金属?非金属?タイヤチェーンの選び方&おすすめ製品特集

スリップする危険のあるシーンでは、タイヤチェーンがあると安心。突然必要になった時のために購入して保管しておくのも手でしょう。そこで今回はタイヤチェーンの選び方やおすすめ製品をご紹介します!

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タイヤチェーンの選び方

タイヤチェーン選びでとにかく大事なのは、タイヤチェーンのタイプ。それぞれメリットとデメリットがあるので最適なものを選ぼう。

タイヤチェーンのタイプ

種類 メリット デメリット
金属チェーン ・壊れにくい ・走行音がうるさい
・乗り心地がよくない
非金属チェーン ・装着が簡単
・走行音が静か
・耐久力が金属に劣る
・価格が高め
布製タイヤカバー ・装着がとても簡単 ・チェーン規制時に認められない場合がある

金属チェーン

金属チェーンは亀甲タイプとラダータイプ(はしご状)のものがある。亀甲タイプのほうが縦横の効きがよく信頼性が高めで、ラダータイプは安価だが横滑りに弱い。

昔のものよりは快適になっているが、走行音と乗り心地の問題が大きい。ただ、他のタイヤチェーンよりも丈夫なので、タフさを重視するなら金属チェーンが良い。

非金属チェーン

価格が少し高めだが、信頼性が高く静かで使いやすい。現在もっとも人気のタイプで、タイヤ全体を包むタイプや部分的に包み込むタイプ、スパイクピンの多さや形状など、種類がとても豊富。

金属チェーンに比べると耐久力が落ちるが、それでも壊れやすいというわけではないので。使用時のデメリットが最も少ない。

布製タイヤカバー

布製タイヤカバーはタイヤにかぶせるだけでいいのでとにかく装着が簡単。効きもよくそこそこの評価を得ているが、チェーン規制時には認められない可能性もあるため、タイヤチェーンとしては立場が曖昧。

タイヤチェーンおすすめランキング

1位 カーメイト バイアスロンクイックイージーQE10【2017年モデル】

出典:www.amazon.co.jp
カーメイト
CARMATE
バイアスロンクイックイージーQE10
JASAA認定 非金属タイヤチェーン

JASSA認定の非金属タイヤチェーン。さらにドイツの検査協会であるTUVの認定もうけている。スパイクピンの数がとても多く、アイスバーンへの食いつき性能が良い。

材質も高性能ポリウレタンエラストマーを使用しており、マイナス20℃でも硬質化せず切れにくい。

2位 イエティ SWITZERLAND

出典:www.amazon.co.jp
Yeti
イエティ
SWITZERLAND
JASAA認定品

スイス生まれで日本で改良された非金属タイヤチェーン。JASSA認定をうけており、静音性が高く走りはスムーズ。独自のロックシステムにより取り付けがとても簡単で、自動締め付け機能により自然にタイヤにフィットする。

3位 カーメイト バイアスロンクイックイージーQE6【2016年モデル】

出典:www.amazon.co.jp
カーメイト
CARMATE
バイアスロンクイックイージーQE6
JASAA認定 非金属タイヤチェーン

バイアスロンクイックイージーの2016年モデル。こちらもJASSA認定の製品で、2017年度版とおなじくスパイクピンの数がとても多い。すでに生産終了しており、2017年度版と比べるとコストパフォーマンスが良い。

4位 オートソック オートソックハイパフォーマンス ASK685

出典:www.amazon.co.jp
AutoSock
オートソック
オートソックハイパフォーマンス
ASK685

布製タイヤカバータイプの製品。取り付けがとても簡単で初心者でもすぐに装着させられるだろう。非常に軽く、使わないときは超コンパクトになるので、とりあえず車載されておくのも良いかもしれない。

5位 コムテック コンパクト収納スピーディア SX-107

出典:www.amazon.co.jp
コムテック
COMTEC
コンパクト収納スピーディア
SX-107

金属チェーンタイプの製品で、非常にタフ。取り付けにはコツがいり、しっかりチェーンの増し締めをしないとチェーンが切れてしまう可能性があるので注意。

慣れてしまえば装着自体はそこまで難しくなく、金属チェーンなのでコンパクトに収納できる。

JASAA認定の製品がベスト

JASSA(一般財団法人日本自動車交通安全用品協会)はタイヤチェーンに対して、性能にたいする基準を設定しており、審査で合格すると「S」マークが付く。

認定品の長所は以下の通り

  • 道路の破損が少ない
  • 着脱が容易
  • 滑らかな走行
  • アイスバーンに強い
  • 600km以上の耐久性
  • 高速道路の本線やインターチェンジの坂道をすべてクリア
  • 関越トンネルを装着したまま走行できる

(JASSA公式情報より抜粋)

上記全ての審査を通らなければSマークはつかないので、タイヤチェーンとしては非常に信頼できる商品であることがわかる。

逆にSマークがついていないと、いずれかの条件を満たしていないことになるので、デメリット面や信頼性については個人で確認、納得する必要があるだろう。

スタッドレスタイヤとタイヤチェーンの違いは?

スタッドレスタイヤは通年利用できて、雪が降ってもそのまま走れるという楽さが目立つ。そのため初心者にも最適で、タイヤ交換まで季節を気にせずに済む。

タイヤチェーンはどんなに簡単でも「装着する」という手間がついてまわるので、スタッドレスタイヤと比べると面倒くさい。

しかし、雪にたいする走破性はタイヤチェーンのほうが確実に上で、アイスバーンでもしっかりとグリップしやすい。

ちなみにどちらか一方だけを選ぶ必要はなく、とりあえずスタッドレスタイヤにして豪雪になったらタイヤチェーンをつけるというのが最も賢いかもしれない。

 

最終更新日:2018/12/18