iphoneやandroidスマホでは、手軽に高画質撮影ができる機種が多くあります。そんな中スマホでの撮影の幅を広げてくれるのが、スマホ用カメラレンズ。ズームや望遠、広角やミクロ撮影など、おすすめ製品をタイプ別にご紹介します。
スマホのカメラレンズは、実はかなり凄い。
iphoneのイメージセンサーサイズはコンデジと同じ
前述のイメージセンサーサイズでスマホとコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)を比較して見ると、スペックはあまり変わらないことが分かる。
一般的なスマホやiphone5s等では、4.8×3.6mmの1/3型レンズが搭載されている。高スペックタイプやiphone6だと1/2.3型や1/2.6型のイメージセンサーが付いている。一眼クラスの高級コンデジを除いた、1~3万円程度のコンデジだと、レンズはスマホと変わらない。
おすすめスマホ用カメラレンズ
広角/マクロ撮影におすすめ。コスパと口コミの良さが光るTT-SH014
TaoTronics カメラレンズキット3点セット(魚眼、マクロ、0.4倍広角レンズ)
180°魚眼レンズ(フィッシュアイ)、0.4倍広角レンズ、10倍マイクロレンズが(焦点距離1cm)付いたカメラレンズキット。
クリップ式コンバージョンレンズで、取付けも簡単。クリーニングクロス付き。とりあえず、色んな種類のスマホ用カメラレンズを試してみたい人におすすめ。
Sony xperiaz3、iphone6、iPhone6s、iPhone7で使用している人が確認できたが、様々なサイズに対応可能。
広角/マクロ/魚眼なんでもOK。低価格帯の中でもコスパ良し。
Qtop カメラレンズキット クリップ付きレンズ 3点セット(広角レンズ 魚眼レンズ マクロレンズ)
ほぼスペックは前述のTT-SH014と同じ。クリーニングクロスが付いてないことが唯一の違いだろう。
198°の魚眼レンズが売り。広角と魚眼メインなら絶対AUKEYカメラレンズキット
AUKEY スマホ カメラ レンズキット 3in1 (198°魚眼レンズ、15×マクロレンズ、150°広角レンズ) クリップ式
198°の魚眼レンズ、15×マクロレンズ、150°広角レンズがついたカメラレンズセット。
筐体品質もよく、低価格帯の製品では他にはない、198°の魚眼レンズが売り。またケラレ(写真の一部が欠ける減少)を最小限化する工夫もされている。
0.45倍までいける!広角撮影ならこれ。Mactrem スマホ用カメラレンズ
Mactrem スマホ用カメラレンズ 0.45倍広角と12.5倍接写 120°視野角 5cm超大口径 クリップレンズ ケラレなし
他社製品の広角レンズだと、撮影した際に周りが歪んで魚眼の様なエフェクトがかかる。それが、この製品の0.45倍広角・5cmの超大口径レンズなら最小限化できる。また、ケラレも少ない。
iPad pro、 iPad mini 、 iPad Air、 iPhone6s / 6s Plus / 6 / 5s 、Samsung Galaxy S6 / S5 、HTC、Sony Xperia Z4/Z5などの多機種対応も嬉しい。
遠くの被写体もばっちり撮れる。望遠レンズならPL-BL01
AUKEY スマホ 望遠レンズ カメラレンズ 2倍望遠 クリップ式
光学レンズを応用した望遠テレコンバージョンレンズ(テレコン)でおすすめなのがこの製品。
レンズ装着による画質劣化もなく、2倍ズーム(対角画角2倍・水平画角1.4倍)が可能。イベントやショーなど、被写体が遠くにいても綺麗に撮影ができる。
偏光レンズフィルターならこれ。AUKEYPF-C1
AUKEY 偏光レンズフィルター CPL フィルター クリップ式スマートフォン用レンズ PF-C1
偏光レンズフィルター(CPLフィルター)とは、撮影時、被写体の表面反射を除去できるフィルターだ。
例えば、水面やガラスを撮影する際に、反射による写り込みを防げる。また青空、樹葉、山肌、建物などのコントラストの強調にも適している。
カメラの性能はなにで決まる?
コンデジ、一眼レフ、ミラーレス一眼などカメラには様々な形態がある。では、その性能は一体なにで判断できるだろうか。その答えは以下の3つだ。
- F値:絞りの値。レンズの明るさ、ピントを司る
- イメージセンサー(撮像素子):レンズからの光を電気信号に変換する半導体素子
- 画素数(解像度):画素の密度を示す数値。画像の緻密さが決まる
スマホ用カメラレンズを使うときの注意点とコツ
スマホ用カメラレンズを使うときの注意点とコツを、いくつか列挙しておく。購入した際は、以下に気をつけると、よりよい撮影が可能だ。
- マクロ撮影時は手ブレが起きやすいので、小型三脚を使うとより良い
- シャッターを押す際の手ブレを防ぐためにリモートシャッターを用いても良い
- ピントをよく合わせてから撮る
- レンズを装着する前は、クリーニングクロスで汚れを拭き取る
- 厚いスマホの保護液晶フィルムを装着しているとうまく写らない場合がある
まとめ
いかがだっただろうか。スマホ用カメラレンズは、安価でも性能がよく満足度が高いものが多い。旅行などの際に、試しに買ってみるのも良いだろう。