初心者でも簡単に設営できるのが魅力のワンタッチテント。ポップアップテントや簡易テントとも呼ばれます。実は様々な種類があるワンタッチテント。今回は初心者でも迷わないワンタッチテントの選び方や、おすすめ製品をご紹介します!
目次
ワンタッチテントの種類
ワンタッチテントの種類は大きく分けて2つ。収納袋から出して空中に投げると広がるタイプと、傘のように広げるタイプ。前者は、ポップアップテントとも呼ばれる。
投げると開く、ポップアップテント
投げると開くポップアップテントは、外側のフライシートが無い”シングルウォール”が多く、傘タイプより簡易的なものが多い。
広げて使う、傘タイプのテント
一方、傘タイプは”ダブルウォール”と呼ばれる、フライシートとインナーシートの二枚構造をした、一般的なテントと同じ構造を持つタイプもある。
【用途別】おすすめワンタッチテント(ポップアップテント・簡易テント)
サンシェードテント(海/フェスなど)
日よけとして簡易的に使用するのであれば、シングルウォールタイプの、サンシェードテントがおすすめ。また、中で着替えたい方は”フルクローズ”できるタイプが良いだろう。
サンシェードテントをもっと見たい方は、下記記事がおすすめ。
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FIELDOOR フルクローズサンシェードテント 幅200cmタイプ 【UVカットコーティング採用】
▼価格重視ならコレ▼
大人4人が座れる大きさのポップアップテント。海岸やフェス会場で、汗や海水で濡れた衣服を着替える際に便利なフルクローズタイプでもある。
UV測定遮蔽率も97%と安心の水準。設営・撤収も簡単にできるワンタッチタイプなので、夏の海水浴やフェスにぴったりだろう。
DOPPELGANGER OUTDOOR 2-3人用 ワンタッチレジャーシェード T3-52
▼傘タイプで丈夫▼
大人3人が座れる大きさで、15秒で設営できるワンタッチテント。傘のように開くタイプなので、前述のポップアップテントと比べて丈夫な作りになっている。
また、耐水圧も1500mmあり、雨天時でも十分しのげる。UVカット50+コーティングもあるので、様々なシーンで活躍しそうだ。
Coleman(コールマン) スクリーンシェード
▼正直おすすめ…▼
ワンタッチとはいかないが、5分程で簡単に設営できるスクリーンシェード。夏場に嬉しい、4面メッシュとフルクローズが切り替えられ、品質も良いのでおすすめ。
(ワンタッチテントの記事なのに、ワンタッチテントではない製品を入れて申し訳ないが、コレはおすすめ)
本格テント(登山/キャンプ/川など)
登山やキャンプなので使用する場合は、何かと使い勝手がよいダブルウォールタイプがおすすめ。また、前室やキャノピーが付いているものだと、荷物を置くのにも役立つ。
ワンタッチでない物も含めて、下記記事でご紹介しているので、ご参考いただきたい。
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【White Seek ワンタッチテント】幅200cm×奥行200cm 3~4人用 UVカット スピード設置
▼タープとテント切替可能▼
大人が3人寝れるサイズ。座って休むなら、ゆったり4人は入れるだろう。
上部がメッシュ素材なので夏でも通気性が良く、更に開放感を増したいときは、ドームテントとワンタッチタープテントを切替すればOK。
DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ワンタッチテント
▼キャノピーが便利▼
テントにキャノピーが付属しているので、椅子を置いて食事を取ったり、荷物を置いたりするのにおすすめな、ワンタッチテント。
また、4面メッシュで通気性が良く、虫除けもできる。さらに、タープの切替もでき、汎用性が高いテントだと言える。
FIELDOOR ワンタッチテント ヘキサゴンタイプ
▼簡単設営&評価◎▼
大人3人が寝れるサイズ。UVカットでき、耐水性ある生地を使用している。
暖房を入れれば冬まで通年使用できるのも嬉しい。
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ワンタッチタープ・スクリーンタープ(運動会/BBQなど)
タープとは日を遮ることの出来る布で、非自立式のテントの一種だ。テントと比べて、サイズに対して大人数が利用でき、開放感があるのが特徴。
タープの中でも設営が簡単なワンタッチタイプをご紹介する。
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FIELDOOR 組立て簡単!! スチール ワンタッチタープテント
タープの中でも、サイドスクリーンが付属しており、より日よけに特化したワンタッチテント。運動会やBBQなどでよく使用されているようだ。
テントと併用して荷物置き場としての利用もおすすめだ。
クイックキャンプ ワンタッチスクリーンタープ 3m フルクローズ アウトドア QC-ST300 ALST-300
タープにサイドスクリーンが2面搭載された、ワンタッチスクリーンタープ。
90秒という驚きの早さで設営ができる手軽さと、4面フルメッシュ・フルクローズ対応という柔軟さが人気。UPF50+でUV加工もしっかりでき、防水加工もされているため、軽い雨が降っても安心。
ワンタッチテントのよくある質問
ワンタッチテントのサイズに対する目安人数は?
一番は製品詳細から口コミを見て、何人で使用するのが最適だった、というレビューを見るのが確実だ。
しかし気をつけなければならないのが、テントをどんな用途で使用するのかによって最適人数も変化するということだ。
例えば、中で寝る場合や荷物を入れる場合は、目安人数を厳しく見積もる必要がある。中で休憩したり食事を取るといった場合であれば、通常の目安で構わないだろう。
サイズ | 寝る場合 | 通常使用 |
---|---|---|
300✕300cm未満 | 1~2人用 | 3~4人用 |
300✕300cm | 3人用 | 5人用 |
330✕330cm | 4~5人用 | 6~7人用 |
ワンタッチテントのたたみ方は?
ワンタッチテントの中でもポップアップテントのたたみ方は、初心者であれば躓く人もいるだろう。多くのポップアップテントでは、動画が見れるページへのリンクや、取扱説明書に説明書きがある。それを見るのが一番だ。
ざっと流れを言うと、テントを2つに折りたたみ、余分な布を中に入れ込み、フレームを抑えてフラットな状態にする。テントの頂点を持ち半分に折込、右・左と更に織り込む感じだ。機種によって違うので、詳しくは公式の動画を見て欲しい。
ワンタッチテントの設営時間はどれくらい?設営方法は?
設営時間は、ポップアップテントの場合、テントを広げるまでに数秒。傘タイプだと数分かかる。その後に、ペグダウンというペグ(杭)を刺してテントを固定する作業が有る。
ペグダウンは、習熟度によって時間が変わるが、5~10分程度で終わるのではないだろうか。風でテントが飛ばされないためにも、付属のペグではなく、より長く剛性があるものをホームセンターなどで調達するのをおすすめする。
おすすめのブランド
中~高価格帯の定番ブランドは、耐久性も高く、オプションパーツも多いのでおすすめ。まず1つ手に入れるなら、定番ブランドをおすすめしたい。
snow peak(スノーピーク)
スノーピークは新潟発の日本製メーカーとして、安心の高い品質を提供するアウトドアブランド。比較的高価格帯の商品展開だが、近年若者や本格アウトドアを楽しむ中高年層にも人気を博している。
LOGOS(ロゴス)
ロゴスも、馴染み深い日本メーカーの1つだろう。日本メーカーの中でも比較的安価で、性能も良いので、長年使うファンも多い。メイプルリーフのロゴは、キャンプ場でもよく見かけるブランドの1つだ。
Montbell(モンベル)
モンベルも日本発の老舗ブランド。使いやすさと、縫製や素材選びの細かさから耐久性が高いことで人気。長く愛用したい人におすすめ。
Coleman(コールマン)
100年以上の歴史を持つアウトドアブランドコールマン。緑とベージュのカラーは、キャンプ場で一番見かける配色なのではないだろうか。しっかりとした品質であるのに、初心者でも手を出しやすい価格帯が人気。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
キャプテンスタッグは、設立40年ほどの低~中価格帯のアウトドアブランド。なんといっても品質に対してのコストパフォーマンスが魅力。タープ以外にも、アウトドア用品を数多く取り扱っている。
DOPPELGANGER(ドッペルギャンガ)
ドッペルギャンガーは、若者に人気の比較的低価格帯を抑えるブランド。ビビットなカラーやデザインが人気。ロードバイクなどの自転車でも有名。
キャンパルジャパン(小川キャンパル)
タープの張り方”小川張り”の生みの親である小川キャンパル。コールマン同様100年以上の歴史をもつ老舗ブランド。比較的高価格帯ではあるが、その耐久性高い製品が好評。
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まとめ
いかがだっただろうか。
ワンタッチテントは、初心者でも気軽にアウトドアを楽しめるアイテムとして注目を浴びている。軽量な機種が多い分、風に煽られやすかったり、耐久性が低いものがあったりと、一長一短ではある。
しかし、まずは簡単にテントを立ててみたい!という人にはかなりおすすめ。この記事が選ぶ際の参考になれば幸いだ。