今回は、【数千円~1.5万円以下】と手を出しやすく、初心者向けの汎用性が高く万能なトラウトロッドをご紹介。また、初心者向けのトラウトロッドの選び方を詳しく解説していきます。
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トラウトロッドの選び方
トラウトロッドを初めて選ぶ方は、「最初に購入する1本はどう選べば良いのかな?」とお悩みの方も多いことだろう。
まずは、そんなお悩みを抱える方向けに、トラウトロッドの選び方について見ていきたい。
結論から述べておくと、アクションは【パラボリックアクション】、硬さは【SUL/UL】、長さは【6ft前後】がおすすめだ。
トラウトロッドのアクション(調子)
トラウトロッドのアクションには、ファーストアクションとパラボリックアクションの2種類ある。以下が比較表。
ファーストアクションとパラボリックアクションの違い
比較 | 1st | パラボ |
---|---|---|
ティップ割合 | 70% | 60% |
ピンポイント | 得意 | 普通 |
ルアー | 軽量 | 重め |
スタイル | 積極的 | 待ち |
おすすめはパラボリックアクション
パラボリックアクションは、ティップ部分がファーストアクションより短く、竿自体の反発を利用し、初心者がキャストしても距離が出るという特徴がある。
トラウト(マス/ニジマス)の特徴である”獲物を咥えてからの捕食時間が短い”という特徴がある。パラボリックアクションだと食い込みまでの時間が取れるので、初心者にも扱いやすい。
トラウトロッドの硬さと長さ
パワークラスは上から、以下の種類がある。
大河川/湖(ディープエリア)
- ヘビー(H)
- ミディアムヘビー(MH)
大規模な河川や、湖の中でもディープエリアは、7ft以上のロングロッドがおすすめ。中級~上級向けフィールドとなる。
渓流/湖
- ミディアム(M)
- ミディアムライト(ML)
- ライト(L)
- ウルトラライト(UL)
表層ミノーイングであれば7ft前後、幅が狭いフィールドであればそれ以下のトラウトロッドでも良い。初~中級者向け。
管理釣り場用
- スーパーウルトラライト(SUL)
- エクストラ・ウルトラライト(XUL)
初心者には、1本でも扱えるルアーが多い、管理釣り場用のスーパーウルトラライトがおすすめ。長さは、6ft前後が良い。
おすすめトラウトロッド
初めての1本におすすめ、ダイワ トラウトXシリーズ
初めての1本としてよく選ばれるのが、トラウトXシリース。初心者におすすめのウルトラライト(UL)の展開も多い。
ダイワ ロッド トラウト X 55UL
トラウト X 55ULは、シリーズの中でも全長が一番短く、自重も75gと最軽量。竿先がしなり、重めのジグヘッドだと飛距離も出やすい。
ネジレを抑えるXテープ(BRADING X)を搭載し、本格エリアトラウトモデルとしても選ばれている。
ダイワ ロッド トラウト X 60UL
前述の55ULよりも少し長めのトラウトロッド。フィールドを想定して長めが良い人はこちらがおすすめ。
携行性も良い本格モデル、アブガルシア
アブガルシア(Abu Garcia) トラウトロッド マスビートエクストリーム MES-584UL
ウルトラライトのスピニングロッドタイプ。継数4つの、持ち運びがしやすい4ピースタイプ。
ロッドは、スモールポンドや ストリームエリアなどロッド操作に制限を感じるフィールドでも十分使え、1.6g前後スプーンやミノ―系など幅広く楽しめるのが特徴。
アブガルシア(Abu Garcia) トラウトロッド TroutinMarquis Nano TMNC-485UL-TE MGS
ウルトラライトのベイトロッドタイプ。継数5つの、持ち運びがしやすい5ピースタイプ。
「ナノカーボンブランク」、「マイクロガイドシステム」、「超軽量AIR グリップ」を採用し、従来モデルよりさらなる軽量化を図っている。
本格派入門機なら、SHIMANO(シマノ)
シマノ ロッド トラウトワン エリア スペシャル 60SUL
耐久度を上げつつ軽量化に余念がないシマノ。低価格帯の製品に比べて少し重めではあるが、軽量で高感度な中空構造の「シマノオリジナルリールシート」を採用し、使い勝手が大きく向上している。
安さで選ぶならTuring Monkey(ツリモン)
Turing Monkey(ツリモン) 鱒レンジャー改 SP40
ロッドのターゲットは20〜40cm程度のトラウト用ロッド。あまり聞かないブランドだが、比較的安価でレビューも良好なので、まずどんなものか使っていたい人におすすめ。
【番外編】安さで選ぶならハラ(TIGA)
ハラ(TIGA) Glassy(グラッシー)562FUL / グリーン
とにかく安く抑えたい人におすすめなのがこちら。お遊びに一本欲しい!という方やセカンドロッドとして持っておく人が多い印象。こちらの竿で試してみて、もっと良いのが欲しくなればレベルを上げる、という選択肢もあるだろう。
トラウトロッドの基礎知識
ベイトロッドとスピニングロッドの違い
トラウトロッドにはベイトロッドとスピニングロッドの2タイプの竿がある。
ベイトロッドの特徴
ベイトロッドは、単純構造で収納性や携行性が高い。その分糸巻き量が多いのも特徴。構造上、縦に巻き上げるため糸がヨレず、パワーロスががないのも嬉しい。
また、サミング(ラインの放出量を調節すること)しやすく、無音着水ができピンポイントを狙いやすく、初心者にもおすすめだ。
スピニングロッドの特徴
スピニングロッドは、ガイド(持ちて部分の突起)が大きく、スピニングリールを使用するとライン抵抗が抑えられ飛距離が伸びるのが特徴。
ベイトロッドと比べて軽くて繊細なルアーを扱う。
トラウトロッドの素材
使い勝手や使用中の疲れに影響してくるのがロッドの素材。
ご紹介したトラウトロッドは、軽量で感度も良いカーボン製がほとんどだが、重い分粘りがあるグラス製や、ボロン、バンブーもある。初心者であれば一般的なカーボン製で問題ないだろう。
スプーンを巻く/リトリーブの釣りって?
トラウト釣りには、いくつかの楽しみ方がある。その一つが、初心者にもおすすめのリトリーブだ。
リトリーブは、リールを巻いてルアーを泳がせるテクニックのこと。一定速度で巻くだけだと思われがちだが、それが結構難しい。
リトリーブでは、ロッド全体の反発力を使えたり、遠投ができたり、魚の動きに追従できる特徴をもつパラボリックアクションを使用するのがおすすめ。
他にも、ミノーイング、ボトムの縦釣り、トップウォーターなどがある。
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