キャンプの際、睡眠時に欠かせないのがテントマット。テントマットには、インフレーターマットやエアマットなど3タイプがあり、それぞれ特徴が違います。今回は4タイプの違いや選び方、おすすめ製品をご紹介!
目次
テントマットの種類
テントマットは、寝袋(シュラフ)の下に敷いて寝心地を良くする役割はもちろん、地面からの冷気を吸収し、断熱・保温する効果もある。
断熱性能は”R値(熱抵抗値)”と言い、数値が大きくなるほど断熱効果が高い。
さて、おすすめの製品をご紹介する前に、
- 銀マット
- ウレタンマット
- インフレーターマット(エアマット)
上記、3タイプの比較をしてみたいと思う。
また、上記とは別にフロア全体に敷くマットとして、レジャーシートタイプも製品もご紹介する。
テントマット3種類比較表
比較 | 銀 | ウレタン | インフレ |
---|---|---|---|
価格 | 安 | 安 | 高 |
寝心地 | △ | ◯ | ◎ |
収納性 | ◯ | △ | ◯ |
断熱性 | △ | △ | ◎ |
厚み | 薄い | 中程度 | 厚い |
テントマットは発泡式とエア注入式に分かれており、銀マットとウレタンマットが発泡式、インフレーターマットがエア注入式。
基本的にエア注入式の方が厚いので、寝心地がよく、断熱性も高い。
おすすめは完璧なインフレーターマット
インフレーターマットとは、栓を開けると自動的に空気が入るマットのこと。
- 2cm-10cmまでの厚みが選べる
- 断熱性があり秋冬にも使える
- 収納もコンパクト
上記のようなメリットがあり、テントマットの中でも、一番優れているタイプだと言える。
テントマットに投資するとは、個人的にはおすすの考え方。就寝時以外の居住性が上がるのはもちろん、寝袋を多少薄めにしても、寝心地が十分良いからだ。
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発泡式をおすすめしない理由
発泡式テントマットは、安価な価格が魅力だが、断熱性能が低い・厚みがないというデメリットだけでなく、
- 数回の使用でヘタれる
- 耐久性が低い
- 薄いので凹凸に弱い
このようなデメリットもある。”使い捨て”と割り切るなら良いが、長年に渡り使用したいのであれば、正直おすすめできない。
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おすすめテントマット【インフレーターマット】
コスパ抜群の定番ブランドコールマン(Coleman)
コールマン(Coleman)キャンパーインフレーターマットシングル
▼売れ筋No.1▼
厚さ4cmでクッション性と断熱性抜群の売れ筋インフレーターマット。マット同士を連結できたり、幅も63cmあるのでゆったり寝れる。
実際にホームセンターで高級ブランドと比較検討し、試してから購入する人も多いほど、品質には定評がある。迷ったらこちらがおすすめ。
▼二人用はお買い得▼
前述のテントマットの二人用ダブルタイプ。一人換算で5000円程度。ファミリーであれば、横にして3~4人寝れるという口コミも。
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▼厚さ2cmのダブル▼
寝袋が結構厚め、重量やコンパクトさも譲れない、という人は2cmタイプでも良いだろう。一人換算だと3500円程度なので、コスパも良い。
デザイン性抜群のDOPPELGANGER(ドッペルギャンガー)
DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) アウトドア インフレータブル キャンピングマット CM1-63
▼おしゃれで軽量▼
厚さ2cm程度の、おしゃれなデザインが光るインフレーターマット。防水性能の耐水圧も1200mmあり、何よりかなり軽量。デザインと軽さで選ぶ人におすすめ。
厚さ重視ならFIELDOOR(フィールドア)かLOGOS(ロゴス)
FIELDOOR ト 5cm厚 Sサイズ 自動膨張マットレス 連結可能
▼厚さ5cm▼
車中泊やアウトドアに重宝する、厚さ5cmのテントマット。空気口径24mmの大型バルブを使用しているので、空気の出入りもスムーズ。
▼厚さ10cm▼
なんとフィールドアには厚さ10cmのタイプもある。あまり値段も変わらないので、腰痛持ちだったり、寝袋が薄めで”とにかく厚さ重視”という人におすすめ。エア抜きも問題なくできる。
ロゴス マット (超厚)セルフインフレートマット
▼厚さ5cm▼
安心の日本メーカー、ロゴスの厚さ5cmのテントマット。
おすすめテントマット【ウレタンマット】
売れ筋はキャプテンスタッグ
キャプテンスタッグ キャンプマット レジャーシート EVA フォーム
発泡ポリエチレン・EVA樹脂を使用したマット。270gとかなり軽量なのでツーリングや、登山用テント・ソロキャンプテントと一緒にリュックに入れてもOK。
[リベルタ]LIBERTA 寝転び レジャーマット キャンピングマット キャンプマット
EVA素材でできているキャンプマット。表面が波形で、凹部に暖かい空気の層ができ、保温性を高めている。発泡式はどうしてもヘタレやすいので、使い捨てと割り切る方におすすめ。肩がけの収納袋も付属。
おすすめテントマット【銀マット】
銀マットはキャプテンスタッグ一択でよし!
キャプテンスタッグ キャンプ用マット 【Sサイズ】 キャンピングマット180×60cmブルー M-7381
銀マットは、”敷かないよりはマシ”程度に思っておくと良いだろう。断熱性も最低限。寝袋がマミー型だったり、封筒型の厚手タイプであれば、凌げるかもしれない。
しかしながら、予算の関係上お金はかけられない、という人は是非準備しておくべきだろう。あるのとないのでは、全然違う。
おすすめテントマット【レジャーシート】
コールマン レジャーシート
寝袋と一緒に使用しない普段使いや、薄いテントマットとの併用にもおすすめなのが、レジャーシートタイプのテントマット。
表地は肌触りの良い起毛素材で出来ており、快適な座り心地を実現。ペグで固定できるコーナーループ付きだ。
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まとめ&選び方のコツ
いかがだっただろうか。
テントマットも、徒歩で持ちあるくような登山・トレッキングなのか、車やバイクや自転車で持ち運べるオートキャンプやツーリングなのかによって、最適なテントマットも変わってくる。
もし徒歩で持ち運ぶなら、コンパクトかつ軽量なマットを選ぶと良いだろう。