白物家電で必須となる、洗濯機。今回は、洗濯機の中でも比較的低価格帯の縦型洗濯機をご紹介します。小型の一人暮らし用から、家族向け大容量サイズまで、人気機種を比較してみます!
まず、洗濯機の容量を選ぼう
洗濯機を選ぶ際に悩むのが、容量。
容量が大きくなるほど、一度に洗濯できる量が増える。しかし容量と比例して価格帯も上がり、本体サイズも大きくなる。
買い替える場合、目安が分かりやすいが、もし目安を知りたい場合は下記をご参考いただきたい。
下記は1日分の洗濯物量の平均値【1.5kg】を参考に目安を試算している。1~2週間程まとめて洗濯したい人は、多めに見積もると良いだろう。
形態 | 頻度 | 目安容量 |
---|---|---|
一人暮らし | 週2,3 | 4kg~ |
一人暮らし | 週1 | 5kg~ |
二人暮らし | 週2,3 | 6kg |
二人暮らし | 週1 | 8kg~ |
ファミリー | 週2,3 | 8kg~ |
予算5万!人気のおすすめ洗濯機を比較
【3~5kg台】一人暮らしに人気のおすすめ洗濯機
ハイアール 3.3kg 全自動洗濯機 Haier JW-K33F-W
ご紹介する洗濯機の中で、最もコンパクトなのがこちら。
幅が44cm、奥行が46cm、高さが82cmとかなり小型。どうしても洗濯機置場が小さい場合や、小さく収めたい場合におすすめ。
ハイアール 4.5kg 全自動洗濯機 Haier JW-C45A-K
5kg以下の中でも、売れ筋なのがこちら。
汚れの少ない時は「お急ぎコース10分」で洗濯時間を短縮できたり、ブラウスやシャツは「しわケア」「弱」を選択することで、干した時にしわがつきにくく、アイロンがけが楽に仕上がる。
忙しいビジネスマンや、頻繁に洗濯をした家庭に便利だ。
パナソニック 5.0kg 全自動洗濯機 NA-F50B9-S
▼自由研究社イチオシ▼
国内メーカー、5kg以下、口コミ評価良好な製品で絞った時、お買い得なのがこちら。
基本的な機能の他、洗濯後の衣類に柔軟剤の香りをしっかり残す「香りしっかりコース」も搭載。
5kg以下であれば一番おすすめしたい製品だ。
日立 全自動洗濯機 「白い約束」5.0kg NW-5WR-W
国内メーカーで5万円を切る価格かつ、口コミ評価も高い機種。
「風脱水」「洗→風脱コース」などの機能で、干し時間が短縮できる工夫がされている。
小型なので設置がしやすいのも人気の秘密だ。
ハイアール 5.5kg 全自動洗濯機 Haier JW-C55A-K
こちらもハイアールの売れ筋。
風乾燥機能で干し時間を短縮できたり、2~24時間後に終了設定できる「予約タイマー」があったり、がんこな汚れを落とせる「つけおきモード」がある。
1~2週間まとめて洗濯したい単身者におすすめだ。
ハイアール 5.5kg 2槽式洗濯機 Haier JW-W55E-W
▼二槽式でこの価格▼
一際評価が高いのが、ハイアールの二層式洗濯機。
下着と衣服、タオルなど分けた洗いたい人に便利。水も少なく済むということで、高評価が相次いでいる。
【6~7kg台】二人暮らし/まとめ洗いに人気のおすすめ洗濯機
ハイアール 6.0kg 全自動洗濯機 ホワイトHaier JW-K60M
2~3人暮らしで、週に数回洗濯する方におすすめなのがこちら。価格もこの容量ではかなり安価となっている。
基本的な機能のほか、「毛布コース」搭載で、3kg以下の毛布をネットに入れて、家でも洗える。
シャープ 6.0kg 全自動洗濯機 SHARP 穴なし槽 ES-GE60R-P
6kg以上、国内メーカーでかなり安価なのがこちら。
少ない水でも洗える穴なし槽は、外槽とのすき間にムダな水をためない構造となっており、節水ができる。また、槽クリーン機能があり、槽内を清潔に保てる。
東芝 全自動洗濯機(DDインバーター洗濯機) AW-6D3M(T) AW-6D3M(T)
少し予算オーバーするが、東芝でも比較的安価な製品を発見した。
汚れがつかない洗濯槽「マジックドラム」と、夜でも洗濯できる「低振動・低騒音設計」が売り。
ハイアール 7.0kg 全自動洗濯機 ホワイトHaier JW-K70M(W)
7kgでかなり安いのは、安定のHaier。特徴は6kgのものと同じ。
【8kg~】まとめ洗い/家族に人気のおすすめ洗濯機
8kgとなると、とたんに5万円以下がなくなる。申し訳ないが、ここからは予算オーバーしてしまう。
日立 8.0kg 全自動洗濯機 HITACHI ビートウォッシュ BW-V80A-W
▼自由研究社おすすめ▼
評価、性能、価格を見た時にコストパフォーマンスが高いのがこちら。
たっぷりの水を循環させ、洗剤残りをゆるさない「ナイアガラすすぎ」や、衣服を押して、たたいて、もみ洗いしてくれる「ナイアガラビート洗浄」が売り。
ドラム式洗濯機からの買い替えや、実店舗で確認してからネット購入する人も多いほど。買って間違いなしの製品だ。
シャープ 全自動洗濯機 穴なし槽 8Kgタイプ ES-GV8A-P
8kgの国内メーカーだとかなり安い部類。
低騒音のインバーターや、様々な洗い技コース、洗濯物が取り出しやすいよう、脱水の最後にパルセーターをゆっくり動かして、洗濯物の絡みをほぐしてくれるコースなど、国内メーカーの技術が見て取れる。
アクア 10.0kg 全自動洗濯機 AQUA ツインウォッシュ AQW-VW1000E-WX
標準的な機能ながらも、10kgの中では価格と評価のバランスが良い売れ筋。
東芝 全自動洗濯機(DDインバーター洗濯機) AW-10SD5(N) AW-10SD5(N)
ホワイトでフラットなデザインが美しい洗濯機。
「部屋干し脱水コース」「Ag+抗菌水」で、梅雨の時期や雨の日も、臭いの抑えて安心して洗濯が可能。
洗濯機の選び方
洗濯機の種類
まずは洗濯機の3つの種類を押さえておこう。
名前 | 特徴 |
---|---|
洗濯乾燥機 | 全自動洗濯機+乾燥機能がついたタイプ。 ドラム式洗濯機よく比較される最新機種。 |
全自動洗濯機 | 洗濯~脱水まで自動で行うタイプ。 価格も安価で売れ筋の現役選手。 |
2槽式洗濯機 | 「洗浄/すすぎ」「脱水」を並行できるタイプ。 洗いの時間を調節しやすいのが特徴。 |
なお、乾燥機能付き洗濯機が付いた洗濯機があるが、これは洗濯乾燥機とは違い、完全に衣類を乾かすことが出来ないので注意。
洗濯槽の種類
洗濯槽には2タイプがある。
名前 | 特徴 |
---|---|
水槽式 | 安価で洗浄能力が高いが、水の使用量が多い。 |
ドラム式 | 10万以上する機種がほとんど。乾燥までの時間が早い。 水が少なくて済むが、乾燥の際の臭いや静電気の心配がある。 |
最近では、温水洗浄(温水ミスト)という「あぶら汚れ」「シャツの襟につく黄ばみ」などを落としてくれる機能も出ている。
洗濯機のサイズ
室内に洗濯機を置く場合は、防水パンと呼ばれる四角い防水用の囲いに入るサイズを購入する必要がある。
防水パンは下記サイズがメインなので、指定のサイズを間違いなく買おう。
- 640 mm × 640 mm
- 740 mm × 640 mm
- 800 mm × 640 mm
また給水ホースが固定されている場合は、洗濯機の高さにも注意。
衣類の乾燥の仕方
乾燥の乾燥の仕方には大きく4種類ある。
名前 | 特徴 |
---|---|
送風式 | 縦型洗濯機の低価格帯に搭載していることが多い。 完全には乾かないので、あくまで外干しの時短と考えよう。 |
ヒーター式 | 送風式よりは乾くが湿気が残りやすい。電気代もかさむ。 |
水冷除湿式 | ヒーターに加えて除湿もでき、乾きやすい。 |
ヒートポンプ式 | エアコンプレッサーで除湿乾燥できる。乾燥力No.1 |
電気代や水道代
洗濯から乾燥までを行うことができる機種だと、やはり水道代に加えて電気代もかさむ。
おすすめ製品でもご紹介したが、インバーター付きの洗濯機だとモーターの直流と交流の切り替えができるので、節電に繋がる。
メーカーにより節電モードや節水モードがあるので、節約したい方は注目してみて頂きたい。
運転音(騒音性/静音性)
騒音性はdBで示される。
安価な洗濯機ほど静音機能がなく、うるさい傾向にある。マンションやアパートなどにお住まいの方で、騒音問題が怖いという方は、50db程度のものだと夜でも安心だ。
まとめ
いかがだっただろうか。
洗濯機を5万円以下で揃えるのは、意外と現実的なのではないだろうか。この記事が参考になれば幸いだ。