タープの中でも張り方が自由自在で、大人数でも使えるのがヘキサタープ。今回は、海岸やビーチで映えるおしゃれなヘキサタープと、張り方のアレンジ方法についてご紹介します!
目次
ヘキサタープの魅力
ヘキサタープは、大きな布・2本のメインポール・6本の自在ロープで構成される、非自立式のテントの1つ。
テントのように四面を布で覆われていないため、風通しが良く開放感があるのが特徴。また、一枚布がメインのシンプルな作りなので、コンパクトで収納性に優れる。
ヘキサタープは、
- 大人数での使用
- テントや車に併設しての使用
- 広い場所での使用
- 徒歩でタープを持ち運ぶ場合
におすすめなタープ。ピクニックやハイキング、BBQに最適だろう。
タープには様々な種類があるが、ヘキサタープ以外も候補に入れて総合的に判断したい方は、下記記事をご参考いただきたい。
- タープには、ヘキサタープ・スクリーンタープ・ワンタッチタープ・自立式タープ・スクエアタープなど様々な種類があります。どれを選べば良いか迷っている方向けに、用途別のおすすめタープをご紹介します! 目次1 タープの3つの種類...
3~4人におすすめのヘキサタープ
BUNDOK(バンドック) ヘキサタープ BDK-25
▼価格重視の方におすすめ▼
~4人の少人数使用でおすすめのタープ。
紫外線をカットして肌を守るUV加工がされているため、海水浴やプールにおすすめ。幅広なので、片面を直角に閉じるようにタープを張ればひと目を避けることもできる。
モンベル(mont-bell) ヘキサタープ HX 1122474-DKFO
▼高品質・超軽量▼
少人数用タープをお探しの方で、品質を重要視される方におすすめなのがこちら。しっかりした生地で日光や雨を遮断し、1kgを切る超軽量が人気。
DOPPELGANGER OUTDOOR ヘキサタープ
▼どにかくおしゃれ!▼
なんといってもデザインがおしゃれなドッペルギャンガー。
キャンプ場やビーチでも、一目瞭然のデザイン。ゆったり4人座れる大きさなのに、2kgちょっとと、かなり軽量。ペグもV字ペグで頑丈。
5~6人におすすめのヘキサタープ
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キャンパーズコレクション ヘキサゴンタープ RXG-2UV
▼手頃な価格でおしゃれ▼
6人程度のアウトドアにおすすめの、おしゃれなヘキサタープ。ランタンを掛ける部分があったり、生地にUV加工がされていたりと、使い勝手も良い。
ロゴス(LOGOS) neos ドームFITヘキサタープ 4443-N
シートには、難燃性ポリエステルタフタを使用し、耐水圧2000mmと強い雨でも対応できるスペック。またUV-CUT加工もされているので紫外線対策もバッチリだ。
North Eagle(ノースイーグル) ヘキサゴンタープII NE167
7人程度まで使用でき、評価が高く、おしゃれなデザインということで人気。大きさ、価格、見た目共に価格以上のコスパがある。
7~8人におすすめのヘキサタープ
コールマン(Coleman)タープ XPヘキサタープ/MDX
大人数使用でおすすめの、コールマン定番タープ。クロスポールを広げるだけで高さ調節ができる手軽さと、何年も使用できる耐久性が人気。タープポールで片面を開放させられる。
ヘキサタープの選び方
防水性能(耐水圧)
ヘキサタープは、製品それぞれ耐水圧という”どれだけ防水性能があるか”という数値が異なる。強い雨でも浸水しないタープは1500mm~程度だと考えて良い。
撥水加工がされているものは、より防水性が長持ちする。メンテナンスとして防水スプレーをふりかけるのもおすすめだ
本体重量
フェスや海水浴やピクニックなどは、徒歩でタープを持ち運ぶことになる。その場合は、なるべく軽量のタープを選ぶのをおすすめする。
一方オートキャンプなど車で持ち運べる場合は、重量よりも剛性を重視したほうが良いだろう。
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遮光・遮熱性能
タープは夏に使用することが多いだろう。タープの影で日光が遮断できるが、より紫外線対策をするなら、UVカット・紫外線カット・遮光コーティングがなされた布地を選ぶと良いだろう。
ブランドで選ぶ
ご紹介した、コールマン・ロゴス・ドッペルギャンガー・ノースイーグルも有名ブランドだが、その他にも安心できるブランドをご紹介しておこう。
snow peak(スノーピーク)
スノーピークは新潟発の日本製メーカーとして、安心の高い品質を提供するアウトドアブランド。比較的高価格帯の商品展開だが、近年若者や本格アウトドアを楽しむ中高年層にも人気を博している。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
キャプテンスタッグは、設立40年ほどの低~中価格帯のアウトドアブランド。なんといっても品質に対してのコストパフォーマンスが魅力。タープ以外にも、アウトドア用品を数多く取り扱っている。
キャンパルジャパン(小川キャンパル)
タープの張り方”小川張り”の生みの親である小川キャンパル。コールマン同様100年以上の歴史をもつ老舗ブランド。比較的高価格帯ではあるが、その耐久性高い製品で長年の愛用者も多い。オートキャンプ時に便利な、カーサイドタープが看板製品。
他のタープの種類
この記事では、ヘキサタープのみをご紹介したが、他にもタープには種類がある。
スクリーンタープ
スクリーンタープとは、テントのような快適な居住性があり、サイドをシートで覆える形状が特徴のタープ。
キャノピーが付属していたり、フルクローズできるタイプがあり、天候や使用用途など状況に応じて柔軟に変化できるのがメリット。虫除けや日除けをしっかりしたい人におすすめ。
詳細は下記記事にて。
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ワンタッチタープ
ワンタッチタープとは、自立式タープ(スクエアタープ)やスクリーンタープの一種で、文字とおり、設営が簡単に作られたタープのこと。
ヘキサタープよりも設営難易度が格段に低いので、キャンプ初心者にもおすすめ。
詳細は下記記事にて。
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ヘキサタープのアレンジ
まず設営に必要なもの
タープを張るには、付属のポール・ペグ・ペグハンマー・自在ロープが必要。
ポール以外は、若干剛性に疑問があるものが多いので、付属のもの以外にホームセンターなどで揃えるのをおすすめする。ハンマーは特にぺぐだうん時に使い物にならないものが多い。
タープを設営する場所
タープを張る場所は、太陽と風の向きを考慮して選ぶと、快適に過ごせる。
例えば風上を頂点にして張ると、風をタープ内が通り抜けていき快適。また、太陽は東→西に移動するので、日差しを受けないよう東西には張らないなど、色々工夫ができる。
実際に張る手順
まず、角となる部分と直線状にペグダウンし、次にメインポール、対角線上のポールという手順で立ち上げていく。
ヘキサタープのアレンジ
ポールの片方を高くして開放感を増したり、ロースタイルにして影を増やしたり、片側を直角張りして人の目を遮断したり、というアレンジも可能。
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まとめ
いかがだっただろうか。
ヘキサタープは、慣れるまで少し設営が難しいと感じる人もいるだろうが、どのテントよりもコンパクトでシンプルかつ柔軟なので、とても便利。是非設営になれてタープデビューしていただきたいと思う。