実機レビュー有|使って良かったおすすめ加湿空気清浄機[2018秋冬]

加湿空気清浄機

加湿空気清浄機をの購入を考えている方に向けて、シャープ、ダイキン、パナソニック主要3社の比較やおすすめ商品をご紹介。また、加湿空気清浄機の選び方のポイントや、効果的に使える置き場についてまとめてみました。

加湿器/空気清浄機ニュース

加湿空気清浄機主要3社の比較

シャープの特徴

シャープの加湿空気清浄機は、消臭効果の高い活性炭を使ったフィルターを使用しており、空気清浄機能に優れている。自動洗浄機能付きで、毎日のお手入れも楽にできるだろう。有名な「プラズマクラスター」なら、イオンの効果で空気中や染み付いたニオイまで吸い取ってくれる。

プラズマクラスター

プラズマ放電の効果でイオンを放出し、空気中に浮遊しているアレルギー物質やカビを除去。さらに、染み付いた嫌なニオイの分解やカビの繁殖を抑える効果を持っている。

ダイキンの特徴

ダイキンの加湿空気清浄機は、ランニングコストを抑えられるのが特徴。性能としては、アレルギー物質やカビの菌だけでなく、花粉を芯まで分解してくれる。さらに、空気中の嫌なニオイも分解してくれるため、室内の空気をクリアに保つことができるだろう。ダイキンの空気清浄機なら、「ストリーマ空気清浄機」が有名だ。

ストリーマ空気清浄機

脱臭フィルターのお手入れや交換が不要。吸い込んだ不純物を分解するストリーマの効果のより、加湿する水分も除菌してくれるため、衛生的にも安心して使えるだろう。

パナソニックの特徴

パナソニックの加湿空気清浄機は、空気中の水分から微粒子のイオン「ナノイー」を作り出し、アレルギー物質やハウスダストを抑える効果を持っている。また、マイナスイオンの効果で美容効果が期待できるため、女性の方には嬉しい空気清浄機だろう。

ナノイーX

ウイスルや花粉を抑制するだけでなく、染み付いたニオイの脱臭に効果的。タバコやペットなどの気になるニオイを除去してくれるため、快適な空間を維持できるだろう。

おすすめ加湿空気清浄機|シャープ

【愛用機】機能・性能文句なし!|シャープ  KC-F50-W

出典:www.amazon.co.jp
SHARP
シャープ
KC-F50-W
加湿13畳/空気清浄23畳

微小な粒子をしっかりと感知してくれる「シャープ KC-F50-W」は、花粉症対策にぴったりの加湿空気洗浄機。

筆者は昨年購入し花粉症の季節に使用してみたが、効果は絶大。部屋の中は完全なエスケープゾーンと化した。寝室とリビングに1台ずつ置いて愛用している。

シャープ  KC-F50-W

画像にある通り、花粉はもちろん、花粉よりも細かい粒子であるPM2.5まで、色で濃度を知らせてくれる機能付き。さらに、微粒子が付着する原因とな静電気の発生を抑え、離れた場所のホコリやアレルギー物質まで吸い込んでくれる。

寝るときは「静か寝」機能を使えば、ライトが消え、音も静かになる仕様。静音性も高い。

KC-F50-W

タンクの着脱もスムーズ。容量はずっと使用していても1~2日に1回取り替えれば十分。部屋の湿度表示もできるので、必要なときにだけ使用できる。

コスパ最高の定番機種|シャープ  KC-G50-W

出典:www.amazon.co.jp
SHARP
シャープ
KC-F50-W
加湿13畳/空気清浄23畳

2万円以内で購入できる「シャープ KC-G50-W」は、加湿空気清浄機としての基本的な機能を持っている。前述の製品よりも機能は少ないが、コスパ最高の定番機種として人気が高い。加湿・空気清浄共に効果を得られる範囲が広いため、個室だけでなくリビングでも活用できるだろう。

補足|「KC-F50」「KC-G50」「KC-H50」の違い

「KC-H50」と「KC-G50」は型名が違うだけで同じ製品。「KC-F50」「KC-G50」の違いは、F50の方が高性能で以下機能が搭載されているということ。

  • 梅雨モード
  • ホコリセンサー
  • エアコン連動
  • デジタル切タイマー
  • 運転自動復帰

ホコリセンサーや切タイマーなどは個人的に便利だと思うので、「KC-F50」がおすすめ。

スマホから空気状態をチェック|シャープ  KI-HP100-W

出典:www.amazon.co.jp
SHARP
シャープ
KI-HP100-W
加湿26畳/空気清浄46畳

Wi-Fi機能が搭載された「シャープ KI-HP100-W」は、スマホから空気状態をチェックできる高性能な加湿空気清浄機。また、スマホからら操作することができるため、離れた場所からでも運転の微調整が可能となっている。さらに、AI(人工知能)も搭載されていて、室内の空気状態を分析し、適切なモードへと自動で切り替えてくれる優秀な機種といえるだろう。

おすすめ加湿空気清浄機|ダイキン

置き場に困らないスリムタワー型|ダイキン  MCK55U-W

出典:www.amazon.co.jp
DAIKIN
ダイキン
MCK55U-W
加湿14畳/空気清浄25畳

スリムタワー型の「ダイキン MCK55U-W」は、横幅が27cmしかないため、置き場に困ることはないだろう。スペースの狭いワンルームでも使いやすく、生活の邪魔にならないのは魅力的だ。見た目はコンパクトだが、加湿や空気清浄を含む15種類もの機能が搭載されている。

業界初のTAFUフィルター搭載|ダイキン MCK70U-W

出典:www.amazon.co.jp
DAIKIN
ダイキン
MCK70U-W
加湿18畳/空気清浄31畳

集塵性能に優れた「ダイキン」は、10年後も集塵力が衰えることのない、業界初のTAFUフィルターを搭載。さらに、放出されるイオンと、吸い込んで分解するストリーマのダブル効果で、素早く脱臭・空気清浄を行なってくれる。また、無線LAN搭載なので、専用のアプリを使えば、外出先からでも運転操作が可能だ。

おすすめ加湿空気清浄機|パナソニック

落ちる前に吸い込む|パナソニック  F-VXH50-W

出典:www.amazon.co.jp
PANASONIC
パナソニック
F-VXH50B2-W
加湿8.5畳/空気清浄24畳

床上30cmの汚れを吸い込む「パナソニック F-VXH50-W」は、ホコリや花粉が床に落ちる前に吸い込んでくれる。もちろん、空気中に漂う空気中の汚れも上から吸い込むので、より清潔な空気を保つことができるだろう。また、エコナビが搭載されているので、節電にも効果的だ。

赤ちゃんにおすすめ加湿空気清浄機

これまで、おすすめの加湿空気清浄機をご紹介したが、赤ちゃんがいる家庭ではどんな機種を選ぶのが良いのだろうか。

結論から言うと、この機種がおすすめというより、下記の基準を満たした機種を好みで選べば良い。

  • 部屋の広さより十分な「適応床面積」を持っていること
  • 赤ちゃんが倒すことがないサイズであること

赤ちゃんは、大人よりも低い位置にある空気を吸っている。つまりは、ホコリに近い場所にいるということだ。

そのため、より一層部屋の空気を清潔に保たなければならない。「適応床面積」はあくまで最低限の基準でしか無いので、部屋の広さよりも大きな面積を見積もる必要がある。

また、加湿空気清浄機のサイズが小さいと、赤ちゃんが誤って倒してしまい、事故を招きかねない。そのため、あまり小さなサイズを選ばないのがベターだろう。

加湿空気清浄機の選び方

適用床面積(部屋の広さ)

適用床面積とは、空気中に漂うホコリや花粉などを30分で空気清浄できる範囲のこと。また、販売されている空気清浄機は、タバコ5本分から出る有機物質を1日分の汚れと表している。

空気清浄機を適用面積で選ぶときは、お部屋の広さよりも適用面積が広い製品を選ぶことが好ましい。そのため、お部屋が12畳だからといって、空気清浄が12畳まで対応した機器で良いというわけではない。目安としては、お部屋の広さが適用面積の約1/2~1/3がおすすめ。

給水のしやすさ(使い勝手)

加湿空気洗浄機は、手動での給水が必要になる。そのため、取り外しが簡単にできて、持ち運びのしやすいものがおすすめ。また、キッチンのシンクに納まるサイズであれば、より給水作業が楽になるだろう。加湿空気清浄機を選ぶときは、給水タンクを確認し、給水のしやすい製品を選ぼう。

掃除のしやすさ・楽さ

空気清浄機は空気中のホコリや花粉など、有機物質を集塵するため、フィルターのお手入れは必須。しかし、近年販売されている空気清浄機は、簡単にお手入れができるものが多い。少しでもお手入れの手間をはぶくなら、フィルターの交換時期を確認しておこう。

ダイキンのTAFUフィルターが凄い!

ダイキンのTAFUフィルターは、吸い込んだ汚れを広げにくく、ホコリや花粉を引き寄せる静電力が落ちにくいのが特徴。そのため、フィルターの交換が10年間不要となっている。

電気代

電気代を抑えるなら、加湿方式が「気化式」の加湿空気清浄機がおすすめ。水を吸い上げて水分を蒸発させる気化式は、熱量を使わわないため、消費電力が少ない。また、エコモードに切り替えが可能な製品も、電気代節約に効果的だ。

フィルターの交換頻度

加湿空気清浄機を選ぶときは、フィルターの交換頻度も確認しておきたい。メーカーや機種によって違いはあるが、基本的には吸気・排気力の低下や嫌なニオイがし始めたら交換するもの。しかし、フィルターの交換頻度が多ければ、その分交換費用が必要になるため、交換時期の長い製品を選ぶのが好ましい。

加湿空気清浄機の便利な機能

スマホ連携

加湿空気清浄機によっては、スマホ連携で離れた場所からでも運転操作ができる製品がある。室内の空気状態の確認や、遠隔操作で外出先から起動させることが可能。

自動コントロール

自動コントロール機能は、ボタン一つで空気状態に合わせてモード変換を行なってくれる。わざわざ手動で切り替える手間がはぶけ、自動的に起動させてくれる便利な機能だ。

蚊取り機能

さまざまな機能が搭載されている製品の中には、夏にぴったりの蚊取り機能が搭載されたものがある。寝ているときも嫌な音に悩むことがなくなるため、安眠できる便利な機能だ。

さいごに|加湿空気清浄機の置き場所を工夫しよう

実際に購入した際は、是非加湿空気清浄機の置き場所を工夫することをおすすめしたい。

加湿された空気が循環される位置が好ましいので、エアコンを稼働させる季節はエアコンの下に置くのが望ましい。エアコンとプラスしてサーキュレーターを用いると、より効率的だろう。

また、新鮮な空気を取り込みやすい、窓や部屋のドアの向かい側に置くのもおすすめ。加湿空気清浄機から出る空気が壁にぶつかって部屋中に送り込まれるように、壁から1m弱ほど離して置くのも忘れずに。

引用元:TOP画像:https://kaden.watch.impress.co.jp
最終更新日:2018/12/27