ZOZOHEAT/COTTON着用レビュー。無印/ユニクロと徹底比較→着心地No.1は?

ZOZOHEATとZOZOHEAT COTTONの外装 (1)

ZOZOHEATとZOZOHEAT COTTONを注文したので開封レビューしてみました。手持ちの無印綿混あったかインナーと、ユニクロヒートテックがあるので、そちらとの比較もしてみます。色味、着用感、暖かさ、首周りや腕周りなど、細かい部分までレビューしていきます。

ZOZOHEAT/ZOZOHEAT COTTONの注文~到着まで

ZOZOHEATとは

ZOZOHEATとは、ZOZOTOWNがプライベートブランド(PB)として打ち出すシリーズ。これまでにジーンズやオックスフォードシャツ、Tシャツやスキッパーなどを展開。

今回新登場したZOZOHEATは、メリノウール混の吸湿発熱インナー「ZOZOHEAT」と、肌にやさしい天然コットンの吸湿発熱インナー「ZOZOHEAT COTTON」の二種類。

ZOZOHEAT注文の流れ

ZOZOHEAT 注文画面3

商品を選択後、

  • 身長
  • 体重
  • 年代
  • 性別
  • バスト

の項目を入力。すると、

  • 胸囲
  • 着丈
  • 袖丈

が自動的に算出されるので、好みや体の特徴に合わせて長さをカスタマイズすれば完了。今回は自動で算出された数値で、そのまま注文してみた。

ZOZOHEATはセール価格だよ

ZOZOHEAT 注文画面2キャンペーン期間中のZOZOHEATはなんと790円!ユニクロヒートテックの感謝祭価格程度まで値下げされており、対抗意識が伺える。

2日ほどで到着

ZOZOHEATとZOZOHEAT COTTONの外装 (1)

A4ほどのかっこいいパッケージで到着。これはテンションが上がる。

ZOZOHEAT/ZOZOHEAT COTTON着用レビュー

ZOZOHEAT/COTTONどちらも、ウィメンズはUネックとバレエネックの展開で、メンズはクルーネックとVネックの展開となっている。カラーは、ZOZOHEATがオフホワイト(アイボリー)/ブラックで、ZOZOHEAT COTTONがホワイト/ブラックの展開。

今回は、どちらも白系統のカラー、首元が空いているバレエネックを選んでみた。

色味の違い(オフホワイトは若干黄色み有)

▼ZOZOHEAT(左)はオフホワイト、ZOZOHEAT COTTON(右)はホワイト

ZOZOHEATとZOZOHEAT COTTONの色比較 (1)

左のZOZOHEATはオフホワイトという表示だが、濃いオフホワイトというか若干黄色みがかっているように見える。

ZOZOHEAT COTTON(右)は完全なホワイト。比べてみるとホワイト系統でも全然違うことが分かるだろう。(どうせならどっちもホワイトが良かった気がする)

着丈や腕周りの着用感

ZOZOHEATの腕周り (1)

腕周りはちょうどよい

前述の通り筆者は、自動算出された長さでオーダーした。すると、腕の長さは八分袖~九分袖程度の長さで仕上がるようだ。

腕周りは、キツすぎず緩すぎずで丁度いい。手首のあたりも、窮屈感なく、かといって服の下に着用していてずり上がってくることなく、着心地が良い。

着丈は2cm程長め

着丈は伸ばすと骨盤くらいの長さ。無印やUNIQLOと実際に比較してみたが2cmほど長かった。着る洋服によっては長過ぎることもあるので、ここはカスタマイズしても良さそうだ。

小話)無印良品綿混あったかインナーと比較

無印良品綿混あったかインナーは、腕周りがきつめに作られているかつ、腕丈が若干短めだ。腕周りの窮屈感から開放されたい方には、ZOZOHEATがおすすめだと言える。

素材によるチクチク感と着心地

ZOZOHEATとZOZOHEAT COTTONの素材比較 (1)

素材

ZOZOHEATは、アクリル46%、レーヨン44%、毛6%、ポリウレタン3%、ベトナム製という表示。

ZOZOHEAT COTTONは、綿95%、ポリウレタン5%、タイ製という表示。

ZOZOHEATはチクチクするのか

ZOZOHEATを着てみた感想は「ん…若干縫い目のあたりがチクチクする?」という感じで少々がっかりした。しかし、一度水通しして再度着たところ、チクチク感は気にならなくなっていた。どんな素材であれ、最初は毛が立っているものなので、馴染んできてから真価を判断すると良いだろう。

筆者は、以前ユニクロヒートテックUネックTを着用していたが、時間が経つと脇腹のあたりが痒くなってしまうため処分した。アトピー持ちではないものの、ユニクロで痒くならない人もいるので、肌は弱い方だと言える。

ZOZOHEATは、そんな肌が弱い人にもおすすめできるインナーだと言えるだろう。

ZOZOHEAT COTTONはもちろんチクチク無し

ZOZOHEAT COTTONは、ほぼ綿で作られているためか、全然チクチクしなかった。

ZOZOHEAT/COTTONの着心地

ZOZOHEATは、テンセルモダール使用と言うだけあり、滑らかな肌触りで柔らかく適度なストレッチも効いており、凄く着心地が良い。

一方ZOZOHEAT COTTONは、パリッとした生地感で「あ~綿着てる~」というすっきり感がある。これからの時期というよりは、春先~初夏にかけて着たい素材感。

ZOZOHEATの首周り

ZOZOHEAT

ZOZOHEATの首周り (1)

ZOZOHEAT COTTON

ZOZOHEAT COTTONの首周り (1)

首周りは、どちらも広すぎず狭すぎずで、ヒートテックUネックTと同程度で汎用的。無印良品の綿混あったかインナーは、同じバレエネックでも広めの印象。

個人的に、これくらいの幅のほうが着心地が良いので評価が高い。首元が開いているような洋服でも、まず見えないだろう。

ZOZOHEATは冬でも暖かいのか

試しに、20℃の室温で、上に無印のオーガニックコットンパジャマを着て、各1時間ずつ過ごしてみた。

ZOZOHEATは冬でも十分過ごせそう

ZOZOHEATは高品質メリノウールにテンセルモダール繊維を巻いた特殊糸を使った生地を使用していて、高い吸湿発熱性が特徴だそうだ。

確かに着用して3分もすると、「あっ、暖かい…」とじわじわくる感じがある。室外に出ると流石に寒いが、冬でもエアコンをつけた室内であれば十分2枚重ねで過ごせそうだ。

ZOZOHEAT COTTONでは物足りないかも

ZOZOHEAT COTTONは、ZOZOHEATのようにじんわりくる暖かみはないものの、極寒でなければ過ごせそう。秋~真冬というより、春~夏にかけて活躍しそうだ。

ZOZOHEATを着て寝るとどうなるか

ユニクロの極暖を着て寝ると暑すぎることがあるが、ZOZOHEATはどうなのか。後日追記したい。

ZOZOHEAT/無印あったかインナー/ユニクロヒートテックの徹底比較

各社インナー比較表

製品名 暖かさ 素材 定価 チクチク感
ZOZOHEAT  ★★★ アクリル46%、レーヨン44%、毛6%、ポリウレタン3% 990円 なし
ZOZOHEAT COTTON 綿95%、ポリウレタン5% 1,290円 なし
ユニクロヒートテック ★★★ ポリエステル38%、アクリル32%、レーヨン21%、ポリウレタン9% 990円 あり
ユニクロヒートテック極暖 ★★★★★ レーヨン46%、アクリル30%、ポリエステル19%、ポリウレタン5% 1,990円 なし
無印綿混あったかインナー ★★ 綿47%、アクリル30%、レーヨン16%、ポリウレタン7% 1,290円 なし

各社の首周りの比較

極暖はUネックなので詰まり気味、ZOZOHEATとZOZOHEAT COTTONはオーソドックスなバレエネック、無印はブラジャーのストラップが見えるレベルで広め。鎖骨の位置で比べると一目瞭然だろう。

写真にはないが、UNIQLOの一般的なヒートテックはZOZOHEATに近い。なので、極端なバレエネックが好みの方には無印良品がおすすすめ。

各社色味の比較

ZOZOHEATが黄色みがかったオフホワイト、ZOZOHEAT COTTONがピュアホワイト、無印はZOZOHEATほどではないがホワイト、極暖もホワイト。ZOZOHEATは真っ白だと思って買うと期待はずれになりそうなので注意。

まとめ|暖かさ/着心地で選ぶならどれ?

着心地で選ぶならZOZOHEATかUNIQLO極暖

チクチク感、伸縮性、着丈…など着心地を左右する要素は色々とあるが、着心地で選ぶならレーヨン割合が高い、ZOZOHEATか極暖(エクストラウォーム)をおすすめする。

無印の綿混あったかインナーもチクチク感はないのだが、サイズジャストを選んでも腕の長さが短く、服を上に来ているとずり上がってくるのが不満なので、選択肢からは外れそうだ。

暖かさで選ぶならUNIQLO極暖

極暖は、価格が上がってしまうが、記事が圧倒的に分厚くて一番暖かい。しかも、薄手のヒートテックのようなチクチク感がなくて快適。

ZOZOHEATも真冬用の暖かいシリーズを出してくれると、候補に入るだろう。

最終更新日:2018/12/18