ヘッドマウントディスプレイの選び方・オススメ5選 【PC用・スマホ用・PS4の違いを比較】

今回はヘッドマウントディスプレイの選び方やお勧め製品、メリットやデメリットを紹介します。ヘッドマウントディスプレイは正直、選び方を間違えると大失敗しかねないので、ちゃんと理解しておいたほうが良いでしょう。

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ヘッドマウントディスプレイの選び方

PS4用かPC用かスマホ用か

項目/用途 PS4用 PC用 スマホ用
PS4で遊べるか × ×
画質 △~◎ -(※1)
解像度 △~◎ -(※1)
価格 ×~△

PS4で遊べるのはPS4用だけ

PlayStation4(PS4)で遊びたいなら迷う必要は無い。SONYが販売している「PlayStation VR」を買おう。その他のヘッドマウントディスプレイではPS4で遊べないし、強引に使えるように出来たとしても、動作は保証されていない。

一方で「PlayStation VR」はPS4専用なので、PS4を使わずには使用できない。

PC用は多種多様

PC用ヘッドマウントディスプレイは選択肢が多く、画質や解像度が美しいものもあれば、悪いものもある。ポイントはPCゲームで利用するなら、PC用を購入するしかないと言う事と、PCのスペックを相当要求されるということ。

つまりゲーミングPC以外のデスクトップパソコンやノートパソコンでは満足に性能を発揮できない可能性がある。

もっと簡単にいえば、少々PCにこだわりのあるゲーマー向きでファミリー向きとは言いがたい。

ちなみにPlayStation VRにくらべ値段がそこそこ高い機種が多く、ハイスペックなマシンは2倍以上のお値段も珍しくない。

その代り、遊べるゲームは非常に多く、特に海外ゲームはPS4より早く遊べたり、PS4では遊べないゲームもある。

スマホ用はスマホをディスプレイにする

(※1)スマホ用ヘッドマウントディスプレイはスマホをディスプレイにするため、画質や解像度はスマートフォンに準拠する。

そのためコストが殆どかからず、ヘッドマウントディスプレイのなかでは群をぬいて安い。

VR専用のディスプレイがないためPS4用やPC用と比べると没入感は薄れるが、安価で楽しめる事、専用アプリが意外と多いことから、割と好まれている。

DMMが配信している成人向け動画などのVR作品はスマホVRを前提として開発されている。

確認したいスペックと仕様

眼鏡を使えるか

眼鏡必須の人は、眼鏡をつけたままでも利用できるか確認しよう。(普段コンタクトを使っているなら気にしなくても良い)

眼鏡非対応だと、最悪装着できない可能性がある。

ゲームの対応

PS4用ならVR対応のPS4ゲームは全て遊べるし、スマホ用ならiOSかAndroidOSのアプリに準拠する(どのスマホを持っているかで、どのVRかではない)ので、関係ない。

一方でPC用は、PC用VRを提供する大手2社(Oculus社とHTC社)の「Rift」と「Vive」のどちら対応か両対応なのか、やりたいゲームはどちらの会社なのかなどを確認しよう。

ちなみに最も人気の高いPCゲーム用プラットフォーム「Steam」はHTC社と共同でヘッドマウントディスプレイ「Vive」を開発しているので、SteamでVRゲームを遊びたいが、「細かい設定や相性が不安」「PC関係はそこまで詳しくない」というなら「Vive」が安心。

解像度とリフレッシュレート

解像度は、画面の精密な描写に影響する。アナログテレビよりHD画質、HD画質より4Kのテレビのほうが綺麗なのと同じ。

リフレッシュレートは動画の滑らかさ(1秒間にどれだけコマを映し出せるか)に影響する。解像度が高くてもリフレッシュレートが低いと、映像に違和感や遅延を感じる。

ヘッドホンの有無

ヘッドホンが搭載されているヘッドマウントディスプレイは、手軽に利用できるのがメリットだが、音質にこだわっている場合は不満が出てくるだろう。

最高の環境でプレイしたいなら、ヘッドホンを別に用意した方が良い。

おすすめのヘッドマウントディスプレイ

SONY PlayStation VR

出典:www.amazon.co.jp
SONY
ソニー
PlayStation VR
PS4

PS4で遊びたいなら、PlayStation VR一択で良い。他に選択肢もないので、悩む必要はないだろう。

2017年10月に最新モデルが発売開始し、使いやすくなった上に値下げが行われた。

Oculus Rift cv1

出典:www.amazon.co.jp
Oculus
オキュラス
Rift cv1
ヘッドマウントディスプレイ

ヘッドマウントディスプレイを専門に開発するオキュラス社の製品。

専用のコントローラーも購入すれば、操作系はスムーズでバッチリ。

Rift用のゲームは、こちらのヘッドマウントディスプレイを基準に制作されているため、安心感も強い。

HTC VIVE

出典:www.amazon.co.jp
HTC
エイチティーシー
VIVE
ヘッドマウントディスプレイ

オキュラスのライバルであるHTC社と「Steam」を提供するValue社が共同で開発したヘッドマウントディスプレイ。

STEAMでVR対応となるゲームはこちらでほぼ全て遊べる。

Dell Visor with Controllers VRP100

出典:www.amazon.co.jp
Dell
デル
Visor with Controllers VRP100
ヘッドマウントディスプレイ

Dellに事務用PCのイメージを持つ人もいると思うが、ゲーミングPCやゲーム用のディスプレイにも力を入れている。

こちらはPC用ヘッドマウントディスプレイの中でも解像度が高く非常に美しい。

ただし、RiftやVIVEと違い、それぞれのサービスの専用機として開発された製品ではないため、ゲームによってはサポートされていない場合がある。

やりたいゲームで使えるかはしっかりと確認しよう

Canbor VRゴーグル Bluetoothコントローラ付属

出典:www.amazon.co.jp
Canbor
カンボー
VRゴーグル
ヘッドマウントディスプレイ

スマホ用のヘッドマウントディスプレイ。またの名を「VRゴーグル」とも言う。

左右それぞれ別にピント調節できるので、自分に最適な環境を構築しやすい。

またブルーライトを減少させる機構があるので、「スマホを至近距離で観る不安」もある程度解消されている。

リモコンが付いていたり、本体前面が外れて放熱出来たりと、スマホ用の中でもかなりユーザーフレンドリーな製品。

最終更新日:2018/12/18