部屋のおしゃれさを格段に上げてくれるペンダントライト。ｌED対応のタイプや、調光/調色可能なタイプも。今回はリビングやダイニングにぴったりの６～８畳用のおしゃれなペンダントライトをご紹介します。
ペンダントライトの選び方
【はじめに】ペンダントライトとは
ペンダントライトは、天井から吊り下げるタイプのライトで、部屋全体を柔らかに照らすのが特徴。
シーリングライトと比べて、光が部屋の隅々にまで届かないので、リラックスしたい空間に最適なライトだ。
部屋に適したルーメン数を選ぶ
ペンダントライトの選び方でまず押さえておきたいのが、部屋に適したルーメン（lm）数を選ぶこと。
「せっかくライトを買ったのに、なんだか暗いなぁ…」ということにならないよう、下記目安を確認しておこう。
| 畳数 | 定格光束の範囲（lm） |
|---|---|
| ～４畳 | 2200lm-3200lm |
| ～６畳 | 2700lm-3700lm |
| ～８畳 | 3300lm-4300lm |
| ～１０畳 | 3900lm-4900lm |
| ～１２畳 | 4500lm-5500lm |
| ～１４畳 | 5100lm-6100lm |
もしあえて少し暗めにしたい場合は、低めの値を目安に購入すると良いだろう。
ペンダントライトの大きさを選ぶ
大型ペンダントライトの場合
大型のペンダントライトは、そのライト１つでダイニングやリビングを照らすのが前提となる。
そのため、ルーメン数が部屋に対して低めのライトを購入してしまうと、部屋全体の明るさが確保されないので注意。
小型ペンダントライトの場合
小型ペンダントライトの場合、寝室等あえて室内を暗く保ちたい場合は１つで使用するのも良いだろう。
しかし、ダイニングやリビングとなると、小型ライトは複数必要となる。
複数使用する場合、ライティングレール（ダクトレール）などを使用し、部屋の広さに応じて柔軟にライトの個数を調節することができるのがメリットだ。
【小型】シンプルでおしゃれなペンダントライト
黒をあしらった、レトロモダンなペンダントライト
【RAUTA1 / ラウタ1】 ペンダントライト 1灯 60W
鉄のマット質感とレトロモダンなデザインは、部屋のおしゃれさを格段に上げる。
モノトーン基調の部屋だけでなく、ホワイト基調の可愛いお部屋にも合うデザインが人気だ。
ReUdoペンダントライト・レトロモダン 【フラットタイプ】
ブラックの焼き付け塗装が施されたフラットなシェードがおしゃれなペンダントライト。灯具ケースと止めネジは、真鍮をイメージさせるカラーリング。コード調節も楽々できる。
アイリスオーヤマ LEDペンダントライト Gammel Plas ホーロー調 PL8L-E26PE1-L
カラーは、ブラウン・ブラック・ホワイト・ネイビーがある。ホーロー調のシンプルなシェードで、飽きが来ないデザインが人気だ。
シェードやソケットも付属しており、すぐ使えるのも嬉しい。
Fuloon ペンダントライト・レトロ・照明器具 アンティーク調
オールブラックが美しい、シンプルで小型なペンダントライト。カラーはレッド・ブラック・ピンク・ブルーがある。
白熱電球、電球型蛍光灯、LED電球に対応しており、電球を替えて楽しめる。
インターフォルム(INTERFORM INC.) ペンダントライト Mercero [メルチェロ] ウォールナット
一風変わった個性的なデザインが印象的なペンダントライト。色はアイボリーもある。
部屋のアクセントに。北欧風ペンダントライト
ペンダントライトホーロー風 4段階切換え 2灯式 レトロ シンプル LED電球対応
二灯式で小型ながら明るさがある、ペンダントライト。4段階切換えもでき、様々なシーンで適した明るさを演出してくれる。
カラーは他にアイボリーも有る。
Kishima クラックキューブ ペンダントライト Clear 1灯 CC-40281
繊細なひびの入ったクラックガラスがキラキラと光を反射させて、あたりを優しく包み込んでくれる。
キューブ型の珍しい形だが、シンプルですっきりしたデザインなのでインテリアの雰囲気を選ばず設置できる。
ペンダントライト Bellme（ベルミー） 1灯 (ブルー)
ホーロ調のビビットカラーが印象的なペンダントライト。カラーは、イエロー・グリーン・ホワイト・レッドがある。
複数のカラーを組み合わせると、おしゃれなカフェのように空間をデザインできる。
【大型】シンプルでおしゃれなペンダントライト
NEC LED洋風ペンダントライト 調光タイプ ～8畳
大型のペンダントライトの中でも人気なのがNEC。
リビングやダイニングをある程度幅広く明るくするには、十分な大きさだろう。またNECライティング独自の配光技術、マルチアングルシステムも搭載。自然な明るさが実現した。
日中在宅している家庭であれば、１ヶ月で500円程度の節電となるため、すぐ元が取れてしまう。
アイリスオーヤマ LED ペンダントライト ～8畳
調光10段階＋常夜灯の切り替えが及び調色11段階調節ができる、高機能なペンダントライト。付属のリモコンで簡単操作もできる。点灯、消灯、常夜灯、調光、調光メモリー、お休みタイマー機能がある。
まとめと補足
いかがだっただろうか。
小型のペンダントライトをいくつか設置しておしゃれに決めるのもよし。大型のペンダントライトで明るく１つで済ませるのもよし。
最後に補足として、ペンダントライトを選ぶ際のポイントをご紹介しておこう。
また、よりおしゃれな部屋にしたいという場合は、シーリングファンを設置してみるのもおすすめだ。
選ぶ電球によって部屋の印象が変わる
様々な照明をご紹介してきたが、使う電球次第で部屋の印象も違ってくる。
例えば【電球色】であればオレンジの色みが強い暖色系で、【昼白色】だと、白に近い日光のような色みで、【昼光色】は、蛍光灯のような青白い色味だ。
大型のペンダントライトだと、調光・調色ができるので、より使用シーンに応じた灯りが楽しめる。
Ra80以上の演色性を選ぶ
演色性とは、ペンダントライトが物を照らしたとき、その物体の色の見え方に及ぼす光源の性質のこと。JIS規格では、住宅の平均演色評価数(Ra) を80以上を推奨している。
青白かったり黃色みが強かったり、極端な色味にならないためには演色性が【Ra80以上】のペンダントライトを選ぶと良いだろう。