Mac愛用者の方は純正キーボードを使っている人が多いのではないでしょうか。純正のほかにもMac用キーボードでは、キーボード配列や打鍵感の好みなどを自分の好みで選ぶことができます。今回この記事では選び方からおすすめMac用キーボードをご紹介します。
目次
Mac用キーボードの選び方
【重要】キーボード配列
キーボードを選ぶ際、日本語配列か英語配列かで迷う人も多いのではないか。ただ違いを理解せず選ぼうとすると、慣れるまでに時間を要する。エンジニアの方など普段から英語環境でしか使わないなど明確な理由がない限りは、日本語配列を選ぶのが無難な選択である。
【重要】打鍵感の好み
Macはバタフライ式キーボードを採用しているためタイピング時にほとんど力はいらないが、打鍵感が非常に浅い。
キーストロークが深いのが好みという方には、非常に打ちにくいつくりになっている。打鍵感の好みを持っている方はMac用キーボードの中から、自分にあったキーボードを選ぶ事をおすすめする。
テンキーを必要とするか
テンキーレスのメリットとして、手の動かす範囲が少なくスペースを取らない事が挙げられる。ただ用途や環境によっては半角・全角を切り替えがなく、記号も1回で打ち込むことができるなど作業効率が上がるメリットも有る。
実際、テンキー付きキーボードの方が種類が多く製品の選択肢が広くなるので、テンキーの有無は自分の仕事や環境にあわせて選ぶことをおすすめする。
Windowsと併用するか
Macでも使用できるキーボードはWindowsでも使うことができる。
しかしcommandキーがなかったりなどキーボード配列が異なるため、一部のキーが刻印とずれ慣れるまでに時間がかかる。
またMac専用キーボート製品は非常に少ない。Windowsとの併用を考えているならMac対応のものを選ぶのが最適だ。
純正とサードパーティ製どちらにするか
Mac純正キーボードのデメリットは主に、
- 値段が高い
- 矢印キーが打ちにくい
の2つが挙げられる。
1.値段が高い
Mac純正キーボードは、
- テンキーレス 10,584円
- テンキー付き 13,824円
- テンキーのみ 6,264円
となっている。通常サードパーティ製キーボードは数千円で購入できるが、純正となると価格が倍以上になる。キーボードにしては少し高額な値段と感じてしまうのが正直なところだ。
サードパーティ製では純正に比べコスパの良い製品が揃っている。そのため幅広い製品の中から選択できるのでとても魅力的だ。
2.矢印キーが打ちにくい
従来のMac純正キーボードに比べ、現在は左右の矢印キーが他のキーボードと同じ大きさになり、上下矢印キーが非常に小さくなってしまった。そのためタイピングミスが起こりやすく作業効率も落ちてくる。
その分サードパーティ製のキーボードは、自分好みで細かいところまで選ぶことができるので非常におすすめだ。
おすすめMac用キーボード|筆者愛用機ロジクールK380
筆者が現在使用しているのは、ロジクールの人気製品「K380」だ。
- WindowsとMacがシームレスに切り替え可能
- 静音性が高い
- 浅いストロークかつ打鍵感がしっかりある
- 信頼おけるメーカー
筆者は上記の条件で本機種を選んだ。
3台まで同時ペアリング可能
Windows、Mac、Chrome OS、Android、iOSに対応しており、もたつかずにシームレスな切り替えが可能。
最大3台同時に接続可能なので、WindowsのPC、MacBook、iPad Proで接続している。
静音性の高さと打鍵感が良い
「K380」は、浅いストロークだがしっかり打鍵感があるキーボード。家電量販店で何台も試したが、一番高速タイピングができそうなキー間隔で、押した感触も気持ちが良かった。
また、カチャカチャと音がすることもなく静かなのも高評価。
おすすめMac用キーボード|ワイヤレス
Anker ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード AK-A7726121
Ankerといえばモバイルバッテリーやスピーカーのイメージが強いが、こちらのキーボードもApple製品と相性が良い。
価格も2,000円とコスパが良く重量も200gと、持ち運びにも適している。Ankerらしいコストの割にとても質が良い特徴。キーボード配列もMac用になっており、程よい打鍵感が得られるだろう。ただ、Windowsと併用するには難しく、慣れが必要となる。
PFU Happy Hacking Keyboard Professional BT PD-KB600W
株式会社PFUが販売している、Happy Hacking Keyboardのキーボード。
エンジニアに非常に親しまれおり、打ち心地がよく打鍵感が深い為、長時間作業にも非常に適している。キーボード配列も日本語・英語を選ぶことができ、Mac/Windowsどちらも対応しているハイブリッドキーボードだ。
エレコム コンパクトBluetoothパンタグラフキーボード TK-FBP081BK
こちらのキーボードはテンキー付きモデルとなる。
無線接続・テンキー付きで価格は3000円程とコスパ抜群。Mac/Windowsどちらも対応しており、さまざまなデバイスでの使用が可能なのも魅力的だ。キーボード配列は日本語、パンタグラフ式キーボードなので、打鍵感も心地よくAnkerにも引けを取らない十分なスペックを備えているモデルの1つといえるだろう。
おすすめMac用キーボード|有線
PFU Happy Hacking Keyboard Professional2 PD-KB400W
先程も紹介したPFU社が販売している、HHKBの最上位機種の有線キーボード。
最上位機種ということもあって、一度使ってしまったら他のキーボードでの作業はできなくなるほどの打鍵感、心地よさを得ることができる。
特徴としてキーボード配列は英語配列のみとなっており、耐久性が非常に抜群だ。
最上位機種なので値段も高いが、3000万回以上のキー寿命を持っているため、一生モノのキーボードになる。こちらもMac/Windowsに対応している。
Matias Quiet Pro Keyboard for Mac US FK302Q
Mac専用サードパーティキーボード。
メカニカル方式を採用しているが、こちらのキーボードは比較的静かにタイピングが可能だ。打鍵感も深くしっかり打ち込める為、心地よく作業できる。
キーボード配列は英語のみだが、Mac専用のメカニカル式なのでとても貴重なサードパーティ製のキーボードの1つだ。
iBUFFALO フルキーボード USB接続 パンタグラフ Macモデル BSKBM01WH
キーボードの使用感がMac純正に近いモデルが良いという方に最適なキーボード。
打鍵感・シンプルなデザインが純正と似ており非常にリーズナブルな価格となっている。またキーボード配列はMac用配列・日本語配列を採用している為、違和感なく快適に作業ができる。
Mac用キーボードのよくある質問
掃除はどうしたらいい?
100円ショップで必要なものをそろえる。
- エアブラシ
- 無水エタノール
- 綿棒・ウェットティッシュ
上記の道具が準備できたら、エアブラシでキーボード間に汚れ・ほこりを除去していく。
除去しきれなかった汚れは綿棒に無水エタノールを染み込ませ、キーボード感の汚れを取り除いていく。
キーボード感の汚れを取り終えたら、ウェットティッシュまたは無水エタノールを染み込ませたメガネ拭きなどで表面を拭けば完了。
掃除する際は、パソコン・キーボードの電源は必ず落としてから掃除をするのが重要である。
まとめ
今回、Mac専用おすすめキーボードについて紹介してきた。
Mac純正キーボードもとても使いやすいが、キーボード配列や打鍵感の好みがある方はサードパーティ製のキーボードはとてもおすすめだ。
豊富な製品があるので、自分好みのキーボードを見つけることができる。おすすめしてきた商品も判断基準の1つにして、ぜひ購入を検討してみてほしい。