体重計に毎日乗っている人は、スマホ連携で気軽に記録したい人も多いはず。今回は、5000円を切る価格ながら、スマホ連携可能な体組成計をレヒュー。オムロンやタニタとの違いや、アプリの使用感や記録の精度も含めて実機レビューします。
低価格帯の体重/体組成計は進化している
体重計や体組成計といえば、オムロンやタニタが有名でシェアも高い。しかし、最近は海外製の安価で品質が良い製品が人気を伸ばしており、口コミ評価も高い。
レビューを見てみると、
- オムロンやタニタと比較して精度が変わらない
- アプリが使いやすい
- デザイン性が高い
など肯定的な評価もかなり多い。
今回は、そのような低価格帯の体重・体組成計をPICOOC社から提供を受け、レビューしてみたい。
PICOOCミニ体重・体組成計の特徴
厚さ2cmのスリムデザイン
まず目を引くのは、シンプルでコンパクトなデザイン。幅26cm×奥行26cmで厚みはなんと2cm。オムロンやタニタ、他の海外製の機器と比較してもその厚みは、かなり薄い部類にある。
これなら、家電の間に立てかけたり、インテリアの下に滑り込ませたり、ファイルボックスに収納したりと、設置・収納の場所を問わない。
Bluetoothでスマホ連携可能
詳細は後述するが、この価格帯でスマホ連携できるのは海外製品ならでは。
体重と体の電気抵抗値などから、乗った人を自動で見分ける仕組みがあったり、乗るだけで自動で電源が入ったりと、日々の記録もスムーズに行える。
PICOOCミニ体重・体組成計実機レビュー
アプリのダウンロードとペアリング
まずは「PICOOC」と検索してアプリをダウンロードしよう。
ダウンロード後、簡単な設定を行ったら終了。迷わずセッティングが完了した。
実際に体重を計ろう
体重計に乗り、測定ボタンを押すと自動的に計測が開始する。
すると、
- 体重
- BMI
- BMR
- 体脂肪率
- 推定骨量
- 体内水分率
- 筋肉量
- 蛋白質
- 体内年齢
- 内臓脂肪レベル
- 体のスコア
- ボディタイプ
などのテータが表示される。
ちなみに、筆者が所有している同価格帯のオムロンの体重計とは大きく計測値の差は無かった。
統計情報を見よう
画像では一日分の記録しかされていないが、記録した情報を日毎のグラフで参照することが可能。
日々の健康状態のチェックや、ダイエットの成果なども一目瞭然となる。
Appleヘルスケアと連携可能
Appleヘルスケアなどのアプリとの連携も可能なので、他の運動の記録などとデータを参照して、健康管理できる。
保証期間は一年
万が一、初期不良があった場合でも交換可能なので、ひとまず使用感を試してみたい人や、海外製品に抵抗がある人でも気軽に使用できるのが嬉しい。
低価格帯の体重/体組成計は”買い”なのか
今回PICOOCの製品レビューをしてみて、海外製品のコスパに驚愕した。特に驚いたのは、
- アプリの使いやすさ
- スマホ連携で体重を記録することの手軽さ
- 本体のコンパクトさ
- 価格の安さ
以上の4点。
以前タニタやオムロンのスマホ連携機能がついた体重計を購入しようとしたときは、1万円以上の出費を覚悟しなければならず、購入を躊躇していた。
今回のレビューで、海外製品はアプリのUIも良く、日々の健康管理にかなり役立ちそうなことが判明した。そのため、購入を価格で躊躇している人には、ぜひ海外製品を候補に入れることをおすすめしたい。
本製品だけでなく、高品質な体組成計は様々にあるので、比較検討した上で購入してみてはいかがだろうか。