軽いタッチに快適なタイピングを実現してくれる「メカニカルキーボード」。今回は軸の好みや機能による選び方やおすすめ商品を紹介します。
メカニカルキーボードの選び方
軸の種類を選ぶ|茶軸/赤軸/青軸/黒軸
メカニカルキーボードは、軸の種類によってタイプが分けされる。
軸は色で分けられており、茶・赤・青・黒の4種類があり、それぞれの色に応じて、打鍵感の軽さや静音性、スイッチ感が異なるのだ。
各タイプの主な特徴は以下の表を参考にしてほしい。
軸 | 打鍵感 | 打鍵音 | スイッチ感 |
---|---|---|---|
茶軸 | 普通 | 普通 | 普通 |
赤軸 | 軽い | 小さい | 弱い |
青軸 | 重い | 大きい | 強い |
黒軸 | 重い | 小さい | 弱い |
大まかに分類するとこのようになる。例えば、近くにマイクがある状態でキーボードを使用する場合は打鍵音が小さいタイプがおすすめだ。高速でのタイプが必要であれば、スイッチ感の弱いキーボードがいいだろう。
自分の求めるキーボードの質に合わせて、軸の種類を選んでいこう。
付加機能を選ぶ
キーボードは軸だけで選ぶものではない。軸を選んだら、機能面も比較しくといい。利用シーンに応じて、キーボードに求められる機能が異なるため、1つ1つ確認して、自分に合ったキーボードを選ぼう。
キータッチ無効のゲームモード
ゲームなどの場合、プレイ中に使用しないキーがあるだろう。(例:windowsキーなど)
ゲーム中に誤って押してしまうと、画面が切り替わってしまうが、そのようなキーを一時的に無効にする機能がこれだ。
LEDバックライト
バックライトでキートップが点灯する機能があると、単純に見やすくなるだけではなく、使用によってキートップの文字がかすれるようなこともなくなるので便利だ。
マクロ機能
キーボードの動作を登録することで、複雑な作業でも、繰り返し行う必要がなくなる。
作業効率を上げたい人におすすめだ。
アンチゴースト機能
キーボードには、タッチを認識してくれるタイピングの速度に制限がある。しかし、アンチゴースト機能があれば、どれだけ速く入力をしても、正常に反映してくれる。
瞬間的なキー操作が求められるゲームなどにおすすめだ。
ロールオーバー
ロールオーバーとは、複数のキーを同時に入力して操作ができる数を表している。
この数が多いほど、複雑な操作も一度に行うことができるので便利だ。
おすすめメカニカルキーボード|茶軸
①エレコム ECTK-G01UKBK
キータッチの軽さとスイッチ感のバランスが良い茶軸タイプのキーボードだ。エレコムのこの商品は、ゲーミングキーボードに必要な性能を備えており、e-sportsを楽しみたい人にオススメである。
多用するキーには、通常とは異なる形状のキーキャップをつけることで、操作性を向上。ロールオーバ機能、バックライト、ゲーミングモードなど、ゲームプレイにもってこいの商品だ。
②FILCO Majestouch2 FKBN108M/JB2z
クリアな打感が魅力のフィルコのキーボード。茶軸タイプを採用しており、タッチの軽快さとスイッチ感のバランスが取れている。耐久性や使用感も申し分なく、Nキーロールオーバーなど必要な機能を備えている。
適度な重さと心地よい打鍵音を楽しみたい方におすすめのキーボードだ。
③ARCHISS ProgresTouch RETRO AS-KBPD08/TBKNWP
使い心地の良さを追求して、長時間使っても快適なキーボードである。キーボード全体がアーチ状になっており、指にかかる負担を最低限にした上で、どのキーも押しやすいように段差がつけられている。耐久性や安心感なども優れている。
上質な打ち心地を求めたシンプルなデザインが魅力の茶軸キーボードだ。
おすすめメカニカルキーボード|赤軸
①XiaoMi YUEMI MK01
人間工学に基づいてデザインされたキーボード。キーキャップの形状はよりタイピングを軽快にしてくれる形状となっている。キーボード全体が6重層構造となっており、5000万回以上のクリックを可能にする耐久性も持ち合わせているのが魅力だ。
静音で、打鍵感も軽い赤軸タイプで、使いやすさ抜群のキーボードである。
②DREVO Tyrfing V2 DR87V2KB-4-US
ゲームをプレイする人におすすめのキーボードだ。赤軸タイプで軽快なタイピングが可能となっており、ゲームプレイに必須となる「キータッチ無効モード」や「ロールオーバー」「アンチゴースト」など高い機能性を誇っている。
全キーにRPGイルミネーションを搭載しており、発光パターンなどをお好みに調整することができる。使用環境に応じた光の強さにして、快適に使うことができるのでおすすめだ。
③FILCO Majestouch2 FKBN91MRL/JB2
耐久性や信頼性、打鍵感の快適性が売りの「フィルコ」の赤軸キーボード。打鍵音も静かで、スムーズなタイピングを実現してくれる。
また、Nキーロールオーバー機能も搭載されており、6キーまでの同時押しが可能である。
おすすめメカニカルキーボード|青軸
①ロジクール G610BL
確実性の高い打鍵感と明確なクリック音が魅力の青軸キーボード。バックライト、マクロ機能、ロールオーバー、アンチゴーストなど、高い機能性を誇っており、ゲーミングキーボードとしてハイスペックかつ、個々人の好みに合わせた使用にカスタマイズすることができる商品だ。
② オウルテック OWL-KB109CBL-BK
高速入力にもストレスを感じさせないCherry社製のキースイッチを採用したキーボード。打鍵回数5000万回にも耐える優れた耐久性とともに、ロールオーバー機能、マルチメディアキー、パームレストなど、ユーザーにとって使いやすい機能を備えている商品だ。
安定した打鍵感とすっきりとしたデザイン、充実した機能面などおすすめできるキーボードである。
③FILCO Majestouch2 FKBN108MC/JB2
雑味の少ないクリアな打鍵感は抜群の使い心地を実現している。耐久性、信頼性もともに向上させ、メカニカルスイッチらしい、カチカチとして軽快な打鍵音が魅力の青軸キーボードである。
Nキーロールオーバーにも対応しており、プロユースからゲームプレイまで幅広い用途で満足できる商品だ。
おすすめメカニカルキーボード|黒軸
①DREVO Excalibur84
テンキーをなくすことによって省スペースが可能となっており、キーボードに自由さを快適性を実現した。ゲームしようにも向いており、Nキーロールオーバーや、マルチメディア操作、バックライトなど、優れた機能性を誇っている。
適度な重みと優れたレスポンスを楽しめる商品だ。
②FILCO Majestouch Convertible2 FKBC108ML/JB2
ずっしりとした重みが快適なタイピングを実現してくれる黒軸タイプのキーボード。USBとBluetooth両方での接続が可能となっており、利便性も高い。Bluetooth接続時には、同時に4台のデバイスとペアリングができるようになっており、パソコンだけではなく、スマホやタブレットなども操作することができる。
③ARCHISS ProgresTouch TINY AS-KBPD70/LBKNWP
小型で使いやすさを重視して設計されたキーボード。キーの表面には長時間の使用による摩耗を防ぐ加工がなされており、重厚感のある打ち心地が魅力だ。耐久性と安定感も申し分なく、小型化によって省かれたキー操作に関しても「Fnキー」を使って入力することができる。
まとめ
使い心地がクセになったら虜になってしまうメカニカルキーボード。メーカーや軸の種類によって、タッチが異なるので、実際に触ってみるのもいいだろう。軸の種類や機能など、あらゆる面を比較して、自分に合ったキーボードを見つけてみよう。