ゲーミングPCデスク選びで大事なのは、拡張性と快適性。今回はデスクを購入する方向けに、失敗しないための選び方や「L字」「片軸」「平机」の3タイプの特徴、選び方やおすすめ机をご紹介したい。
目次
ゲーミングPCデスクの種類
まず始めに、ゲーミングPCデスクの種類を選ぼう。
平机 | シンプルで種類が多く、拡張性が高い 机に収納力を求めない人におすすめ |
片軸机 | キャビネット付きで収納力が高い机が多い 細々としたものが多い人におすすめ |
L字机 | 空間の有効活用ができる ゲーミング以外のスペースも確保したい人におすすめ |
ゲーミングデスク周りをすっきりさせるのが大事
ゲーミングPCデスク選びで重要なのは、いかに机の上に物を置かなくて済むかどうかだ。
ゲーミングデスク周りをすっきりさせるためにはL字デスクや大きめの平机がおすすめ。
飲み物などをゲーミング時に離しておいておけるので、万が一飲み物をこぼすというリスクを軽減できる。
おすすめゲーミングPCデスク|L字型
サンワダイレクト パソコンデスク L字型
24インチのモニタを2台、サイドスペースもゆとりを持って確保出来る。ゲーム用パソコンとは別にもう1台パソコンを所持している場合も便利だろう。
L字型だが、コーナー部分の内側には脚がないため、左右のデスクをチェアーごと移動する時もラクラク。
キャビネットやワゴンを机の下に配置したい人にもおすすめできる。
山善(YAMAZEN) サイバーコム コーナーパソコンデスク
L字型のデスクにモニタースタンドもついているタイプ。モニターの下にキーボードを収納できるのでスッキリする。コンセントが2箇所についているので、電源ケーブルも整理できるのも嬉しいポイント。
脚部はポール類でしっかりと補強されているので、ガタつきもすくなく、安定している。(L字の内側部分は脚がないのでフリー)
DORIS コーナーデスク 幅140 L型 ホールカバー付
左右の配置を交換可能なコーナーデスク。ケーブルホールもあり、ゲーミングデスクトップPCの環境下を綺麗に整理できる。
L字型のなかでは比較的コンパクトなのでワンルームにも最適。
おすすめゲーミングPCデスク|平机型
サンワダイレクト パソコンデスク
シンプルで高級感のあるパソコンデスク。モニターアームを取り付けて自分なりにカスタムするのも有り。見た目通り組み立ても簡単で、一人で十分対応できる。
アイリスオーヤマ パソコンデスク
モニター1つとキーボード&マウスがあれば十分というならこれくらいコンパクトでも良いだろう。コンパクトでキーボードのレールもあるので収まりが良い。
このデスクをつかってコンパクトにまとめるならチェアーの方もコンパクトにしたい所。背もたれがない椅子を選んで、机の下に収納するのもあり。
サンワダイレクト シンプルワークデスク
モニターアーム対応のシンプルでコンパクトなデスク。ケーブルホールやコンセント類はないが、そういったものを使わないスッキリとしたデスクを求める人にオススメ。テーブル自体はコンパクトでもアームをつかえば3面モニタくらい余裕。
Bauhutte (バウヒュッテ) PCデスク 昇降式
机の高さを変えられるPCデスク。自分のゲームスタイルに最適な高さにしてチューニングしよう。グラつき対策もバッチリで、激しいタイピングやマウス操作にもしっかりと耐えてくれる。
昇降式のデスクは意外と少ないので、求めている人にはおすすめ。
おすすめゲーミングPCデスク|片軸型
サンワダイレクト パソコンデスク 収納ラック付デスク
いわゆるラック付きのPCデスク。PC周りに置いておきたいグッツはラックに収納して、机の上はすっきりとさせるとゲームプレイも快適。
左右どちら側にでも設置できるが、背面にくるクロスバーでの補強を考えて組立時に決定しないといけないので、気軽に変更はできない。
DORIS ラック付デスク
ウッドデスク風のシンプルなデスク。収納付きタイプのなかではコンパクトにまとまっており、収納力を考えると平机よりシンプルにまとまるかもしれない。天板はメラミン加工なので傷や汚れにも強い。
サンワダイレクト パソコンデスク ラック付き ガラス天板
ガラス天板タイプのラック付きデスク。ガラス天板が好みならオススメだ。ガラス天板といっても机したまで透き通っているタイプではないので、純粋にガラスの光沢感を楽しめる。
ゲーミングにおすすめのデスクマット
Doer マウスパッド FPSゲーム向けゲーミング マウスマット
FPS向きの大型デスクマット。巨大なマウスパットともいえるので、マット上のどんな位置にマウスを置いても使えるのがポイント。
ANPHSIN マウスマット – bigサイズ マウスパッド パソコンマット ゲーム用
赤く縁取られたゲーミング用らしいパソコンデスクマット。防水性があり、裏には滑り止めが施されているので使い勝手が良い。
BUBM デスクマット 大型
表裏で使えるリバーシブルタイプのデスクマット。気分で雰囲気を変えられるのは地味に楽しい。リバーシブルはありそうでないので貴重なアイテム。
ゲーミングPCデスクの選び方
ゲーミングPCデスクの大きさ
ゲーミングPCデスクの幅
一般的にデスクの幅は80cm~180cm程。
一般的なPCの使用では80cm程度でも十分だが、ゲーミング用となると、100cm以上は欲しいところ。拡張性をもたせるなら120cm以上の余裕を持ちたい。
ゲーミングPCデスクの奥行き
一般的にデスクの奥行きは40cm~80cm程。ゲーミングノートPCを使用している場合と、ゲーミングモニター+ゲーミングPCを使用している場合で目安が変わってくるので以下表をご参考いただきたい。
奥行き | 環境 |
---|---|
40cm- | ゲーミングノートPC単体 |
70cm- | ゲーミングノートPC+モニター+アーム |
60cm- | ゲーミングデスクトップPC(液晶) |
80cm- | ゲーミングデスクトップPC(従来型) |
現在ノートPCを使用している人でも、拡張性を持たせるために広めの奥行きを採ることをおすすめしたい。
ゲーミングPCデスクの高さ
ゲーミングPCデスクの高さを無難に選ぶなら72cmがおすすめ。これは日本人の平均身長から割り出した値で、男性女性でも概ね快適に使える大きさだ。
あくまでこの高さは目安なので、小柄な女性や高身長の男性であれば、適宜調整して最適な高さを選びたい。
また、使用しているゲーミングチェアの最低高さとの兼ね合いも考えたい。
モニターアーム対応なのか
モニターアームによりディスプレイを拡張するつもりならモニターアーム対応か調べておこう。
簡単に言うと、モニターアームは大抵クランプで固定するので、クランプを固定しやすい天板になっていないと、設置ができない。意外と忘れがちなポイントなので、拡張する可能性がすこしでもあるならチェックしておきたい。
「どんな天板でもクランプくらい付くのでは?」と思うかもしれないが、例えば天板が薄すぎたり、隅だけ分厚すぎるタイプは向いていない。
ゲーミングPCデスクの天板
ゲーミングPCデスク選びで意外と失敗しやすいのが天板。
天板の厚みと形に注意
天板が薄すぎてモニターアームを十分固定できなかったり、机の形が鳥居状になっていて、モニターアームを取り付ける十分な奥行きがない場合がある。
モニターアームを現状使っていない人でも、マルチディスプレイ化するなど、将来使う場合が少しでもあるなら、「天板の形状が拡張性に影響を与える」ことを頭に入れておいていただきたい。
厚みが問題なだけであれば板材をかませて対応できる場合もある。
天板の材質
低価格帯の机を使用する場合は、天板の材質にも注目したい。
合成された木材は間に空間があり、アームを取り付けることで木材が潰れてしまう可能性がある。