珈琲豆やスムージーも!安価で高機能なおすすめミルミキサーをご紹介

ミキサー ジューサー

コーヒーミルが欲しいけど、使用頻度は高くないしなぁ…とお悩みの皆さん。ミルミキサーならスムージーやふりかけまで何でも粉砕できちゃいます。今回は、そんな1台何役にもなるおすすめのミルミキサーをご紹介します。

ミルミキサーはどんな用途で使える?

ミルミキサーに用途は下記のように様々。

  • 乾物類や大豆、コーヒー豆の粉砕
  • 赤ちゃんの離乳食作り
  • 野菜のみじん切り、すりおろし、うす切り、せん切り
  • 肉類のミンチ、魚類のミンチ
  • 果物や野菜の果汁成分のみのジュース
  • かき氷、クラッシュアイス
  • 冷凍食品の粉砕
  • 非常に堅い食品の粉砕(例:塊の鰹節、丸ごと乾燥された干し椎茸など)
  • 猿のこしかけ、根昆布などの強繊維質の食品の粉砕

このように、固い食材から果物など柔らかいものまで、何でも粉砕できる。

ミルのみの機能だと固形から粉末状にしかできず、一方ミキサーのみの機能だと、柔らかめの個体から液体やペーストにしかできない。この2つの機能を合体させたのがミルミキサーだ。

コーヒーミルとしての使用の他、煮干しや昆布などを粉砕すれば、出汁にも使えたりと料理の一工夫や時短にも応用できる。

ミルミキサーのおすすめ機種

商品を選ぶに当たって、低評価が一定数ついているものについては、除外した。山善やテスコムなど、部品破損が報告されているものや、メーカーの対応が悪質なものも併せて除外している。

品質で選ぶなら、絶対Iwatani(イワタニ)

イワタニ ミルサー IFM-800DG

【万能ミルミキサーはコレ】

出典:www.amazon.co.jp
Iwatani
イワタニ
ミルサー
IFM-800DG
  • サイズ: 幅11.3×奥行13.3×高さ27.3cm
  • 重量: 1.5kg(大容器セット時)
  • 容器の有効容量: ミクロン容器/60cc、小容器/75cc、大容器/260cc
  • 連続使用可能時間:5分

イワタニは、中価格帯ながらも圧倒的な品質の良さで口コミも良い製品が多い。また、交換部品も充実しており、万が一のときも交換のみで済み長く使えるのが嬉しい。

ガラス容器やカッター部分の煮沸消毒も可能。衛生面の考慮もなされている。米粉や昆布の粉末程度であれば作れる。

イワタニ ミルサー IFM-650D

【ミキサー寄り定番】

出典:www.amazon.co.jp
Iwatani
イワタニ
ミルサー
IFM-650D
  • サイズ: 直径111(ジュース容器時/135mm)×高さ269mm
  • 重量: ジュース容器時/約1.1kg、ミル容器時/約1.1kg
  • 容量(有効容量): ジュース容器/420ml、ミル容器(小容器)/80ml
  • 連続使用可能時間:約1分

前述のイワタニの機種よりも連続稼働時間が短いのがこのタイプ。ジュースやドレッシングメインの方であれば十分だろう。もちろんミルも可能だが少し心もとない。プラスチック容器なので軽く、シンプルな機能で安価なのが嬉しい。

ミル機能寄りで選ぶなら、タイガー魔法瓶(TIGER)

タイガー ミル シルバー SKR-M070-SF

【ミル寄り定番】

出典:www.amazon.co.jp
TIGER
タイガー魔法瓶
ミル
SKR-M070-SF
  • 本体サイズ:幅11.6×奥行12.6×高さ23.8cm
  • 本体質量:約1.3kg
  • 定格容量:70ml(ミキサー)

この価格帯だとミル機能が心もとない製品が多いが、SKR-M070-SFはどちらかというとミル寄りの機能が強い製品。2杯分のコーヒー豆が10秒程度で挽けてしまう。

また、部品数が少なく、洗浄時の手間が少ないのも嬉しい。刃にチタンコートもされており、刃こぼれもしない。また、蓋がガラス製でできていることで、出し入れの際粉が静電気でくっついてしまう減少も最小限に防げる。

タイガー ミキサー ミルつきミキサー パールレッド SKS-A700-RL

【万能ミルミキサー】

出典:www.amazon.co.jp
TIGER
タイガー魔法瓶
ミル
SKS-A700
  • 本体サイズ(約):幅20.2×奥行16.6×高さ35.4cm
  • 本体重量:約3.5kg
  • ミキサーボトル容量:0.7L

6枚刃チタンコートミキサーカッターで、野菜や果物だけでなく、氷なども粉砕できる。お茶ミルカップが付属しており、粉末緑茶が簡単に楽しめる。コードもコードリール付きで邪魔にならない。もちろん部品の分解洗浄なども可能で衛生的に使用できる。安全ふたロック機能で、子どもがいても安心。

前述の機種はミルよりの機能だったが、こちらは容量も多めなので、ミルやジューサーなど両用が可能。

ミルミキサーの選び方

刃(ブレード)

ミルミキサーに使われている刃には以下の種類がある。

  • ステンレスブレード:鉄が主成分で錆びにくいが刃が柔らかいため、氷やコーヒー豆の粉砕には向かない
  • チタンブレード:鉄よりも固いため剛性が強いものの粉砕も可能
  • チタンコーティングブレード:ステンレス鋼にチタンをコーティングした刃。ステンレスブレードより強度は高いがチタンブレードには劣る

チタンブレードが最も強固な刃となり、コーヒー豆や氷でも粉砕が可能でミルよりのミキサーとなる。ミル機能は強いが、逆にみじん切りなど粗く粉砕するのが苦手という弱点もある。

一方ステンレスブレードは本体が安価に抑えられ、柔らかいものの粉砕向きだ。使用用途や頻度にあわせて選ぶと良い。

容量

本体容量は数十mlから数百mlまで様々だ。普段使う用途の比重がミル寄りかミキサー寄りかを考慮して選ぶと良い。どちらも同じ比重で使いたい場合は、ジュース容器とミル容器が別についている機種を選ぶと良い。

お手入れのし易さ

機種によって分解時の部品数が変わる。よりお手入れをし易いのは、分解時に個数が少ないシンプルな形状のミルミキサーで、パッキン部分も取り外しができ、煮沸消毒可能なものが望ましい。

ジューサー/ミキサー/ブレンダー/フードプロセッサーの比較表

比較 ミキサー ジューサー 低速ジューサー ハンドブレンダー フードプロセッサー
方式 切削/混ぜ 絞る
=高速切削
絞る
=低速圧縮
切削/混ぜ 切削(粗)
調理 ジュース
スムージー
スープ
かき氷
ジュース
(100%)
豆乳
ジュース
(100%)
豆乳
ジュース
スムージー
スープ
ソース
玉ねぎみじん切り
肉のミンチ

ミキサーは液体+固形物の切削と混ぜが得意

ミキサーは「切削性」や「耐久性」に優れたブレードを使用している。

液体と共に細かく切削するのが得意で、スムージーやスープに使用することが多い。なめらか口当たりに粉砕できる。

また、固形物にも範囲を広げた、ミルミキサータイプもある。

フードプロセッサーは、固形物の粉砕が得意

フードプロセッサーは、固形物を粗く粉砕するのに優れている。

付属のカッターの種類で、大根おろしや、肉をこねる作業、きゅうりのスライスや千切りなども可能。下ごしらえの時短アイテムとしてすぐれている。

ジューサーと低速ジューサーは、粉砕せず「絞る」

ジューサーは、繊維質かつ固い食材が得意なのに対し、スロージューサーは水分が多くやわらかい食材が得意。ミキサーとの違いは、切削するか絞るかということだ。

低速ジューサーにいたっては刃が樹脂製のスクリューとなっており、1分間に50回転前後と、遅い。そのため熱摩擦がなく、酵素やビタミンの破壊を抑えられる。

ハンドブレンダーは、一番汎用性が高くポータブル

ハンドブレンダーは、ミキサーよりも手軽に使え、鍋などに直接いれて食材を撹拌するのに便利。チョッパーや泡立て器などのアタッチメントが付いているタイプもある。

洗いやすく持ち運びしやすいので、離乳食作りにもおすすめだ。

 

最終更新日:2018/10/12