ZOZOHEATとZOZOHEAT COTTONを注文したので開封レビューしてみました。手持ちの無印綿混あったかインナーと、ユニクロヒートテックがあるので、そちらとの比較もしてみます。色味、着用感、暖かさ、首周りや腕周りなど、細かい部分までレビューしていきます。
目次
ZOZOHEAT/ZOZOHEAT COTTONの注文~到着まで
ZOZOHEATとは
ZOZOHEATとは、ZOZOTOWNがプライベートブランド(PB)として打ち出すシリーズ。これまでにジーンズやオックスフォードシャツ、Tシャツやスキッパーなどを展開。
今回新登場したZOZOHEATは、メリノウール混の吸湿発熱インナー「ZOZOHEAT」と、肌にやさしい天然コットンの吸湿発熱インナー「ZOZOHEAT COTTON」の二種類。
ZOZOHEAT注文の流れ
商品を選択後、
- 身長
- 体重
- 年代
- 性別
- バスト
の項目を入力。すると、
- 胸囲
- 着丈
- 袖丈
が自動的に算出されるので、好みや体の特徴に合わせて長さをカスタマイズすれば完了。今回は自動で算出された数値で、そのまま注文してみた。
ZOZOHEATはセール価格だよ
キャンペーン期間中のZOZOHEATはなんと790円!ユニクロヒートテックの感謝祭価格程度まで値下げされており、対抗意識が伺える。
2日ほどで到着
A4ほどのかっこいいパッケージで到着。これはテンションが上がる。
ZOZOHEAT/ZOZOHEAT COTTON着用レビュー
ZOZOHEAT/COTTONどちらも、ウィメンズはUネックとバレエネックの展開で、メンズはクルーネックとVネックの展開となっている。カラーは、ZOZOHEATがオフホワイト(アイボリー)/ブラックで、ZOZOHEAT COTTONがホワイト/ブラックの展開。
今回は、どちらも白系統のカラー、首元が空いているバレエネックを選んでみた。
色味の違い(オフホワイトは若干黄色み有)
▼ZOZOHEAT(左)はオフホワイト、ZOZOHEAT COTTON(右)はホワイト
左のZOZOHEATはオフホワイトという表示だが、濃いオフホワイトというか若干黄色みがかっているように見える。
ZOZOHEAT COTTON(右)は完全なホワイト。比べてみるとホワイト系統でも全然違うことが分かるだろう。(どうせならどっちもホワイトが良かった気がする)
着丈や腕周りの着用感
腕周りはちょうどよい
前述の通り筆者は、自動算出された長さでオーダーした。すると、腕の長さは八分袖~九分袖程度の長さで仕上がるようだ。
腕周りは、キツすぎず緩すぎずで丁度いい。手首のあたりも、窮屈感なく、かといって服の下に着用していてずり上がってくることなく、着心地が良い。
着丈は2cm程長め
着丈は伸ばすと骨盤くらいの長さ。無印やUNIQLOと実際に比較してみたが2cmほど長かった。着る洋服によっては長過ぎることもあるので、ここはカスタマイズしても良さそうだ。
小話)無印良品綿混あったかインナーと比較
無印良品綿混あったかインナーは、腕周りがきつめに作られているかつ、腕丈が若干短めだ。腕周りの窮屈感から開放されたい方には、ZOZOHEATがおすすめだと言える。
素材によるチクチク感と着心地
素材
ZOZOHEATは、アクリル46%、レーヨン44%、毛6%、ポリウレタン3%、ベトナム製という表示。
ZOZOHEAT COTTONは、綿95%、ポリウレタン5%、タイ製という表示。
ZOZOHEATはチクチクするのか
ZOZOHEATを着てみた感想は「ん…若干縫い目のあたりがチクチクする?」という感じで少々がっかりした。しかし、一度水通しして再度着たところ、チクチク感は気にならなくなっていた。どんな素材であれ、最初は毛が立っているものなので、馴染んできてから真価を判断すると良いだろう。
筆者は、以前ユニクロヒートテックUネックTを着用していたが、時間が経つと脇腹のあたりが痒くなってしまうため処分した。アトピー持ちではないものの、ユニクロで痒くならない人もいるので、肌は弱い方だと言える。
ZOZOHEATは、そんな肌が弱い人にもおすすめできるインナーだと言えるだろう。
ZOZOHEAT COTTONはもちろんチクチク無し
ZOZOHEAT COTTONは、ほぼ綿で作られているためか、全然チクチクしなかった。
ZOZOHEAT/COTTONの着心地
ZOZOHEATは、テンセルモダール使用と言うだけあり、滑らかな肌触りで柔らかく適度なストレッチも効いており、凄く着心地が良い。
一方ZOZOHEAT COTTONは、パリッとした生地感で「あ~綿着てる~」というすっきり感がある。これからの時期というよりは、春先~初夏にかけて着たい素材感。
ZOZOHEATの首周り
ZOZOHEAT
ZOZOHEAT COTTON
首周りは、どちらも広すぎず狭すぎずで、ヒートテックUネックTと同程度で汎用的。無印良品の綿混あったかインナーは、同じバレエネックでも広めの印象。
個人的に、これくらいの幅のほうが着心地が良いので評価が高い。首元が開いているような洋服でも、まず見えないだろう。
ZOZOHEATは冬でも暖かいのか
試しに、20℃の室温で、上に無印のオーガニックコットンパジャマを着て、各1時間ずつ過ごしてみた。
ZOZOHEATは冬でも十分過ごせそう
ZOZOHEATは高品質メリノウールにテンセルモダール繊維を巻いた特殊糸を使った生地を使用していて、高い吸湿発熱性が特徴だそうだ。
確かに着用して3分もすると、「あっ、暖かい…」とじわじわくる感じがある。室外に出ると流石に寒いが、冬でもエアコンをつけた室内であれば十分2枚重ねで過ごせそうだ。
ZOZOHEAT COTTONでは物足りないかも
ZOZOHEAT COTTONは、ZOZOHEATのようにじんわりくる暖かみはないものの、極寒でなければ過ごせそう。秋~真冬というより、春~夏にかけて活躍しそうだ。
ZOZOHEATを着て寝るとどうなるか
ユニクロの極暖を着て寝ると暑すぎることがあるが、ZOZOHEATはどうなのか。後日追記したい。
ZOZOHEAT/無印あったかインナー/ユニクロヒートテックの徹底比較
各社インナー比較表
製品名 | 暖かさ | 素材 | 定価 | チクチク感 |
---|---|---|---|---|
ZOZOHEAT | ★★★ | アクリル46%、レーヨン44%、毛6%、ポリウレタン3% | 990円 | なし |
ZOZOHEAT COTTON | ★ | 綿95%、ポリウレタン5% | 1,290円 | なし |
ユニクロヒートテック | ★★★ | ポリエステル38%、アクリル32%、レーヨン21%、ポリウレタン9% | 990円 | あり |
ユニクロヒートテック極暖 | ★★★★★ | レーヨン46%、アクリル30%、ポリエステル19%、ポリウレタン5% | 1,990円 | なし |
無印綿混あったかインナー | ★★ | 綿47%、アクリル30%、レーヨン16%、ポリウレタン7% | 1,290円 | なし |
各社の首周りの比較
極暖はUネックなので詰まり気味、ZOZOHEATとZOZOHEAT COTTONはオーソドックスなバレエネック、無印はブラジャーのストラップが見えるレベルで広め。鎖骨の位置で比べると一目瞭然だろう。
写真にはないが、UNIQLOの一般的なヒートテックはZOZOHEATに近い。なので、極端なバレエネックが好みの方には無印良品がおすすすめ。
各社色味の比較
ZOZOHEATが黄色みがかったオフホワイト、ZOZOHEAT COTTONがピュアホワイト、無印はZOZOHEATほどではないがホワイト、極暖もホワイト。ZOZOHEATは真っ白だと思って買うと期待はずれになりそうなので注意。
まとめ|暖かさ/着心地で選ぶならどれ?
着心地で選ぶならZOZOHEATかUNIQLO極暖
チクチク感、伸縮性、着丈…など着心地を左右する要素は色々とあるが、着心地で選ぶならレーヨン割合が高い、ZOZOHEATか極暖(エクストラウォーム)をおすすめする。
無印の綿混あったかインナーもチクチク感はないのだが、サイズジャストを選んでも腕の長さが短く、服を上に来ているとずり上がってくるのが不満なので、選択肢からは外れそうだ。
暖かさで選ぶならUNIQLO極暖
極暖は、価格が上がってしまうが、記事が圧倒的に分厚くて一番暖かい。しかも、薄手のヒートテックのようなチクチク感がなくて快適。
ZOZOHEATも真冬用の暖かいシリーズを出してくれると、候補に入るだろう。