旅先の思い出を切り取る時、風景や食べ物だけじゃなく、友達や家族や恋人と一緒にフレームインしたいもの。今回は、自撮りに適した機能を持つ、デジタルカメラや一眼レフカメラやミラーレス一眼をご紹介します。
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自撮り機能を持つカメラって?
一般的なカメラでも、カメラを反対に構えてシャッターを切れば、自撮りができる。しかしそれでは、
- シャッターを切る時に手ブレが起こる
- 撮影イメージを確認しながら撮影ができない
- 画角が狭くて風景まで入り切らない
など満足な撮影ができない。
自撮り用もしくは、自撮り機能搭載と言われている機種は、
- 【必須】液晶パネルの可動域が広く撮影イメージを確認できる
- 手ブレ補正機能/セルフタイマー機能/リモート撮影ができる
- 比較的広角撮影が可能なもの
これらのオプションがあり、すべてを兼ね備えた機種がより良いと言える。
セルフィーの頻度はどれくらいか、何人で撮影するのかなどを踏まえて、以上の機能を選別していってほしい。たまに自撮りする程度であれば、最低限液晶画面が回転するタイプだけあれば十分だろう。
自撮りにおすすめのカメラをご紹介
自撮りにおすすめのデジタルカメラ(コンデジ)
Nikon デジタルカメラ COOLPIX S6900 12倍ズーム 1602万画素 ナチュラルホワイト S6900WH
前面レリーズボタンと画面を見て撮影でき、すぐ自撮りできる点が評価されている。
- アングルを選ばないバリアングル液晶モニター搭載
- 「ジェスチャー操作」「メイクアップモード」等機能も充実
- NFC、Wi-Fi対応でスマホ転送も楽々
Canon デジタルカメラ PowerShot SX60 HS 光学65倍ズーム PSSX60HS
広角と望遠のどちらも得意なコンデジ。また、自撮りに嬉しい液晶ディスプレイの可動域が広いのも特徴だ。
- 有効画素数:1,610万画素
- ズーム倍率:光学65倍/デジタル4倍
CASIO デジタルカメラ EXILIM EXZR1100WE 自分撮りチルト液晶 1610万画素 光学12.5倍ズーム EX-ZR1100WE ホワイト
自撮り機能は、位置決めした場所に手を振ったり、体の一部を動かすと反応する。タイマーはループにもでき納得できるまで撮影が可能。
- 体の一部を動かすとシャッターをきれる
- メイクアップ機能有り
- 有効画素数:1610万画素
- ズーム:光学ズーム12.5倍/デジタルズーム4倍(光学ズーム併用25.0倍)
自撮りにおすすめのミラーレス一眼
OLYMPUS PEN E-PL7 ボディ シルバー ミラーレス一眼 PEN E-PL7 BODY SLV
オリンパスの「PENシリーズ」はミラーレス一眼でも入門機として需要が高い。ボディ内手ブレ補正搭載で、カメラに慣れていなくても手ブレせずに自撮りが可能。
- 114.9 x 38.4 x 67 cm 308 gと軽量
- 自撮り機能搭載/Wi-Fi内蔵 で旅行先でもすぐSNSシェアできる
- スマホを遠隔でリモコン操作できる
FUJIFILM ミラーレス一眼 X-A2 ダブルズームレンズキット シルバー X-A2S1650II/50230II
- レンズキット付きのミラーレスの中でコスパ抜群
- 有効画素数:約1,630万画素
- 撮像素子:23.6mm×15.6mm(APS-Cサイズ)
- ファインダーはなし
- ズーム倍率 (光学) 20 倍
- 自撮り機能有り
- マクロ撮影や望遠撮影が可能なレンズキットもある
参考:おすすめの人気ミラーレス一眼カメラを比較。初心者~中級者向け機種を紹介
自撮りにおすすめのアクションカメラ
アクションカメラは、数年前からGoProを始めとして人気が爆発している、小型軽量のカメラだ。液晶パネルがそもそも無いので、冒頭に列挙した基準には則さないが、旅の思い出を自撮りするにはかなり適したカメラなので、ご紹介する。
ソニー アクションカム ベーシックモデル HDR-AS50
脅威の59gという軽量ボディながらも、防滴機構搭載で水辺でも使えたり、Wi-Fi搭載でYouTubeやFacebookに気軽にシェアできたりと高スペック。動画撮影がメインであれば強くおすすめしたい。手ブレ補正も強力。
- 2.4 x 8.3 x 4.7 cm ; 59 g
- 空間光学ブレ補正
- 撮像素子 1/2.3型
- MicroSDカード使用可能
- 付属ハウジングで水深60m 連続30分撮影可能
参考:アクションカメラのおすすめ機種を比較。GoProだけじゃない!
自撮りにおすすめの360度カメラ
RICOH デジタルカメラ RICOH THETA SC (ブルー) 360°全天球イメージ撮影デバイス 910743
最近家電量販店で品薄状態が続く、話題のカメラが、リコーのTHETA。360度高画質で動画や画像を撮影ができる。
そのままスマホやPCで見るのもいいが、VRモードに切り替えて、数千円のVRヘッドセットで見ることで、その時の思い出をVRで再現できる。
もちろんWi-FiやBluetooth転送が可能で、友達へのシェアも可能。まさに、次世代の自撮りカメラだ。
参考:[比較レビュー]360度カメラ(全天球カメラ)RICOH THETA SCとS
自撮りカメラの選び方
【重要】液晶パネルの種類
液晶モニターは、液晶の角度が変えられる「チルト液晶」や、より自由な角度に可動域が広げられる「バリアングル液晶」がある。バリアングル液晶だと撮影の角度を選ばないのでおすすめ。
また、屋外だと日光が反射して液晶が見にくい場合もある。モニターの輝度や鮮明度を見ておくとより良いだろう。液晶をタッチ操作することでズームやピント調節ができる機種もある。
【重要】手ブレ補正機能
セルフタイマーや遠隔シャッターを使わず、シャッターをきる時には手ぶれ補正が便利。動画の撮影をする場合は「5軸手ブレ補正機構」搭載モデルがおすすめ。回転ブレ・シフトぶれ・暗所/望遠撮影時のブレを抑えられ安定したフレーミングを維持できる。
また、手ブレ補正機能には「電子式」と「光学式」がある。光学式の方が性能が良くハイブリッドタイプもある。
【重要】各種機能
上記の手ブレ補正機能が弱い場合は、何秒後かに撮影の時間を設定できるセルフタイマー機能や、Wi-FiーやBluetoothと連携してスマホをスイッチとしたリモート撮影ができる機種を選ぶとよい。
また、自撮り後にすぐカメラ本体で、コントラストや明るさ、肌の色味を調整するフィルターをかけ、皆にシェアできる機種もある。アプリを使わない手軽さが人気だ。
オートフォーカス/顔認識機能
オートフォーカスには、ピント固定してくれる「シングルAF」や動く被写体にピントを合わせ続ける「コンティニュアスAF」、被写体を自動認識してくれる「AF制御自動切り替え」などがある。
顔認識機能に優れていて、オートフォーカスのスピードも速ければ、自撮りの際にもブレることはない。フォーカスポイント数(測距点)と各メーカーの顔認識技術をみて判断しよう。
【補足】三脚・セルカ棒併用も有り
自撮り機能搭載でも、三脚やセルカ棒があればより人数の多い集合写真で便利。Bluetoothで無線シャッターがきれるセルカ棒もある。
まとめ
いかがだっただろうか。自撮りというとスマホをイメージしがちだが、デジタルカメラ以外にも、360度カメラやアクションカメラを始め、様々な選択肢が出てきている。満足行くカメラを見つけていただければと思う。