今回はwindowsタブレットの選び方やお勧め製品についてご紹介します。windowsタブレットはその名の通りwindowsに準拠したOSが導入されており、windowsとの連携力は抜群でビジネス用途やノートパソコン代わりには最適です!
目次
Windowsタブレットの選び方
Windowsタブレットの選び方の基本は、サイズやスペック、拡張性の有無だ。
とはいえWindowsを開発しているマイクロソフト自身が販売するSurfaceが業界のフラグシップであり安定性や使いやすさ抜群で、評価は独走状態に近い。その代わりお値段もそこそこするので、Surfaceで良いのか、良いならどのSurfaceにするのか、Surfaceは高すぎるという場合はSurfaceと比べ何が違うのかなどを考えていくといいだろう。
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用途に最適のサイズ(インチ)
インチ | 最適な用途 |
---|---|
12インチ以上 | ノートパソコンの変わりに使いたい。 |
10インチ程度 | タブレットの標準サイズ。iPadと同じくらい。 |
8~9インチ以下 | 持ち歩きやすさ重視。 |
ノートパソコンのように使いたいのであればサイズは大きいほうが良い。12インチは大体B5ノートパソコンと同等の大きさ程度で使い勝手が良い。
10インチ程度の場合は、ごく一般的なタブレットの標準サイズとなり、タブレットとしては使い勝手がいいが、キーボードをつけてノートパソコン風にもと考えるとビジネスユースでは若干画面が小さい。
8~9インチ以下ほどにもなると、コンパクトさが優先され、iPadmini程度のサイズ感となる。ここまでの画面サイズとなるとCPUやメモリ、ストレージがどうこうと考える以前に、ノートパソコンの代わりにはならない。あくまで持ち歩きようのサブ的なWindows端末となる。
現行では10インチ以上が主流で8~9インチ以下のモデルは安価な製品が目立つ。
スペック(CPU/メモリ/ストレージ)
windowsタブレットのスペックシートを見る上で無視できないのは、CPU、メモリ、ストレージの3つ。もしパソコンのスペックシートは理解できるというなら、PCと同じような感覚で選んでいくと良い。
CPU
CPUはwindowsタブレットの演算能力を表す。CPUが高性能なら重いアプリも軽快に動くし、写真加工などのスピードも速い。
2018年現在、10インチ以上ならIntelの「Core 〇〇」シリーズか「Atom」の2択となる。
Intelコアの場合、「Core m3」「Core i5」「Core i3」などがあるが、一般人が使う分には「Core m3」と「Core i5」の差はあまりない。いずれにしても非常に高性能で一般的なノートパソコンと同等のパワーを持っている。「Core i3」は「Core i5」等に比べると劣り映像編集などには向いていない。
AtomはCOREシリーズとはまったく別のコアであり、コストパフォーマンスが良いがパワーはあまりない。激安のwindowsタブレットは大体Atomを採用している。
コンパクトサイズのwindowsタブレットの場合はIntel X5であったり、Atomだったりとするが「Core i5」や「Core m3」と比べるとパワーはあまりない。
メモリー
メモリーが多いと複数のアプリを起動したり、同時に作業させる時に影響する。少なすぎると動作が重くストレスがたまるので、無視できない。
2018年現在、10インチ以上なら4GB程度が主流で、8GBなら高性能といえる。2GBは少し不安で1GB以下となる製品は全くおすすめできない。
コンパクトサイズのwindowsタブレットの場合は2GB程度が主流で1GB程度だと少し不安が残る。
ストレージ
ストレージ容量が大きければ、多くの動画や写真を保存できる。10インチ以上なら128GB程度が主流で256GBともなれば大容量と言える。
ただデスクトップPCと比べれば256GBでも少ないほうなので、沢山保存するなら外付けHDDやグーグルドライブなどのクラウドストレージを利用する必要があるだろう。
USBポートやBluetooth機能の有無
USBポートがあるなら外付けHDDやUSBメモリーなどを気軽に使う事ができる。ノートパソコンの変わりに使うならあって困る事はない。
Bluetooth機能については殆どの機種で内蔵されており、あれば無線マウスやBluetoothヘッドセットなどを使うのに便利だ。むしろないと困るので注意しよう。
SIMカードの対応有無
SIMカードが利用できる機種なら格安SIMなどを利用して、そのままいつでもどこでもネット接続できる。
WiFiモデルの場合は、無線WiFiが繋がるエリアで使うか、ポケットWiFiを利用する必要が出てくる。
基本は自宅というならWiFiモデルで問題ないが、外出先で使うならポケットWiFiとSIMどちらがいいか考えよう。
おすすめWindowsタブレット3選(7インチ~9.7インチ)
CHUWI Hi8 Air
Android 5.1とWindows 10 という二つのOSを利用する事が出来る。
アプリで遊ぶ場合はAndroid、ビジネスユースではWindows 10と使い分ける事が出来るので便利だ。
Teclast X80
こちらもAndroid 5.1とWindows 10の両方が使える。ATOMコアを採用しており、非常に安価なのが魅力。
パワーは期待できないが、ビジネスユースでブラウジングやメールチェック程度なら充分。
オンキヨー TW08A-87Z8
9.7インチ以下では国内で名の知れたメーカー品は少ない。
そのなかでこちらはオンキヨー製のタブレットとなるので、安心感がある。
おすすめWindowsタブレット3選(10インチ~)
マイクロソフト Surface Pro(256GB/8GB)
Surface Proのフルスペックモデルがこちら。
最も高性能なwindowsタブレットと言ってもよく、コレより優れた製品は殆どない。
ただし価格はかなり高く、高性能なノートパソコンを買う感覚に近い。
マイクロソフト Surface Pro(128GB/4GB)
Surface Proでスタンダードなスペックとなるのがこちら。
フルスペックモデルに比べれば安いが、メモリやストレージが少なくなっている。とはいえ現行のwindowsタブレットの中では高性能な部類に入る。
ASUS TransBook(128GB/4GB)
ATOMを採用した比較的安価なwindowsタブレット。メモリは4GB、ストレージ128GBあるので、重いアプリを動かさないなら充分に使えるし、性能に不満も感じないだろう。
Windowsタブレットのよくある質問
WindowsタブレットとPCの違い
もしSurface Proを購入するならパワーはノートパソコンとあまり変わらない。
ただしB5サイズ相当なので、A4サイズのノートパソコンよりは小さい。
一方でタブレットであるが故、タッチパネルで反応するので操作は軽快、キーボード無しでも使いやすい。
Android・iOSタブレットとの違い
AndroidやiOSなら専用のアプリが多く、スマートフォンの延長として利用する事が出来る。しかしWindowsタブレットはスマートフォンのようにゲームで遊んだりスマホ用に開発されたようなアプリが少ない。
その一方でWindowsPCで利用できるソフトウェアの多くがインストールできる。デスクトップに近い環境を構築できるため、タッチパネルを搭載したコンパクトサイズのノートパソコンと言っても良い。