全種類比較表有!予算・目的別、おすすめルンバ総まとめ2018

ルンバとバーチャルウォール

今回はお掃除ロボット「ルンバ」をご紹介!各モデルの機能や特徴、おすすめ機種、さらには拭き掃除可能なブラーバシリーズまで、まとめて比較してみました。

ルンバ現行全機種比較表

まずはじめに、ルンバ現行機種の比較表を掲載したい。

基本的な機能である「スケジュール機能」や「自動充電機能」の他にも、様々な独自機能がある。機種ごとに、稼働時間や独自機能の有無、ゴミ除去性能が違い、それによって価格が変動してくる。

分からない機能があれば、後述の「ルンバシリーズごとの独自機能」を最初に見ておこう。

機種 ルンバ980 ルンバ960 ルンバ890 ルンバ876 ルンバ875LITE ルンバ870 ルンバ690 ルンバ680 ルンバ654
実売価格目安 約108,000円 約83,000円 約64,000円 約70,000円 約61,000円 約73,000円 約49,000円 約37,000円 約41,000円
ゴミ除去量 2倍 1.5倍 1.5倍 1.5倍 1.5倍 1.5倍 1倍 1倍 1倍
スケジュール機能
スマホ連携          
自動充電
自動再開機能              
稼働時間 120分 75分 60分 60分 60分 60分 60分 60分 60分
カーペットブースト                
ヘイローモード        
ビジュアルローカライゼーション              

目的別、ルンバのおすすめ機種

コスパ重視の人におすすめ!ルンバ600シリーズ

コスパとスマホ操作を求める人におすすめ、ルンバ690

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ルンバ690

ルンバ690はエントリーモデルである600シリーズなのに、iRobot HOMEアプリに対応しており、スケジュール機能も使える。

パワーが必要なくてもコントロール出来たほうが便利なので、格安モデルのなかでもおすすめ。680より1万円近く高いが、アプリ対応有りはかなり大きい。

遠隔操作が可能な上、スケジュール管理や掃除の状況をスマホで確認できるので、操作性が抜群にあがる。

とりあえずルンバが欲しい人におすすめ、ルンバ680

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ルンバ680

ルンバ680はルンバの中でも4万円を切る格安モデル。スマホコントロールが必要ないならこちらで十分。

600シリーズはエントリーモデルだが、680にはスケジュール機能、ヘイローモードに対応しているので、清掃機能だけをみるならルンバ690とあまり変わりはない。

690には劣るが600シリーズの中では高性能な部類にあり、とりあえずのお掃除ロボットとしては優秀。

ファミリー・清掃機能重視の人におすすめ!ルンバ800シリーズ

高性能なミドルクラスが欲しい人におすすめ、ルンバ890

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ルンバ890

ルンバ890は900シリーズに限りなく近い800シリーズといえる。

吸引力やゴミセンサーはルンバ960と同等クラスなので、単純な清掃能力は非常に高い。900シリーズとの大きな違いは、ナビゲーションシステム。900シリーズは「iAdapt2」で890は「iAdapt」となるため、ルンバ自身の判断能力が少し劣る。

ただナビゲーションシステムで大きな差が出るのは、広域を掃除する場合や入り組んだ場所を掃除する場合。10~20畳程度のリビングをササッと掃除してもらうならこちらで不満に感じることはないと思う。

ヘイローモード無しでOKなら、ルンバ875LITE

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ルンバ875LITE

ルンバ875LITEは、800シリーズの中では比較的安価で手に入れやすい。600シリーズと比べるとゴミ除去力が1.5倍になっているので、単純な清掃能力が高い。(800シリーズ以上で1.5倍を超えるのはハイエンドとなる980だけ)

そのかわり、ヘイローモードを搭載していないので、ヘイローモードが欲しい場合は注意。

875LITEは870のマイナーアップデート版なので、870を買うなら875のほうがバッテリーの持ちも長いしおすすめ。

当初は870より高額だったが、870が品薄になったせいか、現状では875LITEのほうが安く手に入る場合も多い。こちらのほうが高性能なのに安いので、今870を選ぶのはあまりおすすめできない。

広域の掃除・性能重視なら、ルンバ900シリーズ

最高性能を求める人におすすめ、ルンバ980

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ルンバ980

ルンバ980はハイエンドモデルとなり、カーペットブースト機能を搭載、バッテリーも2時間連続稼働できる。超広範囲を清掃できるだけでなく、吸引力も申し分ないので最高性能を求める人におすすめ。

バッテリーが2時間持つということは、連続稼働時間が長いので、汚れた部屋もすばやく掃除できるし、ゴミ除去力は960よりも上。960にできて980にできないことはほぼ無いので、価格的に問題ないなら980を選ぼう。

フローリングの家庭におすすめ、ルンバ960

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ルンバ960

ルンバ960はカーペットブースト機能がなく、980と比べると吸引力や稼働時間が多少劣るが、フローリングなのであれば十分すぎるほど高性能。

一見するとスペックが890に似ているように感じるが、ビジュアルローカリゼーションを搭載しているため、800シリーズや600シリーズより効率的に掃除をしてくれる。

ナビゲーションシステム(ビジュアルローカリゼーション)は、ある意味掃除ロボットのコアともいえるので、パソコンでいえばCPUが上位クラスというような印象。

ルンバ最新シリーズ

690を賢く買いたい人におすすめ、ルンバ691

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ルンバ691

691は690のアマゾン限定モデル。吸引力がアップしたモデルやカメラセンサー付きなどが存在し、おなじ690系でも選択範囲が広い。

スタンダードモデルが690より安いだけでなく、「吸引力5倍+特殊ブラシモデル」「吸引力10倍+特殊ブラシ+カメラセンサー」があり特殊ブラシはともかくとして、カメラセンサーなどは後からアップグレードするのは難しい。

600シリーズで最高性能をもとめるならアマゾン限定の691「吸引力10倍+特殊ブラシ+カメラセンサー」を選ぼう。

890を賢く買いたいにおすすめ、ルンバ891

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ルンバ891

891は890のアマゾン限定モデル。691と同様、スタンダードモデルのほか「吸引力5倍+特殊ブラシモデル」「吸引力10倍+特殊ブラシ+カメラセンサー」がある。

「吸引力10倍+特殊ブラシ+カメラセンサー」を選べば960との差はほとんどなくむしろこちらのほうが高性能に感じるかも知れない。

ただし価格は960を超えてしまうので、890をフルカスタムして960を追い越した機種とも言える。

891か960で迷う場合は、ナビゲーションシステム「ビジュアルローカリゼーション」が必要かどうか考えよう。必要ないなら891をおすすめする。

補足|拭き掃除ができる機種も

アイロボット社はルンバとは別にブラーバという拭き掃除用の掃除ロボットも製造している。カーペットがやラグが大半をしめる家庭の場合は、キッチンなど使い所が限られてくるが、フローリングなのであれば、こちらを検討するのもいいだろう。

皮脂汚れや食べこぼし、ほこりや髪の毛なども綺麗に拭き取ってくれるので、ルンバとはまた違った便利感がある。

ルンバとブラーバ両使いもアリ

ただルンバは掃除機、ブラーバは拭き掃除といった具合なので根本的なコンセプトが違うため、どちらのほうが勝っているとは言いにくい。むしろ両方購入しても損はなく、部屋をより綺麗に掃除してくれる。

ポイントは稼働時間をずらす事。先にルンバを可動させ、次にブラーバが稼働するようにスケジュール登録しておけば、床はピカピカ。ルンバのハイエンド(900シリーズ)を1機買うのもありだが、600シリーズや800シリーズとブラーバを両方買うのも賢い選択と言えるだろう。

拭き掃除のエントリーモデル!ブラーバjet240

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ブラーバjet240

ドライとウェットどちらでも拭き掃除でき、ウェットモードで12畳まで対応する。キッチンの床や手の届きにくいところについた汚れを綺麗に拭き取ってくれるので、非常に頼もしい。

ルンバとの違いは、ジェットスプレーで床を濡らして汚れを浮かせ、しっかりと拭き取るという事。センサーにより壁や家具、ラグやカーペットにスプレーを吹き付けることはないので安心できる。

またルンバにも搭載されているiRobot HOMEアプリに対応しており、スマホから操作、稼働予約などが可能となっている。

ブラーバシリーズの中ではミドルくらすだが、ナビゲーションシステムはルンバ900シリーズと同じく「iAdapt2.0」となる。また別売となるが、洗濯可能なクリーニングパットも存在する。

高機能な拭き掃除モデル!ブラーバ380j

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ブラーバ380j

ブラーバのハイエンドモデルとなるのがこちら。ウェットモードで20畳、ドライモードではなんと56畳まで対応する。ナビゲーションシステムに「iAdapt2.0キューブナビゲーション」を搭載しており、部屋の状況や家具の配置を把握しながら効率よくお部屋を拭き掃除してくれる。

ブラーバjet240とくらべて、見た目も大きく違うハイグレードモデルで、清掃を中断させても清掃済みエリアを記憶しているので、再稼働させた時に無駄がない。

ちなみに洗濯可能なクリーニングパットは標準装備している。市販の使い捨てお掃除シートも利用できるので、拭き掃除の範囲がせまいとしてもこちらの方が使い勝手は良い。

ルンバシリーズにほぼ共通する機能

ルンバシリーズに共通の機能についてご紹介する。機種によっては非搭載のものもあるので、注釈をご確認いただきたい。

バーチャルウォールモード

別売のバーチャルウォールというオプションアイテムを用いると、ルンバが近寄らない見えない壁(進入禁止エリア)を設定できる。例えば下り階段やキッチン、ペットの餌場などには近寄らないようにできるので非常に便利。

ヘイローモード(一部非搭載)

ヘイローモードを搭載の機種は半径60cmの円形に進入禁止エリアを設定できる。バーチャルウォールでは直線のかべしか作れないので、円形に侵入禁止エリアを作りたい場合はヘイローモード搭載機種を選ぼう。

自動充電

現行の機種のほとんどは自動充電が可能となる。電源が切れそうになると自動で充電ポートにたどり着き電力を蓄える。

ただし自動再開モードは900シリーズにしか搭載していない。

ゴミセンサー

ゴミセンサーによりゴミのある場所を知覚し、効率よく掃除してくれる。ハイエンド機種の980と960、890はゴミセンサーダブルとなっており、より多くのゴミを認識する。

スケジュール機能

ルンバを設定時間に自動で起動させ、掃除できる機能。現行機種には、ほぼ搭載されている機能だが、型落ちのルンバ622等には非搭載なので注意。

ルンバシリーズごとの独自機能

ルンバはシリーズごとに機能が異なる。自分の部屋を掃除する上で、必須となる機能を吟味しよう。

カーペットブースト

カーペットブーストを搭載している980は、カーペットやラグの上になると吸引力を10倍に引き上げ、強力に掃除してくれる。

スマホ連携(iRobot HOME アプリ) 

iRobot HOMEアプリに対応シている機種は、どこからでもルンバを可動させることができ、清掃したエリアを視覚的に確認できるマップだったり、予約タイマーなどの設定も可能となる。

ビジュアルローカライゼーション

搭載されているカメラやセンサーにより、ルンバ自身が自分の位置を把握しつつ、掃除していないエリアも理解し、効率的に掃除してくれる。

まとめ|部屋に合ったモデルを選ぶのが一番

いかがだっただろうか。ルンバには多種多様な機種があり迷ってしまうが、機能を理解し、自分の部屋にはどんな機能が最低限欲しいかを吟味しながら、予算と照らし合わせて最適なルンバを選んでいただきたい。

最終更新日:2018/10/11