テント内のリビングスペースを広く取れる2ルームテント。10万円以上するタイプも多くありますが、今回は、初心者にもおすすめな【5万円以下】に絞った定番のツールームテントを厳選してご紹介します!
ツールームテントのメリット
ツールームテントとは、一般的にインナーテント(寝室部分)にリビングスペースが付属した一体型のテントのこと。オールインワンテントやロッジドーム型テントとも呼ばれる。
ツールームテントメリットは、
- タープとテント両方を所有するよりコンパクト
- テント内に荷物を仕舞えるので防犯になる
- 雨天時でも荷物が濡れない
- 雨天時でもギア・タープを撤収しなくて済む
- 暖房を使えば冬でも暖かい
- ランタン、バーナー、料理も可能
上記のようなものがある。
特に急な雨に見舞われても心配がないのと、荷物を盗まれにくいというメリットが大きい。居住性を求めるのなら、ツールームテントはおすすめだ。
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おすすめ2ルームテント定番5選
大本命はColeman(コールマン)
コールマン テント ラウンドスクリーン2ルームハウス [4~5人用] 170T14150J
▼4~5人用ベストバイ▼
4~5人用のツールームテントの定番が、コールマンのツールームテント。
ドームテントにスクリーンタープとキャノピーが付いた一般的なタイプ。キャノピーは3面開放可能。また、インナー後方も開放できるため、夏でも快適に過ごせる。
耐久性もあるので、これから本格的にキャンプを始めたい!という初心者のエントリーモデルとしても人気。迷ったらこちらをおすすめしたい。
人気ナンバー2。North Eagle(ノースイーグル)
North Eagle(ノースイーグル) テント リップツーリングドーム200 [2~3人用] NE171
▼2~3人用ベストバイ▼
大人3人が寝れるサイズのツールームテント。
前述のテントのようにキャノピーは付いていないが、前室が広めに取ってあるので使いやすい。重量もかなり抑えられている。
大人2~3人で使用するには、かなりコストパフォーマンスがよい製品だと、口コミ評価も高い。設営・撤収も速く出来るので、初心者にもおすすめだ。
デザインとコスパが好評!CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) オルディナ スクリーンツールームドームテント
▼デザインが好評▼
寝室スペースは大人3~4人が寝れるサイズのテント。
前室のリビングスペースはかなり大きめなので、テーブルを広げて食事ができる。デザインも良く、こちらも人気の売れ筋だ。雨が降ってもすぐ移動でき、靴も濡れない。
キャプテンスタッグ キャンプ テント エクスギア ツールーム ドーム 270 [4-5人用]UA-18
▼低価格で広い▼
大人4人が使うのに適したツールームテント。
インナーテントの形状により、サイズ以上の広さを感じるデザイン。ベンチレーションも装備しているので、結露もおきにくい。
老舗定番ブランド、ロゴス(LOGOS)
ロゴス(LOGOS) テント ROSY ドゥーブル XL [4~5人用] 2ルームタイプ 収納バッグ付き
アウトドアブランドで老舗のロゴスの売れ筋ツールームテント。
前室とキャノピーがある広々タイプ。カラーも珍しいのでキャンプ場で迷うこともない。
ツールームテントの選び方
キャノピーの有無
キャノピーがあるとクーラーボックスなどの大きな荷物を置いたり、バーベキューをしたりするのに便利。少しかさばるが、あると便利なのでおすすめ。
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ツールームテントを使用する季節
ツールームテントは通年使用できるタイプが多いが、季節によってオプションパーツを付け替えて、快適に過ごしたい。
夏は遮光性・遮熱性能重視で
夏にツールームテントを使用する場合は、シートに紫外線・UVカットコーティングがされたものがおすすめ。
また、元々ツールームテントは虫除け機能があるが、一度虫が入ると構造上駆除しにくい。ハッカ水スプレーを体につけたり、渦巻き香を炊いたり、睡眠時はノーマットを設置すると安心。
冬メインの場合
冬にツールームテントを使用する場合は、結露対策としてベンチレーション搭載のテントがおすすめ。
通気性をよく出来るので、結露防止になる。
【捕捉】雨対策もしっかり!
万が一雨が降った時に備えて、高耐水加工・防水加工がされた、耐水圧1500~2000mm程度あるテントを選んでおくと安心。防水スプレーなどでメンテナンスするとより良い。
ツールームテントの風対策は?
ツールームテントを砂利道や河原で使用する場合は、思うようにペグが刺さらず、風に煽られてしまうこともある。
風対策をするためにもペグは付属のペグに加えて、剛性がある長いペグを買い足すのがおすすめ。
また、ペグをクロス打ちしたり、三角打ちすると、より強度が増す。
ツールームテントの結露対策は?
ツールームテントで冬暖房を付けると、結露が発生する。前述の通り、ベンチレーションが搭載されたテントを買う以外にも対策があるのでご紹介したい。
テントの下にシートを置く
まずは、グランドシートやフロアカーペットやインナーシートをテントの下に敷いて、湿気・冷気を緩和するという対策。
その際は、水が侵入してこないように、テントの内側に収まるようにしこう。
テントを張る場所を工夫する
また、テントを張る場所を工夫するのも大事なポイント。
草地は地中の水分が多いので、結露の原因になる。なるべくなら植物が生えてない土部分を選ぼう。
おすすめブランド
中~高価格帯の定番ブランドは、耐久性も高く、オプションパーツも多いのでおすすめ。まず1つ手に入れるなら、定番ブランドをおすすめしたい。
snow peak(スノーピーク)
スノーピークは新潟発の日本製メーカーとして、安心の高い品質を提供するアウトドアブランド。比較的高価格帯の商品展開だが、近年若者や本格アウトドアを楽しむ中高年層にも人気を博している。
LOGOS(ロゴス)
ロゴスも、馴染み深い日本メーカーの1つだろう。日本メーカーの中でも比較的安価で、性能も良いので、長年使うファンも多い。メイプルリーフのロゴは、キャンプ場でもよく見かけるブランドの1つだ。
Montbell(モンベル)
モンベルも日本発の老舗ブランド。使いやすさと、縫製や素材選びの細かさから耐久性が高いことで人気。長く愛用したい人におすすめ。
Coleman(コールマン)
100年以上の歴史を持つアウトドアブランドコールマン。緑とベージュのカラーは、キャンプ場で一番見かける配色なのではないだろうか。しっかりとした品質であるのに、初心者でも手を出しやすい価格帯が人気。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
キャプテンスタッグは、設立40年ほどの低~中価格帯のアウトドアブランド。なんといっても品質に対してのコストパフォーマンスが魅力。タープ以外にも、アウトドア用品を数多く取り扱っている。
DOPPELGANGER(ドッペルギャンガ)
ドッペルギャンガーは、若者に人気の比較的低価格帯を抑えるブランド。ビビットなカラーやデザインが人気。ロードバイクなどの自転車でも有名。
キャンパルジャパン(小川キャンパル)
タープの張り方”小川張り”の生みの親である小川キャンパル。コールマン同様100年以上の歴史をもつ老舗ブランド。比較的高価格帯ではあるが、その耐久性高い製品が好評。
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まとめ
いかがだっただろうか。
ツールームテントは設営に慣れれば、かなり居住性が高いテントとなり、手放せなくなること間違いなしだ。この記事が選ぶ際の参考になれば幸いだ。