遅延が少ない、おすすめゲーム向けテレビ特集。安い機種~4Kまで 

今回はゲーム向けテレビの選び方やポイント、おすすめ製品をご紹介します!新しくゲーム用にテレビを買い替えたい人は必見です!!

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ゲーム向けテレビ(ゲーミングテレビ)おすすめ製品

ゲーミングテレビは、

  • 画質と表現力で選ぶなら、SONY「BRAVIA」
  • レスポンス重視なら、東芝「REGZA」
  • コスパで選ぶなら、パナソニックの「VIERA」

がおすすめ。普段遊ぶゲームの種類や、後述の選び方を参考にして自分にあった製品を選んでいただきたい。

SONY BRAVIA KJ-43X8000E

出典:www.amazon.co.jp
SONY
ソニー
BRAVIA
KJ-43X8000E

4K画質であるだけでなく、「4K X-Reality PRO」エンジンにより、4K画質でないものもアップコンバートできる。つまり4K画質で作られていないゲームもわりと美麗な表現で遊べることになる。

しかもHDRに加えてトリルミナスディスプレイを搭載していることにより表現できる色数がとても多く、鮮やかなゲーム演出はより鮮やかに感じることができるだろう。

この表現力の高さは、鮮やかな映像美を誇るゲームだけでなく、薄暗いホラーゲームやダークなゲームをするのにも最適な表現をしてくれる。

東芝 REGZA 32S20

出典:www.amazon.co.jp
TOSHIBA
東芝
REGZA
32S20

レスポンスを重視した「瞬速ゲームダイレクト」機能を搭載。画像処理の遅延時間は約0.83msecと発表しており、FPSやアクションゲーム、格闘ゲームに最適。

画質はフルHD相当だが、32インチなのでこれで十分とも言える。

パナソニック VIERA TH-32E300

出典:www.amazon.co.jp
パナソニック
Panasonic

HD画質のパナソニック製VIERA。単純にコストパフォーマンスが良く、表現力もそこそこ良い。IPSを採用しており、斜めからでも視認性が高いため、寝っ転がってプレイしたり、座ってプレイしたりと姿勢をかえてゲームをしても画質に難を感じにくい。

LG 55UJ630A

出典:www.amazon.co.jp

4K画質でHDR対応。43インチもあるのに価格がかなり控えめなのが魅力。予算は少ないがゲーム用に大きなモニターが欲しいという人におすすめ。

ゲーム向けテレビ(ゲーミングテレビ)おすすめ製品|4K

SONY BRAVIA KJ-49X8500F

出典:www.amazon.co.jp
SONY
ソニー
BRAVIA
KJ-49X8500F

4K画質を更に美しくするための「HDR X1」を搭載。コントラストを最適な値に自動調節してくれるので、とにかく迫力のあるゲームプレイができる。

もちろんSONYお得意のトリルミナスディスプレイを搭載しており、色の表現力事態も抜群に良い。ここまで画質が良いと、FPSをしてても背景や美しさにうっとりしてしまうかも。

PS4proの高い表現力を十分に活かせるだけでなく、おなじSONY製品だけに連携力も抜群に高い。

パナソニック VIERA TH-43EX600

出典:www.amazon.co.jp
パナソニック
Panasonic
VIERA
TH-43EX600

4K画質とHRDは標準装備。ダイナミックサウンドシステムとして30W(一般的なテレビは5W+5Wなどが多い)の高出力アンプを搭載しており、薄型テレビらしからぬ、迫力のあるゲームサウンドを楽しめる。

ゲーム向けテレビ(ゲーミングテレビ)の選び方

パネルの駆動方式

ほとんどの液晶パネルで採用されているTFT方式には、さらに細かく3種類の代表的な駆動方式がある。

方式 安さ 画質 応答速度 視野角
TN ★★★ ★☆☆ ★★★ ★☆☆
VA ★★☆ ★★☆ ★★☆ ★★☆
IPS ★☆☆ ★★★ ★☆☆ ★★★

テレビの場合、IPSとVAがメジャー。速度重視か視野角重視かで選ぼう。

また、パネルの種類は、液晶テレビがメジャーだが、応答速度の速い有機ELテレビも存在しているので、予算がある方は検討してみると良いだろう。

液晶パネルの表面処理(グレア/ノングレア)

表面に光沢のある「グレア液晶」と光沢のない「ノングレア液晶」、また半光沢加工のされた「ハーフグレア液晶」の3種類がある。

動画などには高精細なグレアが向くが、ゲーム―特にFPS―について言えば映り込みは非常に邪魔になるので、迷わずノングレアを選ぼう。

グレア 外光を反射するので黒が映えてコントラストの強い鮮やかな描画になる。ただし外光が映り込むので目が疲れやすい。
ノングレア 外光を取り込んでしまうため全体的に白みがかった低コントラストな描画になる。目には優しい。
ハーフグレア 両者のいいところ取りをしたタイプ。多少映り込むのでグレアが苦手な人はハーフグレアも苦手。

画面サイズ(インチ)を選ぶ

インチ 長所 短所
24~27インチ コンパクト
画面全体を把握しやすい
コストパフォーマンスが良い
迫力に欠ける
32~37インチ バランスが良い 特になし
42インチ以上 迫力満点で臨場感がある
映像が美しいモデルが多い
小さい部屋には不向き
コストが高い

24~27インチ

24~27インチ程度のモニタは価格が安いだけでなく、画面が小さめなので画面全体をひと目で把握しやすい。
ただし、迫力の低下は否めず、「小さいテレビ=コストパフォーマンスがよくて当たり前」という認識から高性能なモデルがとても少ない。

32~37インチ

32~37インチは個人用でもリビング用でもつかえるちょうどいいサイズ。製品の数もとても多く、ピンキリで製品によって価格や性能が全然違う。

42インチ以上

42インチ以上の大型は大迫力でゲームを楽しむのに最適。高級モデルも多く、機能面も充実している。ただし価格が高いし、テレビとの距離が近いと中央ばかり目に入り、端々の状況に気づきにくい。

売れ筋は32インチと43インチ

ちなみに現在の売れ筋テレビサイズは32インチと43インチ。個人用や一人暮らし用で場所を取りたくない場合は32インチがよく選ばれ、そうでない場合は43インチが主力となっているようだ。そのためどのサイズを選べばいいかわからない場合はこの2択でよいかもしれない。

6~9畳程度のワンルーム一人暮らしであってもゲーム大好きでゲームが生活の中心だ!というのであれば43インチでも良いと思うが、50インチ以上はすこし大きすぎる。

解像度を選ぶ

ゲーミングテレビの解像度で主流なのは、フルHD(1920×1080ドット)か4K(3840×2160ドット)。

解像度はリフレッシュレートとトレードオフの関係なので、速度重視ならフルHDで、グラフィック重視なら4Kがおすすめ。

応答速度(表示遅延)を確認

応答速度は、画面の色が変化するまでの時間を表しており、単位はms(1msは1000分の1秒)となる。

FPSや格闘ゲームなど動きが早く、その反応で勝負を決してしまうようなゲームの場合5ms以下くらいが好ましい。

ただこれは、本気でFPSや格闘ゲームで勝ちたい上位ランカー向けの指針であり、とりあえず楽しみたいだけならあまり気にしなくても良い。

リフレッシュレート

1秒間に何回画面を描き換えることが可能かを示す。PUBGやフォートナイトといった高いフレームレートを要求するゲーム用途であれば、120Hz(倍速駆動)のものを選ぼう。

マシン側も対応している必要があるので、その点も確認しておこう。

ゲームモードの有無

ゲームモードとは画質を落として表示遅延を遅らせる物が多い。FPSや対戦格闘ゲームなど、スピーディな展開が勝負の肝となるゲームにはとても重要だ。

RPGやアドベンチャーゲームなど、画質重視のほうがよく、遅延などが気にならないゲームはゲームモードにしなくて良い。

フリッカーフリーの有無

フリッカーとは画面のちらつきのことを指す。フリッカーフリーの機能があるテレビは、極力ちらつかないように工夫がされている。

具体的にはバックライトを点滅させるのではなく、光量の調節で柔らかく変化させていたりする。

4Kのゲーム向けテレビを導入する上でのポイント

画面サイズ

画面サイズに関しては予算の話をおいておくとしても、最適なサイズがある。

たとえば机の上において、目の前に座ってプレイするなら24~27インチ程度でないと、画面が大きすぎてプレイしにくい。

32~37インチは、1.5~2メートル程度の距離を離してプレイするのにちょうどよく、一般的には様々な環境でフィットしやすい。

42インチ以上はかなり大型なので、テレビと自分の距離をある程度確保する必要がある。50インチを超えるようなら6~8畳の部屋には大きすぎるし、距離が近いと眼精疲労もひどくなる。

4K HDRに対応しているか

4Kについて

4Kとは4096×2160ピクセルサイズで表示できるテレビのことを指す。この数値は「どれだけ綺麗か」という意味とは少し違い、一つの画面でどれだけ細かく繊細に表現できるかが関わり、けっかとしてきれいに見える。

そのためもともと画面サイズの小さいテレビは元々表示できる領域が狭いので、いわゆる「4K画質」を表現する事が難しくフルHDくらいで十分だったりする。

4Kを求めるなら30~40インチ以上で、特に40インチクラスで4K対応でないと、画面の美しさに不満を感じるかもしれない。

HDRについて

HDRちはHigh Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略称であり、すぐれた輝度をもつ技術となる。輝度の表現力が高ければ、画像のメリハリが表現しやすく、暗い描写を潰す事無く、明るい描写も表現できるので、色の美しさが際立つ。

たとえば4K対応なのにHDRを搭載していなければ、映像を繊細に表現してくれているが、色彩の表現力が低いということになる。

内蔵スピーカーの音質

内蔵スピーカーは基本的には期待しにくい。なぜなら昨今のテレビはとても薄く、その薄い筐体のなかで高性能のスピーカーを確保することが難しいからだ。

しかし各社の企業努力により、最近のテレビは薄型ながらスピーカーの質が良いものも多い。

ゲーム向けテレビとゲーミングモニターの違い

ゲーム向けテレビとゲーミングモニターの違いは簡単だ。

TV番組を見るためのチューナーがついているかどうかで、チューナーがついていないならモニターということになる。

またテレビの場合はほぼ100%スピーカーを内蔵しているが、ゲーミングモニターはスピーカーを内蔵していないものが多い。

ようするにモニターは映像などを映し出すためだけの機械であり、テレビはTV番組を音声とともに視聴できることを前提としている。

ちなみにテレビ業界とゲーミングモニタ業界では生産しているメーカーがガラリと変わる。特にゲーミングモニタの方は一般的には聞き馴染みのないメーカーが多く、どこが信用のおけるメーカーなのかは初心者だとわかりにくい。

その点テレビは大手家電メーカーがこぞって生産しているので、安心して購入できるという利点もある。

最終更新日:2018/12/18