今回は大人気のゲームからちょっとマニアックなゲームまで、おすすめのボードゲームをご紹介!選び方のポイントもご紹介します。
プレイ人数別|おすすめのボードゲームランキングTOP6
【プレイ人数|2人-4人/運要素|強】カタン スタンダード版
世界で最も有名なボードゲームの一つであり、「ボードゲームには詳しい」という人間は皆知っているだろう。
無人島を舞台にして開拓していくゲームで、開拓地を増やしたり、街を繁栄させたり、道を拡張したりしながら得点を稼いでいく。最終的に先に10ポイント選手したほうが価値となり、わりと奥が深い。
プレイ人数は3人または4人がベスト。しかし、2人用の特別ルールも設定されているため汎用性が高い。
攻略の肝はプレイヤー同士の交易による駆け引き。利害関係や相手を上手に言いくるめる交渉術が必要となるため、子供とキャッキャと遊ぶことも出来るが、大人同士になると超頭脳戦の幕開けとなる。
ポイントの計算や資源のバランス、対戦相手との関係を考慮する必要があることから、子供の知育にも良いとされている。ちなみにスタンダード版は基本パックであり、拡張版を購入することでゲームのボリュームやバリエーションを増やすことが出来る。
【プレイ人数|3人-6人/運要素|強】海底探検
潜水艦から深海に潜ってお宝を探そうというゲーム。深く潜れば潜るほどより良い財宝が手に入るが、酸素ボンベは全員で一つを共有しているので、無理をすると全員溺れる。
お互いに邪魔をしながら、時に酸素を使い込んで奥に行かせないようにしたりと駆け引きが楽しい。
大きな紙ボードを必要としないし、パッケージがコンパクトでオブジェクトもちょっとおしゃれ。かつ皆で遊べるので旅行中のお供にも最適。
ルールを把握してしまえばテキストの要素はないので、ルールブック(日本語、英語、中国語、韓国語)を一度確認してもらうだけで、外国人と遊ぶこともできる。
【プレイ人数|2人-7人/運要素|低】Drei Magier オバケだぞー
マス目自体は簡単なすごろくのようなものなのだが、自分のコマにお化けカップをかぶせたり、シャッフルしたりするうちにどのコマが自分のコマだかわからなくなってくるのがポイント。
「これが自分コマかな?」と予想をつけながらすすめ、ゴールした時にはじめて誰が勝ったかわかる。
上記のルールのために、勝負の途中から誰が勝っているかわかりにくく、プレイヤー全員に勝機を感じさせてくれるので、「俺も負けじゃん。消化試合になった。。」みたいなテンションの下がりが少ないのがポイント。
一回が15分~と比較的短いので、スキマ時間にもおすすめ。
【プレイ人数|2人-5人/運要素|強】カルカソンヌJ
自分の所有地からタイルを広げていき、陣地を増やしていくゲーム。城壁で街を囲ったり、道を伸ばしていく必要があり、攻略方法は様々だがルールはわりとシンプル。
大人から子供まで遊べるし、少人数でもたのしいので、受け入れやすいゲーム。
カルカソンヌJは標準パックに加え、「観光」を含む3種類のバリエーションがセットになっているので、ボリュームがあり長らく遊べる。
カタンほどでないにしろ、ボードーゲーム好きにはわりと浸透しているゲームであり、クセも強くなく誰でもプレイしやすい。
【プレイ人数|4人-10人/運要素|強】人狼DX
国内でもブームとなった人狼ゲーム。元々はヨーロッパに昔からあるトークバトルゲームだが、日本の出版社である幻冬舎が国内用にデザインして販売しているので、良い意味で海外のゲームであることを感じさせない。
だれが人狼なのかという、いわゆる犯人探しが肝となるので、イタズラ好きなら狼役になったときワクワクするだろう。
昼はだれが人狼なのかを投票で予想し追放、夜は人狼が暗躍して人を一人ずつ食べていくという設定的にはかなりハードでホラー要素たっぷり。
心理戦になるので、サイコロの目などではなく、推理力や口の上手さが決め手となる。DX(デラックス)となっているのは、新しいカードが5種類追加されており、新たに「ハンター」「共有者」「妖狐」「独裁者」「タフガイ」という役職が増えている。
【プレイ人数|2人-4人/運要素|強】枯山水 新装版
ボードゲームの中でも非常に珍しい和のテイスト満載の枯山水。タイルを引いて自分のボードに追加していくタイプのゲームだが、得点力は美しい模様になるかで決まる。
相手のタイルを奪ったり、いらないタイルを他のプレイヤーに譲ったりと駆け引きをしながら枯山水庭園の完成を目指す。
どちらかというと奪うより譲る要素が強く、いわゆる「友達なくす系」のゲームではないため、気軽に楽しくプレイできるのもポイント。
絶対楽しい!ボードゲームの失敗しない選び方
ボードゲームを選ぶ際、ゲーブ自体が楽しいかは個人の感覚なので別として、選ぶ上でしっておきたいポイントもいくつかある。
対象年齢は意外と重要
対象年齢と聞くと、国産のコンテンツなら参考程度の印象が強く、とても小さな子供のためでもなければ、あまり意識しない人も多いかもしれない。
しかし、マニアックな海外のボードゲームになってくると、対象年齢が上がると非常にルールが複雑で子どもが覚えるには難しかったり、国産ではありえない過激な設定がでてきたりする。
たとえば、「テロチームと警察チームに分かれて警察を出し抜いて爆弾でどれだけ被害を与えられるか!」なんて設定のゲームもある。
ゲームの風合いがダークだったり、バイオレンスだった場合は対象年齢がどの程度なのかも確認しておこう。
頭脳戦はメンバー次第
対象年齢もそうだが、頭脳戦の風合いが強いと、子供と大人が混ざって遊んだ場合、子供が圧倒的に不利なので、運要素の高いゲームのほうがファミリー向けといえる。
また大人同士でも駆け引きが得意なタイプと苦手なタイプの人の差が極端だとゲームにならないため、運要素があるかは非常に重要。
頭脳と運の要素両方が入っているゲームがボードゲームには多いが、マニアックなボードゲームになると、その辺のバランスがおかしいゲームもある。
プレイ人数
しっかりと確認したいのが想定しているプレイ人数。2人で遊べるものもあれば5人以上や、場合によっては10人程度で遊ぶゲームもある。
基本的に人数が多い方がワイワイ遊べるのは確かだが、参加できる人数が少ない場合は、最大参加人数が元々少ないゲームで遊ぼう。
最大参加人数が10人みたいなゲームを2人でやると2人でババ抜きをしているような感覚になり、面白さが半減してしまうかもしれないからだ。
所要時間
ボードゲームは1回10分で終わるゲームもあれば、2時間位かかるゲームもある。会社や学校の休み時間で遊ぶなら、短い時間で遊べるほうが良いし、週末にガッツリ遊ぶなら長時間遊べるゲームを選ぶのも良いかもしれない。
特に気にしていないなら30分くらいの程よいゲームがおすすめ。長時間ゲームで中盤から勝敗がほぼ決している場合、それでも楽しめるかは負けん気の強さやムードメーカーが必要となってくるので、かなり人を選ぶ。
ローカライズされているか(海外ゲームの場合)
海外のボードゲームの場合、日本語の説明書は非常に重要。
箱のデザインからすべて外国語の場合、中身のカードなどもすべて外国語な可能性が高く、説明書の出来によってはルールすら理解出来ないかもしれない。
反対にしっかりとローカライズ(日本語化)している製品もあり、そちらの場合は言語のトラブルはなくスムーズに遊べる。
初心者はなるべく、外箱から日本語が記載されており、できれば説明書がしっかりしているのか、わからない場合は対象年齢などから難解なゲームなのか判断しよう。
コンパクトになるか
大判のボードを必要とするボードゲームは収納に困るかもしれれない。パッケージサイズを確認して収納しやすいかどうかをしっかりと確認しておこう。
旅行のおともに持っていく場合は特に重要で、コンパクトで軽いほうが扱いやすい。