アイスクリームを自作したことがある人しか知らない事実。それは、市販のものより美味しくできること。レシピも豊富で、自分なりのアイスをつくれます。今回は、口コミ評価が高いアイスクリームメーカーを厳選してご紹介します!
目次
アイスクリームメーカー2タイプを比較
アイスクリームメーカーには、大きく分けて2つの種類がある。冷凍容器使用タイプとコンプレッサー内蔵タイプがある。
比較点 | 冷凍容器 | コンプレッサー |
---|---|---|
価格帯 | 2,000~ | 50,000~ |
所要時間 | ◯/30分~ | ◯/30分~ |
予備冷却 | △/必須 | ◎/なくてOK |
サイズ | ◯/小さめ | △/大きめ |
作れる量 | △/少ない | ◎/多い |
冷凍容器使用タイプ
冷凍容器使用タイプは、家庭用に一般的に流通されている、事前に専用容器を数時間予備冷凍しておく必要があるタイプ。
冷凍庫にスペースを確保する必要があり、1日に作れるアイスの量も限られているが、家庭用なら問題ないだろう。
コンプレッサー内蔵タイプ
一方コンプレッサー内蔵タイプは、かなり高額で業務用にも使われる本格派。
容器の予備冷凍が必要なく、材料さえあれば30分おき程度に何度でも作れるのが魅力。大人数での使用を考えている方はこちらがおすすめ。
アイスクリームメーカーおすすめ製品の比較
【はじめに】~3000円の製品をおすすめしない理由
アイスクリームメーカーは、価格帯が幅広い。中には2~3000円台の製品もある。しかし、本記事では低価格帯の製品をあえてご紹介しない。
理由は、
- モーターの回転熱でアイスが溶ける
- 材料を投入部分が狭い
- 羽根が取り外しにくく洗い辛いため不衛生
などの報告が多いからだ。
内部のモーターは、熱を冷却したり、外に排出するために高い技術を必要とする。また、低価格帯の製品はアイスを混ぜる羽根の耐久性も低い。
そんな安物買いの銭失い機種は省いて、厳選したものをご紹介したい。
ベストバイは貝印のアイスクリームメーカーDL0272
冷凍庫で冷やした保冷ポットに材料を入れ、アイスクリームメーカーにセットし約20分で手作りアイスクリームが完成。30分程度かかる製品も多いので、完成までの速さは評価できる。注ぎ口も大きく、材料も入れやすい。
- 最大容量1L
- 定格電圧/100V 定格消費電力/10W
- 定格周波数/50/60HZ
- 重量/約2.3Kg
- コードの長さ/約1.7m
- サイズ/外寸:直径20.7×高さ23cm
予備冷却なしで手軽。パナソニック コードレスアイスクリーマー
一般的なアイスクリームメーカーだと、専用容器の冷凍庫での冷却が数時間~数十時間単位で必須。しかし、この製品は違う。
- 混ぜ合わせた材料を容器に入れる
- 蓋を締めてスイッチを押す
- 予備冷却なしで冷凍庫に3時間入れて完成
という手軽さなのだ。冷凍庫に大きな容器をずっと入れておけなかったり、ついつい予備冷却を忘れたりしたとしても、このアイスクリームメーカーなら心配ない。
- リチウム電池CR123A 2個使用
- 電池寿命 (-20℃時)約25回
- 大きさ約 直径167×高さ135mm
- 本体重量:615 g
- 週1回のアイスクリーム作りで約半年間電池交換不要
予備冷却が8時間で済む!ドウシシャのDIC-920
ドウシシャのアイスクリームメーカーは、一般的な予備冷却時間は10時間~という中で、8時間という短時間での冷却で済むのが売り。夜に材料を仕込んでおいて、朝ごはんのデザートに食べることもできる。
- 定格電圧:100V
- 定格周波数:50/60Hz
- 定格消費電力:12W
- サイズ:210×210×268mm
大容量!クイジナートのアイスクリームメーカー
一般的なアイスクリームメーカーは、せいぜい1L程度の容量だが、クイジナートのアイスクリームメーカーは1.9Lと約2倍の量を一度に作れるのが特徴。カラーバリエーションもシルバーとレッド2色展開あり、デザイン性も申し分ない。
食べきりサイズが2つ作れる。ドウシシャのKDISW-1230
お子さんがいる家庭におすすめのアイスクリームメーカー。同時に2種類のアイスが少量食べきりサイズで作れる仕様。片方だけでも作れる。
- サイズ:32.5×19×22cm
- 本体重量:1kg
半手作りタイプ。サーモスの真空断熱 アイスクリーム メーカー
普通にアイスクリームを手作りしようと思うと、ヘラで混ぜなくてはならない。こちらの機種もヘラで2回ほどかき混ぜる手間があるが、きちんと美味しいアイスが出来上がる。手作りの補助的役割として導入するのはアリだろう。
家で、ソフトクリーム!?クイジナート ソフトクリームメーカー
自宅でソフトクリームが作れるなんて、夢がある。
アイスクリームメーカーの使い方/材料
必要な材料は
- 生クリームまたは牛乳
- 卵黄
- 砂糖
- お好みで具材
というシンプルなものだ。
この材料を予備冷却した容器にいれ、アイスクリームメーカーに入れてスイッチを押す、それだけだ。
具材は後から混ぜ合わせた方が、粉砕せずに済む。
アイスクリームメーカー選びの注意点
保冷容器が冷凍庫に入るか
意外と材料を入れる容器が大きいのがアイスクリームメーカーの特徴。既にパンパンに冷凍庫に食材をいれている家庭は、間違いなく入らないだろう。その場合は、片付けるか冷凍庫に入れないタイプを選ぼう。
並行輸入品の電圧
アメリカなど海外メーカーの並行輸入品も数多くあるため、何ボルトかも見ておこう。一般的に海外はAC120Vで動作するが、変換プラグ等を用いれば問題なく作動する。
アイスクリームメーカー活用レシピ
超簡単!牛乳+シロップ(はちみつ)のみのレシピ
手抜きをしてデザートが食べたい場合は、牛乳+シロップを注ぐだけでも、十分美味しいアイスが作れる。アイスというよりソルベに近いが、カチカチにはならない。普通この材料でタッパーなどで作ると、決勝が大きくなり、固まってしまうので注意。
完全無添加かつ手軽で、赤ちゃんなどにも良さそうだ。糖質制限やカロリー制限をしているときのデザートにも嬉しい。
マンゴーヨーグルトアイスクリーム
ヨーグルトを使ったあっさりヘルシーなレシピも。
- ヨーグルトと砂糖をボウルに入れ、泡立て器などで混ぜてなめらかにする。
- マンゴーはさっと洗って細かく刻み、(1)に加えて軽く混ぜる。1時間~一晩おいておく。
- 内容器を保冷容器にセットし、(2)を入れる。
- 付属のヘラで内容器の側面の固まった材料をそぎ落としながら、10分程度ゆっくりと混ぜる。
- ある程度固まったら、フタをして10分放置する。
- フタを取り、仕上げに5分程度かき混ぜてできあがりです。
付加材料のアイデア
- クリーミーな口当たりにしたい場合、コーンスターチを入れる
- 生クリーム代わりに豆乳を入れてダイエットにも
- リキュールを入れて大人の味に
- チーズ+レーズンの変わり種も合う
- 熟しすぎた柿を入れる
- 砂糖の代わりにメープルシロップ
- 砂糖の代わりに黒糖そしてごまもイン
- コーンや枝豆を入れてあっさりと