今回はPS4(PlayStation4)に使えるおすすめのヘッドセットをご紹介します。スピーカーを使えない環境、ヘッドホン派の方は必見です!
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PS4用ゲーミングヘッドセットの選び方
まず考えたいこと
PS4のヘッドセット選びは、普通にPCやオーディオのヘッドセットを選ぶより悩ましい点が多い。
まず、PS4本体にはBluetoothのトランスミッター(発信機)が内蔵されているが、このトランスミッターは純正品以外のレシーバー(受信機)をほぼ受け付けない。
PS4対応品であっても内蔵トランスミッターではなく、別途トランスミッターをUSBなどで接続するタイプが多い。
ようするに、世に溢れている殆どのBluetoothヘッドセットが使えない。SONY製品であってもPS4用でないと使えないので注意が必要だ。
また、有線式で5.1chや7.1ch対応のヘッドセットであっても、PS4に対応していない場合も多い。
まずは「PS4対応」の製品を選ぶ事が前提となる。
その上で、サラウンド機能や音質、装着感、マイクミュート、ノイズキャンセルなどを吟味していこう。
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「5.1ch」「7.1ch」サラウンド対応の有無
5.1chや7.1ch環境は遊ぶゲームによっては思いのほか必要となる。理由は「音に迫力がある!」という理由だけではなく、FPSなどで対戦をしていると、「音がどの方向から聞こえてくるか(指向性)」がとても重要だからだ。
「右後方から銃声がした」と「右前方から銃声がした」では全く対処が異なるので、できれば5.1chや7.1chは構築しておきたい。
一方でそういった360度方向の対戦ゲームをしないのであれば、2.0chや2.1chでも特に問題ない。つまり本気のFPS好きなら必要というだけだ。
接続方法(有線)
有線接続にかんしては、PS4コントローラーに刺す方式と、PS4本体にUSB接続する2つの方法があり、メリットとデメリットも変わってくるので注意。
PS4本体にUSBで有線接続するメリットとデメリット
有線USBでPS4に直接接続する形は、もっともサラウンド環境を構築しやすい。加えて、無線接続による遅延も心配しなくて良いし、ヘッドホンの選択肢も多い。
PS4コントローラーに有線接続するメリットとデメリット
PS4コントローラーには3.5mmのステレオミニジャックがある。こちらに有線式のヘッドホンを差し込めば、すぐにヘッドセット環境が作れるので、最も手軽な方法と言ってもいいかもしれない。
しかも有線といっても、無線コントローラーと有線接続するので、PS4との距離は関係なく、無線接続に限りなく近い。
ただしこの方法ではサラウンド環境(5.1chや7.1chなど)を作りにくく、対応しているゲーミングヘッドセットが殆どない。
接続方法(無線/ワイヤレス)
無線接続は純正品やPS4対応製品を使うか、自分で無線環境を構築するかでメリット&デメリットが少々違う。
PS4用対応ヘッドセットを使えば簡単に無線対応できる
純正ヘッドセットやPS4対応ヘッドセットを使えば、簡単に無線接続を構築できる。
無線接続をするなら最も無難で不具合も起こりにくく、使いやすい。
基本的にBluetoothは音の遅延が起こりやすいので、遅延が起こりにくいBluetooth規格を採用している機種を選ぶと良い。
(純正品は、PS4コントローラーと同じく遅延が起こりにくいBluetooth規格)
Bluetoothトランスミッターを使うデメリット
PS4に対応したBluetoothトランスミッターを使えば、殆どのBluetoothヘッドセットが使えるようになる。
しかし推奨されていないからか不安定になりやすく、保証もされていない。
加えて一般的なBluetooth接続は音の遅延が起こるので、映像と音にずれが起こりやすくあまりお勧めできない。
手元ミュート・ノイズキャンセリングなどの機能
手元ミュートがあれば、咳払いやトイレ休憩、聞かれたくない音や会話などを一時的に遮断できるのであるとかなり便利だ。
ボイスチャットの頻度が高いなら必須と言っても良いかもしれない。
ノイズキャンセリングについては、環境による。
そもそもPS4は家の中で遊ぶわけだから、ノイズとなる音は少ないだろう。
ただ、家族の生活音や近隣の音、エアコンの音などが遮断できるので、没入感は増す。
サラウンドの質
5.1chと7.1chでどちらが良いかといわれれば7.1chの方が良い。
ただ、ヘッドセットでのサラウンド環境は擬似サラウンドなので、5.1chと7.1chの違いは感じににくい。
それよりも1つ1つの音がはっきり聞こえるかのほうがゲームでは大事なので、チャンネル数より音質の良さを重視した方が、結果的にはサラウンドとしても高品質に感じるかもしれない。
重量と装着感
長時間装着するなら、重量と装着感はとても重要だ。
30分~1時間くらいなら、どのヘッドセットでも気にならないかもしれないが、数時間プレイするとなるとヘッドセットの重みで肩こりを感じるかもしれない。
また密閉感が強いと、耳まわりが蒸れやすいので注意。
PS4用ゲーミングヘッドセットおすすめ5選
Razer Thresher 7.1
PS4 数々のゲーミングギアで高い人気を得ているRazerがPS4のために生産したヘッドセット。
一応PCでも使えるので、PS4専用ではない。
7.1chで高音質、しかもSONY純正のプレミアムワイヤレスヘッドセットと値段はあまり変わらない。
純正品にこだわらないなら、サラウンド環境の実現性や音質はこちらの方が上に感じた。
- 7.1 Dolby サラウンドサウンド – 最上級の立体音響を提供
- 50mm ドライバー – 力強い活きたオーディオを実現
- 最大 16 時間 – 一回の充電での持続時間
Astro Gaming A40 TR + MIXAMP Pro TR
有線式の7.1chサラウンドヘッドセット。
プロゲーマー用で値段もお高めだが、信頼性は高い。
アンプ(MIXAMP)を通すので、一般的名ヘッドセットより音の質が桁違いに良い上に、PCやPS4といったハードに依存せずサラウンドサウンドを手に入れることができる。
またオープン型なので、音漏れはするが、密閉型にありがちな音のこもりや蒸れが少ない。
- 対応機種:PS4 / PS3 / PC / Windows / Mac / Nintendo Switch
- 付属のMixAmpを利用し、ボイスチャットの音声とゲーム音のバランスを調整することができる
- 別売りのModKitを購入することで密閉型(クローズド型)に変更できる
キングストン HyperX Cloud II
PS4コントローラーに接続するタイプの有線ヘッドセット。
サラウンド環境は構築できないが、値段が手ごろでシンプルな設計。
接続トラブルなども起しにくく、PS4で使える高品質ヘッドセットのなかでは比較的安価。
実際に使ってみた感想は、無難で堅実の一言。
XIBERIA V10 (USB)
PS4にUSBで有線接続するタイプのヘッドセット。
サラウンド環境を構築できるのにとても安く手をだしやすい。
音質で高級品に迫るとまではいわないが、値段以上のスペックは持っている。
ちなみにUSB版と3.5mmステレオミニジャック版があるが、USB版でないとサラウンドにならないので注意。
- デュアル50mmドライバで、ひとつひとつの音をはっきりと表現
- USBプラグ、LEDライト搭載
- 7.2フィート高品質ワイヤーで、耐久性と音質を保証
SONY プレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセット
SONYが発売する純正品の7.1chサラウンドヘッドセット。
純正品ならではの信頼感があり、相性問題を気にしたくない人にオススメ。
スリムで軽いが、個人的には反面サラウンド環境が若干貧弱に感じた。