水は汲みたて、お湯は沸かしたてを使う
- 鮮度:湿気を含んでいない新鮮な茶葉を使う
- 形状:滞留が起こりやすい横長の丸型が理想
- 容量:ティーポットの容量に対して適切な量を淹れる
唯一NGのティーポットは鉄製
なお、注意したいのが、鉄製のティーポットはNGだということだ。なぜなら、紅茶の成分であるタンニンと、鉄分が反応しせっかくの香りが損なわれる恐れがあるからだ。そもそもあまり販売されてはいないが、注意しておこう。
まとめ
いかがだっただろうか。ティーポットは、デザインで選ぶのも良いが、最低限知識があれば、紅茶の味を最大限に引き出すツールとて選ぶことができる。
割れやすさや使い勝手を考慮して、おしゃれなティーポットを選んでいただきたい。