車のバックカメラをつければ、バックや駐車場入れが苦手な人でも安心。周囲の確認にも役立つので、カー用品の中でも特に人気のある電装品の一つです。そこで今回はバックカメラの選び方やおすすめ人気製品をランキング形式でご紹介します。
車のバックカメラの選び方
一口にバックカメラといっても、レンズの性能や画質は大きく違い、それにともなって使い勝手も変わってくる。自分に最適な製品を探そう。
レンズタイプを選ぶ
| タイプ | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 標準 | 距離感をつかみやすい | 見える範囲が若干狭い |
| 広角 | 距離感をつかみにくい | 見える範囲が広い |
標準タイプのバックカメラ
標準タイプは車体後方の情報をそのまま映し出してくれるので、距離感をつかみやすく初心者でも安心して使える。
バックや車庫入れが苦手な人、運転初心者にはおすすめしたいタイプ。
広角タイプのバックカメラ
一方で広角タイプは魚眼レンズのようになっていて、車体広報を180度近く確認することができる。
カバー範囲が広いので死角ができにくく、慣れてしまえばこちらのほうが安全性に安心できるかもしれない。
ただし映像が歪曲しているので、慣れていないと距離感がつかみにくいため、使い始めは注意。
魚眼レンズへの慣れはテクニックではなく感覚的なものなので、TVゲームが大好きな人だとあっさり受け入れられたりする。
主流は広角タイプ
現在の流行りは広角タイプ（魚眼レンズ）となっており、どちらが良いか迷うなら広角を購入して慣れていくのが良いだろう。
画質数を選ぶ
夜間利用が多い人は30万画素は欲しい
画質は良いに越したことはなく、画質が良くて困ることはない。ただし画質がいいほうが当然コストもかかる。
画質によって大きく変わるのは見やすさで、荒れていれば荒れているほどノイズのようなものが多くわかりにくい。
特に夜間は画質による差が大きいので30万画素以上は確保したい。
レンズの大きさも考慮して
バックカメラに限ったことではないが、レンズが大きいほど画質は安定するので、許容できる範囲でレンズの大きいものを選ぼう。
30万画素以上なら、画素数がより高いものを選ぶよりレンズが大きいほうが良いかもしれない。
夜間対策をしよう
夜間のバックカメラに期待するならライトか赤外線センサー、もしくは高感度カメラが欲しい。
赤外線、LEDライト、高感度カメラの比較表
| カメラタイプ | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 赤外線 | コストパフォーマンスが良い | ・画面が少し赤い ・他の光源を拾いやすく、みにくい |
| LEDライト | ・安定して明るい ・見やすい |
特になし |
| 高感度カメラ | ・ライトやセンサーなしでもよく見える | ・30万画素以上は必要 |
夜間のバックカメラに期待するならライトか赤外線センサー、もしくは高感度カメラが欲しい。
ライト付きであれば、赤外線だと全体的に赤く、周りの光に影響されやすいのでLEDライトのほうがおすすめ。
高感度カメラの場合は、カメラの感度で暗闇を補う形になるが、何も見えない暗闇で使うわけでもないかぎりは十分。
ライト付き＝高級ではない
「ライト付き＝高級」というわけではなく、だいたい31万画素以上なら高感度カメラなのでライト類がついていない場合が多い。
それ以下の画質となると夜間は不安なのでライトが必要となるので、むしろライト無しのほうが高級な品物が多いと言える。
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バックカメラのおすすめ製品ランキング
1位 パナソニック(Panasonic) バックカメラ CY-RC90KD
視野が広い31万画素CMOSセンサーのパナソニック製バックカメラ。小型で頑丈なので安心できる。
明るさの感度が高く、夜間でもかなり見やすいし、ノーブランド品と比べるとカメラ性能差が目に見えて違う。
人気度と認知度も高いので、迷うならこちらで良いかもしれない。
2位 カロッツェリア(パイオニア) バックカメラユニット ND-BC8-2
ノーマルタイプのパイオニア製バックカメラ。画素数は31万画素で強い日差しの中でもノイズが入りにくい。コストパフォーマンスもよくおすすめ。
わりとクリアな画質だし、特に変わった癖はない。
3位 三菱電機[MITUBISHI]汎用バックカメラ[品番] BC-100
高画質＆コンパクトな三菱製の31万画素バックカメラ。レンズがそこそこ大きく高感度なので夜間でも見やすい。
4位 Artilee バックカメラ
広角レンズで42万画素のバックカメラ。視野がとにかく広いし画質が良いので、夜間でも問題ない。
5位 AUTO-VOX バックカメラ
小型の42万画素バックカメラ。日差しや近くのライトが眩しくても比較的ノイズが入らないので安心できる。
初心者はカーナビと同じメーカーを選べば無難
性能云々は別として、搭載しているカーナビと同じメーカーの推奨バックカメラを選えば、初期不良でもないかぎり外れることはないだろう。
一方で、カーナビを搭載していない車にバックカメラを搭載するなら、映し出すためのディスプレイが必要になるので、やはりカーナビ類のモニタが必要になる。
両方購入する必要があるなら同じメーカーのバックカメラとカーナビを同時購入してしまえば、安心できるだろう。
他のメーカー品のカメラでも取り付けられるケースが多いので、電装品の取り付けに慣れているならメーカーを揃えることにこだわる必要はない。