iPhone用防水ケースは様々な性能のモデルが販売されています。防水性だけでなく防塵、防雪、耐衝撃性も備えた製品も販売されており、どの程度の耐環境性能を求めるかによって選ぶべき製品も異なります。今回は性能別におすすめモデルをピックアップしてご紹介し、その選び方まで解説します。
おすすめのiPhone防水ケース(カバー編)
第1位:LIFEPROOFケース
【対応iPhone】5/5s/SE/6/6s/7、6/6s/7plus
総評 | 防塵防水 | 耐衝撃 | 使いやすさ |
★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
防水ケースで全米No.1セールスを誇る米国ブランドLIFEPROOFのケース。
スタイリッシュなデザインながらIP68という高い性能を誇り、米軍軍事規格「MIL STD 810F-516」をクリアし高い耐衝撃性能を有する。
上記のnüüdシリーズ以外に、FRĒというシリーズも販売されている。
特にnüüdはディスプレイ部分がむき出しで、通常と変わらない快適なタッチ操作が可能となっている。
海やプール、工事現場などあらゆるハザード環境で使える秀逸な製品だ。
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- iPhone7向けnüüd
- iPhone6s向けnüüd
- iPhone6向けnüüd
- iPhoneSE/5s/5向けFRĒ
- iPhone7plus向けnüüd
- iPhone6splus向けnüüd
- iPhone6plus向けnüüd
オプション:LifeJacket
LIFEPROOFのFRĒやnüüdケースの上から装着するオプション。
LIFEPROOF社ケースを他製品と大きく差をつける「浮くケース」にすることができる。
ラフティングをしたり、お風呂に入ったり、釣りをするとき、万が一iPhoneを落としてしまっても、優れた浮力をもつLifeJacketがあれば沈まない。工事や石油採掘の現場や、船上などでも大活躍間違いなしだ。
iPhone5/5s/SE向けも展開されている。
第2位:Catalystケース
【対応iPhone】5/5s/SE/6/6s、6/6splus
総評 | 防塵防水 | 耐衝撃 | 使いやすさ |
★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
人気のLIFEPROOFのケースと同等のスペックをもつCatalystシリーズもおすすめだ。
米国防総省の軍事規格「MIL-STD-810G」にも準拠しているため、耐久性・防滴性・防塵性に優れ堅牢なつくりだ。
LIFEPROOFと比べるとこちらの方がガッチリしており、グリップ感が良くや衝撃に対する安心感がある。
端子カバーの開閉のしやすさや、見た目のすっきりさはLIFEPROOFの方が勝るので、好みで選ばれたい。
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第3位:ieGeek防水ケース
【対応iPhone】5/5s/SE/6/6s、6/6splus
総評 | 防塵防水 | 耐衝撃 | 使いやすさ |
★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
こちらもIP68に対応し、2mからの落下に耐える耐環境ケースだ。
カラーバリエーションは2色となっており、デザイン性の高さも魅力的。
海水浴やプールに釣りなどマリンスポーツ、あるいはスキー、スノーボードなどウインタースポーツで活躍する。
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第4位:Merit防水ケース
【対応iPhone】5/5s/SE/6/6s/7、6/6s/7plus
総評 | 防塵防水 | 耐衝撃 | 使いやすさ |
★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
電話で声が篭ってしまう問題を克服したデザインとなっている。
IP68準拠の防塵防水性能と、6.6フィートの高さからの落下に耐える耐衝撃性能をもっている。
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第5位:ISELECTOR防水ケース
【対応iPhone】6/6s、6/6s plus
総評 | 防塵防水 | 耐衝撃 | 使いやすさ |
★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
IP68準拠位で、2mの高さからの落下にも耐える耐衝撃、耐環境ケース。
リーズナブルな価格で、手軽に防水カバーが欲しい方にはおすすめだ。
IP68なので海水に浸かっても問題ないが、防水ケースは劣化は必ず起こるので、この価格帯のモデルではハードな利用は避けられたい。
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おすすめのiPhone防水ケース(バッグ編)
ANKER 完全防水ケース
モバイルバッテリーなど各種モバイルアクセサリで絶大な人気を誇るANKERブランドの防水バッグ。
IPX8準拠で完全防水仕様だ。
水深約30mでも使用可能という脅威の防水性能を有している点は、流石ANKERと言える。(デバイスにそこまでの水圧をかけるべきではないが)
またフローティング構造を採用しており、万一水中に落としてしまっても沈まないよう工夫されている。
落下防止のための付属ネックストラップも便利。
バッグタイプの防水ケースは、安心のANKERブランドで決まりだ。
iPhone防水ケースを選ぶポイント
防塵防水性能の見方
メーカー判断で防塵防水対応を謳っているだけでなく、正式に国際標準の防塵防水基準を満たしていることを確認しよう。
対応レベルは「IP」コードから判断できる。IPに続く1つ目の数字が防塵性能、2つ目の性能が防水性能、「X」は検査省略記号だ。
具体的に、IP56や、IPX4という表記がなされる。
保護等級 | 防塵性能 |
---|---|
IP0X | 特に保護がされていない |
IP1X | 直径50mm以上の固形物が中に入らない(握りこぶし程度を想定) |
IP2X | 直径12.5mm以上の固形物が中に入らない(指程度を想定) |
IP3X | 直径2.5mm以上のワイヤーや固形物が中に入らない |
IP4X | 直径1mm以上のワイヤーや固形物が中に入らない |
IP5X | 有害な影響が発生するほどの粉塵が中に入らない(防塵形) |
IP6X | 粉塵が中に入らない(耐塵形) |
保護等級 | 防水性能 |
---|---|
IPX0 | 特に保護がされていない |
IPX1 | 鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴I形) |
IPX2 | 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴II形) |
IPX3 | 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防雨形) |
IPX4 | あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ形) |
IPX5 | あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形) |
IPX6 | あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水形) |
IPX7 | 一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防浸形) |
IPX8 | 継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中形) |
▲ 出典:Wikipedia
カバー型にするか、バッグ型にするか
防水ケースには主にカバー型とバッグ型の2種類のタイプが存在する。
カバー型は通常のスマホカバーの様にデバイスにフィットするサイズで専用設計されている。
バッグ型は透明な袋にデバイスを入れて密閉するタイプだ。
それぞれメリット・デメリットがあり、適切な利用シーンは異なってくるので、自身にマッチする方を選ばれたい。
ケース形状 |
利用シーン | 利点 | 欠点 |
---|---|---|---|
カバー型 | インドア・アウトドア利用 お風呂、プール、海、工事現場、雪山など |
防塵防雪や耐衝撃性をもちハードな利用に耐える フィットするので持ち運びが楽 |
高価 使える端末が限定的 |
バッグ型 | インドア利用 お風呂、プールなど |
安価 使える端末の自由度が高い |
持ち運びに不便 ハードな利用は不可 |
対応するiPhoneのサイズは?
下表を参考に各種ケースがデバイスにマッチする寸法かどうか確認されたい。
モデル | 寸法(縦x横x奥) | 画面サイズ | 注意 |
---|---|---|---|
iPhone 5 | 123.8 x 58.6 x 7.6 mm | 4インチ | |
iPhone 5s | 123.8 x 58.6 x 7.6 mm | 4インチ | 5と互換性あり |
iPhone 5c | 124.4 x 59.2 x 8.97 mm | 4インチ | 他シリーズと互換性なし |
iPhone SE | 123.8 x 58.6 x 7.6 mm | 4インチ | 5、5sと互換性あり |
iPhone 6 | 138.1 x 67.0 x 6.9 mm | 4.7インチ | |
iPhone 6 Plus | 158.1 x 77.8 x 7.1 mm | 5.5インチ | |
iPhone 6s | 138.3 x 67.1 x 7.1 mm | 4.7インチ | 6と完全互換ではない サイズ僅差なので影響ない場合も |
iPhone 6s Plus | 158.2 x 77.9 x 7.3 mm | 5.5インチ | 6+と完全互換ではない サイズ僅差なので影響ない場合も |
iPhone 7 | 138.3 x 67.1 x 7.1 mm | 4.7インチ | 6sと完全互換ではない ※カメラサイズ等異なる |
iPhone 7 Plus | 158.2 x 77.9 x 7.3 mm | 5.5インチ | 6s+と完全互換でない ※カメラサイズ等異なる |
防水ケースの注意点
全ての防水ケースに共通することだが、iPhoneなどの静電容量方式という静電気を利用するタッチパネルを採用したスマホは、水中では操作することができない。
また指が濡れていたり画面が濡れていても正しく操作できない。
写真を撮りたいときは、先にカメラを起動させておいてから水中にデバイスを入れて、ボリュームボタンで水中写真を撮るという方法がある。
最後に
シンプルな防水バッグ系か、耐衝撃性も高い堅牢なハードケースか、選択肢は様々あるが、自身のライフスタイルや利用シーンに合わせて最適なモデルを選ばれたい。
これを機会にお風呂やアウトドア、通勤通学などあらゆるシーンで守ってくれるiPhoneケースを導入してみてはいかがだろうか。