今回は電気シェーバーの選び方やオススメ製品をご紹介!電気シェーバーは形や機能で使い勝手や価格が全然違うので迷っている方は是非御覧ください。
電気シェーバーの3大メーカーを比較
電気シェーバー業界はPanasonic(パナソニック)、PHILIPS(フィリップス)、BRAUN(ブラウン)の3社が市場の殆どを占めている。
そのため、多くの人はこの3社から選ぶ事になるだろう。
3社は特徴が全然違うので、まずはメーカーから絞っていくといいかもしれない。
ちなみに「深剃り」と「肌への優しさ」はどちらかを重視するか、バランスを選ぶことになる。深剃り重視なら肌へのダメージが多くなるのでケアが重要だし、肌への優しさを重視すれば、深剃りは出来ない。
これは電気シェーバーが誕生してから今日に至るまで変わった事はなく、「超深剃り&超肌に優しい」というのは難しい。
とはいえ、最新の高級機になるほど肌に優しいし深剃りもしやすいのも確か。一般的には直接刃を当てるT字カミソリより、電気シェーバーの方が肌に優しいとも言われているので、極端に剛毛であったり肌に弱いわけでもないなら、あまり気にしなくても良い。
Panasonic(パナソニック)電気シェーバーの特徴
- 往復式シェーバーが多い
- 深剃りと肌への優しさのバランスが良い
- 国内ブランドなので日本人に合っている
- お風呂剃りの代名詞「お風呂剃りラムダッシュ」が人気
パナソニックはなんといっても日本人の肌や髭にあっている。極端に剛毛であったり肌に弱いというわけでもないなら、パナソニックの髭剃りを選ぶと無難かもしれない。
特にお風呂剃りにスポットを当てた「お風呂剃りラムダッシュ」は人気が高く、風呂に入るついでに髭をそりたい人には最適と言える。
BRAUN(ブラウン)電気シェーバーの特徴
- 往復式シェーバーが多い
- パワフルな深剃り
- 髭が濃い人、剛毛な人に向く
ドイツ生まれのブラウンは、とにかくパワーが強い。ガンガン剃ってくれるので、特に髭が濃い人はブラウンをオススメしたい。髭が濃くなくてもガッツリ深剃りしたいならやはりブラウンが良い。
一方で深剃りであるぶん、肌へのダメージは気にした方が良い。なるべくならアフターローションを使った方が良いだろう。肌弱い人にもあまりおすすめできない。
PHILIPS(フィリップス)電気シェーバーの特徴
- 回転式シェーバーが多い
- 肌に優しい
- お風呂剃り出来るモデルも多い
フィリップスは肌に優しい機種が多い。深剃りには向いていないが肌が弱い人はフィリップスが良いだろう。お風呂剃りはパナソニックのラムダッシュが有名だが、フィリップスもお風呂剃り出来る機種が割りと多い。
おすすめ電気シェーバー6選
パナソニック ラムダッシュ ES-LV7C
リニアモーター駆動によりパワーがあるので剛毛相手でも大丈夫。密着5枚刃が売りで深剃りも楽々と出来るのに、肌への負担が比較的少ない。かなり優等生なので、多くの日本人にぴったりフィットする。
パナソニック ラムダッシュ ES-ST2P
お手軽価格のお風呂剃りラムダッシュ。剛毛でもない、肌が弱いわけでもないというならリーズナブルなこちらでもいいかも知れない。コストパフォーマンスの良さから売れ行きは抜群に良い。
ブラウン シリーズ9 9295cc
パワフルにガンガン深剃りできるブラウンらしい4枚刃の高級機。防水なのでお風呂でも使えるし、アルコール洗浄システムによりとても清潔。ただし洗浄液も常備する必要が出てくる。
ブラウン ブラウン シリーズ7 7867cc
シリーズ7はシリーズ9より1つ下のモデル。刃が1枚すくなく3枚となっている。「肌に優しく丁寧なシェービング」という意味ではシリーズ9に1歩劣るがその分コストパフォーマンスが良い。「剛毛で困っている」「クセ毛が酷い」というわけでないなら、こちらで十分。
9000シリーズ S8980/13
9000シリーズはフィリップスにおける最上位モデル。稼動域が広いためより細かく丁寧に素早く剃れる。刃も性能が良く切れ味は抜群だ。
「丁寧で素早く剃れる」ことが無駄になる事はないから、多くの人におすすめ出来る。
7000シリーズ S7520/26
9000シリーズとくらべると1ランク下のモデル。9000シリーズほどの稼動域はないが、9000と同じくらい切れ味は抜群。「9000シリーズは高すぎる」「そこまで急いでない」というならこちらで充分。
電気シェーバーの選び方
往復式と回転式の違い
往復式は素早く深剃りするのに向いている。反面、動作音が大きくメンテナンスにも手間がかかりやすい。そのため各社往復式の高級機は、自動洗浄できる洗浄器を付属している場合が多い。
回転式はお肌への負担が少なく動作音も静かでメンテナンスも比較的簡単だ。そのかわり深剃りや早剃りには向いていない。
お風呂剃り出来るかどうか
お風呂剃りをするなら、防水モデルを選ぶ必要がある。単に防水というだけでなく「お風呂剃りOK」と書いてある方が良い。その意味でパナソニックの「お風呂剃りラムダッシュ」はそのままの名前なのでわかりやすく安心感があるが、実は各社お風呂剃りOKのモデルを出している。
手入れのしやすさ
電気シェーバーは1~2年に一度刃を交換する必要があるが、それだけでなく日々のメンテナンスも必要となる。メンテナンスが面倒だという人は、各社高級機の自動洗浄ドッグがついているタイプが好ましい。
高級機を買う余裕はないが、手入れは面倒というなら、往復式より回転式の方が手入れは簡単。
高級モデルと1万円以下モデルの違い
ざっくりといってしまえば、深剃り力や丁寧に剃れるかなど、電気シェーバーの根幹が違う。髭が濃くなくても、高級機の方が手早くささっと剃れるので、無駄にはならない。また高級機は本体と一緒に自動洗浄器を付属する事が多い。自動洗浄が出来ると手入れはとても簡単だ。
一方で「手入れくらい自分でやる」「そんなに急いで髭を剃らない」「深剃りに興味はない。身だしなみとしてセーフならそれで良い。」というなら、1万円以下のモデルは魅力的だ。
主力の電気シェーバーメーカー三社はハイエンド、ミドルクラス、ローエンドと3タイプ出しているので、高級機は買えないけど、ローエンドじゃ不満というならミドルクラスという選択肢がある。
洗浄システムの違い
洗浄システムは各社大きくは違わないが、ブラウンだけは除菌力の高いアルコール洗浄システムを採用している。ただし洗浄液も購入、常備する必要がでてくるので、面倒さはある。
ちなみにブラウン以外のメーカーを購入したとしても、(自己責任になるが)自分でアルコール消毒することは出来る。
「全自動洗浄器」が付属するモデルも
機種によっては、洗浄から乾燥を行ってくれる全自動洗浄機が付属するモデルもある。清潔さを重視する人は、この点も是非考慮に入れてほしい。
メンテナンスは必須
どこの会社の電気シェーバーであろうと、ちゃんとメンテナンスしないと雑菌が増えて、とても臭くなるし不衛生なのには変わりない。メンテナンスが面倒なら、多少高価になるが洗浄機の付いたモデルの方がいいだろう。
またお風呂シェーバーをお風呂場に置きっぱなしにするのもかなり危険。ニキビや肌トラブルの原因となりかねないので、使い終わったらちゃんとメンテして乾かしてあげよう。
携帯性を考える
電気シェーバーを自宅でしか使わない、旅行先や出張中はT字カミソリを使うというなら、携帯性は特に気にしなくて良い。
一方で電気シェーバーを持ち歩きたい、会社でも使いたいというなら、コンパクトなサイズや軽量のモデルは嬉しい。
持ち歩きやすさ重視なら乾電池式の電気シェーバーという選択肢もあるが、乾電池式のコンパクトタイプには性能面で不安を抱える物も多いので注意。
充電方式の違い
交流充電式
交流充電式とは、コンセントから給電しながらでもシェーバーが使える方式。
スマホをイメージすると分かりやすいと思うが、急に充電が切れた時でもさっと使えるメリットがある。
充電式
逆に充電式は、給電中は本体を動かすことができない。これは安全面から取られた措置で、風呂場等水場で感電しないように配慮されている。
基本期に、ウェット剃り(お風呂剃り)対応のシェーバーに多い。
保証期間の違い
長く使いたい製品なので、保証期間も見ておいたほうが良いだろう。
ご紹介した3社だと、ブラウンとPanasonicが1年、フィリップスが2年となっている。
肌への負担の違い
電気シェーバーはT字カミソリよりはずっと肌に優しいが、その中でも特にPHILIPSの回転式シェーバーが肌に優しい。
肌を洗浄できるアタッチメントが付属している機種もあるので、ニキビや肌荒れに悩んでいる方は、そちらを選ぶのも良いだろう。