寒い季節になると、部屋の中にいてもひどく寒い。誰しもそんな経験をしているでしょう。そんな季節に役立つのが暖房器具。中でも、燃料が入らず簡単に空間を暖めることが可能な電気ストーブがおすすめです。でも電気代が高く解いてしまうんじゃ…と不安に感じている方に、今回はおすすめのセラミックヒーターご紹介します。中型〜小型のものをご紹介するため、電気代をなるべく抑えることも十分可能ですよ。それではチェックしていきましょう。
セラミックヒーターの選び方
セラミックヒーターといっても、どんなものを選べばいいのか分からない方も少なくない。そんな方へ、セラミックヒーターの選ぶ方についてご紹介する。
置き場所に適した対応面積を選ぶ
見落としがちだが、電気ストーブを置きたいと想定している部屋の大きさや環境に応じて、電気ストーブの対応面積を選ぶ必要がある。そうしなければ、きちんと思うように空間を暖めることが難しい。
例えば、10畳ほどのリビングに、6畳しか対応しない電気ストーブを設置しても”暖まるのは一部分のみ”で部屋全体をしっかり暖めることができないといったパターンだ。
購入前にサイズはもちろん、対応面積を確認し、余裕を持った対応面積の製品を購入するのが大切だ。
搭載センサーの種類を選ぶ
次に検討すべきな点が「搭載センサー」だ。電気ストーブにすでに搭載されているセンサーにも様々な種類がある。
種類 | 効果 |
---|---|
人感センサー | 人の動きを感知すると自動でストーブのオンオフを行う機能 |
セーフティサポートセンサー | ヒーターにカーテンなどの障害物が近づいたときに自動で電源オフする機能 |
省エネセンサー | 自動で無駄な電気代を節約を促すために運転状況などを確認できる機能 |
おすすめセラミックヒーター|人気ランキング
【1位】人感センサーで電気代を無駄なく|SHARP HX-ES1-W
プラズマクラスター搭載のセラミックファンヒーター。常に空気浄化を行なっているため、使用エリアの空気を綺麗に保つことが可能だ。また、人感センサーが搭載されており、人の多い少ないを判断し効率的な運転状況へ切り替える。人がいないと感知されると、1分後に運転停止となるため、無駄に電気代をかけることがない。
適用面積 | 4~8畳 |
消費電力 | 最大約1150W |
機能 | 人感センサー、消臭・空気洗浄機能、チャイルドロック |
【2位】コンパクトかつ速暖で場所を選ばない|山善 DF-J121(W)
山善のコンパクトで薄いデザインのセラミックヒーター。スイッチを入れて2秒で、あっという間に空間を暖めることができる。そのため、すぐに暖まりたい脱衣所やデスク下などで使用する場合に適している。
もし誤ってヒーターを転倒させてしまった場合でも、自動で運転オフにする「オートオフ機能」も搭載されている。そのため、お子様やペットがいるご家庭でも場所を選ばずに使用可能だ。
適用面積 | 6畳 |
消費電力 | 1200/1100(強)・600/550(弱)W |
機能 | 転倒オートオフ機能 |
【3位】切タイマーで電気代を抑える|Panasonic DS-F1204-W
Panasonicのシンプルなセラミックファンヒーター。電源の切り忘れを防止するための「切タイマー」が搭載されており、ついつい電源をつけたままで電気代がかさむということを防ぐことができる。また、温風の向きを上下に変えられるルーバーがついており、乾燥しないように使用することも十分可能だ。
適用面積 | 5畳 |
消費電力 | 1,170W |
機能 | 転倒時電源オフ機能 |
【4位】人・温度を感知し節約に|アイリスオーヤマ JCH-12DH
人感センサー搭載のセラミックファンヒーター。人感センサーにより、人の動きを感知して運転する。さらに、室温連動モードにより室内温度を感知し無駄な加熱を防ぐ。これらの機能により、無駄なヒーター使用を防ぎ電気代節約に繋げることが可能だ。
また、スリムなデザインのため狭い空間にでもサイズを気にせずに置くことができ、場所をとらない。
適用面積 | 6畳 |
消費電力 | 1260W |
機能 | 人感センサー、室温連動モード |
【5位】必要な空間にのみしっかり熱を与える|コイズミ KPH-1253/W
人感センサーが搭載されているセラミックヒーター。人がいるかを感知し、必要な場面にのみ運転することで電気代を節約することが可能。さらに、1~3時間のオフタイマー機能により、切り忘れ防止にも役立てることができる。
広いところではあまり暖かくならないセラミックヒーターだが、自動首振機能がついているため、複数人いる空間でもまんべんなく熱を与えられる。
適用面積 | 6畳 |
消費電力 | 1200/1150W |
機能 | 人感センサー、オフタイマー、二重安全転倒スイッチ |
おすすめセラミックヒーター|小型タイプ
【1位】安全性の高い小型ヒーター|Vaimen SH-QN05
小型のセラミックファンヒーター。コンパクト設計のため、ヒーターを置く場所に困らない。また、電源をつけて2秒で瞬時に暖めることが可能であるため、脱衣所などの特に寒く狭い空間に役立つ。もちろん、転倒防止・サーモスタット搭載のため、過度に高い温度になると自動的に運転停止になり安全面にも配慮されている。
適用面積 | 6畳 |
消費電力 | 900/450W |
機能 | 風量3段階切り替え機能、指示ランプ |
【2位】移動が楽でシンプルな操作性|Melophy G250
コンパクトで小型なセラミックヒーター。取っ手付きで持ち運びに便利なデザインのため、使いたいところへ簡単に移動可能だ。また、省エネ設計かつシンプルな操作性のタッチパネルであることから、誰でも簡単に使用できる。トイレや脱衣所などにおすすめだ。
適用面積 | 8畳 |
消費電力 | 950/650W |
機能 | 風量3段階切り替え機能、表示ランプ、転倒時オフ機能 |
【3位】お子様でも安心設計|MIBOTE DH-QN02
シンプルなデザインの小型セラミックヒーター。転倒オフ機能が搭載されているため、誤って倒してしまっても自動で運転停止となるため安心して使うことが可能。
お子様がいる部屋などで、勉強中に足元に置くためのヒーターとしておすすめだ。
適用面積 | 4畳半~8畳 |
消費電力 | 950/650W |
機能 | 転倒時電源オフ機能、首振り機能 |
セラミックヒーターのよくある質問(電気代等)
セラミックヒーターの電気代目安
セラミックヒーターを使用したときの電気代目安は、以下の通りである。
消費電力 | 1時間 | 8時間 | 1ヶ月 |
---|---|---|---|
600W | 約16円 | 約130円 | 約4,000円 |
800W | 約21円 | 約170円 | 約5,000円 |
1000W | 約27円 | 約220円 | 約6,500円 |
1200W | 約32円 | 約260円 | 約8,000円 |
1500W | 約40円 | 約320円 | 約10,000円 |
お好みのセラミックヒーターの消費電力に当てはめて参考にすると、家計のイメージがわきやすくなるためおすすめだ。
セラミックヒーターの電気代を節約するには?
では、セラミックヒーターを使用する上で、なるべく電気代を安く抑えるためにはどうすることが望ましいのだろうか。
ポイントは、タイマー機能やセンサーが搭載されたものを選んで使用することだ。
タイマー機能
無駄に長時間暖房機能を使ってしまい、高い電気代になってしまうことを防ぐことが可能。
人感センサー
「必要な時だけ」空間を暖めることが可能な機能。
なぜなら、人感センサーが人が電気ストーブの近くにいるかを確認し、いないと判断されると自動で電源を落としてくれるからだ。結果、無駄な電気代を抑えることができる。
このような機能を活用し、必要なときにだけ効率的に暖房機能を使用する方法がおすすめだ。なるべく無駄な電気代を抑えることが可能になる。
セラミックヒーターの便利な機能は?
前述した機能以外にも、チャイルドロックや転倒オフ機能など安全面に考慮した機能が多数存在する。特に、お子様やお年寄りがいるご家庭ではしっかりと配慮して機能を検討する必要がある。
加湿機能
暖房機能だけでなく、加湿も合わせて行うことができる機能
空気清浄機能
暖房しているときに合わせて空気を洗浄する機能
チャイルドロック
子供が加熱部分を触るなどのシーンにて、自動で運転をオフにする機能
転倒OFFスイッチ
ストーブが転倒しかけたときに運転が自動でオフになる機能
セラミックヒーターのメリット・デメリットは?
最後にセラミックヒーターを使用するメリットとデメリットについてご紹介する。
セラミックヒーターのメリット
- 狭い空間を暖めるのに適している →脱衣所、トイレ、キッチンなど
- 比較的早く温風が出て暖めることが可能
セラミックヒーターのデメリット
- 広い空間ではあまり暖めることができない
- 温風が出る音が少しうるさい