「田舎の実家から精米前の米が送られてきた!」そんな時に欲しいのが、家庭用精米機。精米後の米をスーパーから買って食べるより、精米したてのお米のほうが何倍も美味しいというメリットもあります。今回は、口コミを参考に比較し、おすすめをご紹介します。
家庭用精米機3タイプの比較
実家や親戚から送られてきた精米前の米。「毎回コインパーキングに行くのも面倒だな~」というあなたにおすすめなのが、家庭用精米機だ。
おすすめ製品をご紹介する前に、まず精米機の種類の特徴を見ておこう。下記のほか、切削式もあるが、あまり流通していないので省略する。
家庭用精米機の種類①撹拌式・対流式(1万円前後)
カゴの中の羽根で米同士の摩擦を生み、精米する方式。
価格は安価で、売れ筋の製品が多い。しかし、摩擦を生むため米が欠けやすく、騒音性が高いのが欠点。気にならない方にはおすすめだ。
家庭用精米機の種類②圧力循環式(2万円前後)
圧力をかけ米の糠を取り、精米する方式。
かくはん式と比較し高価だが、米が割れにくい。摩擦をおこさないので、静音性も高く、栄養素も損なわれない。
【圧力1回通し式】と、循環しながら少しずつ精米する【圧力循環式】の2種類がある。
おすすめ家庭用精米機
おすすめ家庭用精米機【撹拌式・対流式】
ツインバード コンパクト精米器 ホワイト MR-E500W
▼撹拌式口コミNo.1▼
撹拌式家庭用精米機、1万円以下の製品の中でも口コミ評価が光るのが、ツインバード。
4合の白米の精米が約5分で完了するのに加え、下記4つのモードが選べる。糠の除去%も指定できるすぐれものだ。
- 分つきモード
栄養価が高くて玄米よりも食べやすい分つき米ができる - 胚芽モード
白米に比べてお米の胚芽部分をできるだけ多く残した胚芽モードのお米ができる - 追加精米モード
お好みに合わせて追加精米することで、精米度の調節ができる - 白米みがきモード
古く酸化した白米の表面をみがいて、お米の美味しさをよみがえらせる
▼5合タイプもあります▼
YAMAMOTO ライスクリーナー Bisen RC41 YE-RC41W
▼大容量+機能重視ならコレ▼
撹拌式炊飯器の中でも、5合まで一度に精米ができ、口コミ評価も抜群なのがこちら。
再精米メニューがあり、古くなった白米の香り・味をお米本来の状態に蘇らせることができる。無洗米仕上げ機能があるのも嬉しい。
うるち米は【上白米/白米/8分/7分/6分/5分/4分/3分/2分つき米/胚芽/胚芽 白米仕立て】の11種類のコースを選んで精米できる。
おすすめ家庭用精米機【圧力循環式/圧力一回通し式】
圧力循環式は象印独自の機能だ。
5合タイプと1升タイプをご紹介する。
象印 家庭用精米機 つきたて風味 5合 グレー BR-CB05-HA
前述の通り、圧力循環式精米機は、象印独自の製品だ。お米が割れにくく、栄養素の流出を防いでくれる。
玄米は精米した後酸化が始まり、風味が逃げていく。白米フレッシュコースでは、そんな古い米の表面を削り、脂肪酸を落とし、鮮度を蘇えらせる。
▼1升タイプはこちら▼
象印 精米機 玄米5合 グレー BT-AF05-HA
現行の精米機の中で一番性能が良いといっても過言ではないのが、こちら。
圧力循環式で精米するだけでなく、「白度センサー」が米の白さ判別し、お米一粒一粒まできれいに精米してくれる。
炊飯してみると、圧力釜で炊いたようにふっくら・つやつやに仕上がる。
家庭用精米機の選び方
家庭用精米機選び方①最大精米量
最大精米量は1~5合のタイプや、1合~1升タイプなど様々。
家族の人数や食べる量・頻度によって精米量を選ぼう。
家庭用精米機選び方②精米コース
多くの精米機は分付きを複数選べる。その他、古い白米の表面を削る機能や、無洗米にできる機能がある機種もあるので、チェックしておこう。
家庭用精米機選び方③メンテナンス性
精米後、精米機には糠が溜まる。糠が溜まると衛生上よくないだけでなく、目詰まりのや故障の原因にもなる。
容器の洗浄ができたり、専用の清掃用具が付属している機種もあるので、是非チェックしておきたい。
家庭用精米機選び方④静音性/騒音性
精米機をマンションやアパートで使う場合には、騒音に注意したい。
静音性をデシベル(dB)で示され、目安として、
- 住宅地では昼間の騒音は55デシベル以下
- 夜間の騒音は45デシベル以下
を参考に選ぶと良いだろう。圧力循環式の方が、一般的に静音性は高くなる。
まとめ
いかがだっただろうか。
炊飯器については下記記事があるので、もし購入を予定している方は併せてご参考いただきたい。