今回はApple Watchに代表するような高級スマートウォッチではなく、格安スマートウォッチにスポットを当てたいと思います。Apple Watchは高すぎる。そんなに高機能でなくても良いという方のための選び方や、おすすめスマートウォッチもご紹介します。
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高級品や上位機種と格安スマートウォッチとの違いは?
格安スマートウォッチと高級品や高性能のスマートウォッチとの違いは、デジタル機器としての性能と見た目の材質や高級感に尽きる。
高性能な機種はCPUやメモリが高速でディスプレイがとても綺麗。機能面がとても充実している。
たいして1万円程度の格安スマートウォッチの場合は、CPUやメモリが並以下で表示できる情報も少ないため、高機能とはいい難い。しかしあえて言うなら、そんなにスペックが必要なのかという事だ。
- メールや電話の着信を確認できる
- 音楽再生ソフトのリモコンになる
- スマホのカレンダー機能と同期して、アラームが反応する
- フィットネス機能の充実
上記の4点がスマートウォッチの肝と言えるだろう。
CPUが高性能だと良い事は重いソフトウェアを動かす時の滑らかさ、メモリが多くて助かるのはいくつものアプリを同時起動しても問題ないかということだが、格安スマートウォッチはそもそも殆どのモデルがアプリをインストールできない。
また、1万円のスマートウォッチの場合「音楽再生ソフトのリモコン」に出来ない機種、役に立たない機種が目立つ。メールの中身や件名を確認できないものも多いし、タッチパネル機能がないモデルも多く、アラーム付でスマホと同期しているフィットネス時計という印象に近い。
むしろスマートウォッチではなく「活動量計」や「心拍計」機能つきの時計として認知している人もおおく、スマートフォンと同期してデータチェックできるなんで便利だ!という意見も多い。
そのためか1万円クラスの格安スマートウォッチはスポーティーな外観が多いが、ビジネスシーンで使えるものもあるので機能面で問題ならおすすめ出来る。
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Apple Watchとの違い
Apple Watch(アップルウォッチ)はアプリをインストールして様々な機能を拡張でき、ディスプレイはタッチパネル式となっている。しかも最近のモデルはセルラーモデルがあり、Apple Watch単体で超小型のスマートフォンやタブレットの様な役割を果たし、通話もできる。
Apple Watchは時計型のiPhoneのようなものだから格安スマートウォッチとは似て非なるものとなる。
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OSによる違いは?
スマートウォッチに搭載されているOSで有名なのは「Watch OS」と「Wear OS by Google」だ。
Apple WatchのみWatch OSが搭載されており、その他の多くはWear OSとなり、Wear OSはiOS(iPhone)でも使える。
Wear OSは当初「Android Wear」という名前だったが、Android専用と勘違いされやすかったためか、「Wear OS by Google」という名前に変更された。
だが、格安スマートウォッチはこれらのOS自体を搭載していないモデルが多い。
というのも、アプリをインストールする事などが出来ないし機能が予め決まっているので、Wear OSやWatch OSが必要なく、スペックシートにもOSが記載されていない。
ただし、相性の問題で「この機能はAndroid端末でしか使えません」というものもあるため、iPhoneの場合は機能に関する注意事項を確認してから購入しよう。
【1万円以下】iPhone・Android両対応の格安スマートウォッチ6選
itDEAL
防水機能は勿論の事、活動量計、心拍計、血圧測定が出来る上、睡眠トラッカー付で、電話やメール、SNS系のバイブレージョン着信を知らせるバイブレーション設定できる。女性ユーザー向けに生理周期管理機能も搭載しており、5000円を切る割にはフィットネスや健康に関する機能が豊富。
見た目はむしろブレスレットに近いので、時計ではなくフィットネス向けのブレスレットと考えた方がしっくりくる。
GanRiver
防水機能付きで、歩数計、心拍計、睡眠トラッカー付。電話着信通知とSNS着信通知が可能で、SMSに関してはスマホのショート通知と同等の内容を表示してくれる。リモート音楽再生や携帯紛失防止アラームなどもついており、itDEALと似ているようで少し違う。フィットネス機能特化ではないバランスタイプとも言える。
Withings Activité Pop(アクティブポップ)
ごく普通のアナログな腕時計のような概観でありながら、活動量計、睡眠トラッカーとしての機能が搭載されているスマートウォッチ。
5気圧防水、充電不要で電源はリチウムボタン電池となっており、スマホ側では専用のアプリを使って活動量を確認、管理できる。
ただし心拍数は計れず、バイブレーションによる目覚まし機能はあるが、スマホ側のアプリを動かすような機能はない。
アクティブポップの良さは、シンプルな見た目と活動量計にしぼった機能ともいえる。
ラドウェザー
ゴツゴツとしたタフな外見が目立つスマートウォッチ。
防水機能、歩数系、活動量計、睡眠トラッカーを搭載し、電話やメール、LINEなどのSNS着信も知らせてくれる。
Zeblaze
ラドウェザーと同じく、ハードでタフなデザインのスマートウォッチ。
機能も似ており、防水機能、歩数系、活動量計、睡眠トラッカー、電話やメール、SNS着信が揃っている。
こちらのほうがシックで目立たない印象にあり、ラドウェザーとZeblazeで迷うなら見た目で決めてもいいかもしれない。
Yamay
活動量計、心拍計、睡眠トラッカーを搭載しており、メールや電話、SNSの着信バイブレーション設定と着信音設定が可能。防水機能も付いており、LINE通知やスケジュール通知も確認する事が可能。高機能さに関しては◎だが、見た目がスポーティー&ホビーで目立つ事と、設定画面で中国語や意味不明な日本語がある。