フードプロセッサーは、調理の下ごしらえや離乳食作りに適した調理器具。今回は、製品の選び方、ジューサー/ミキサー/ブレンダー/フードプロセッサーの比較、パナソニック/山本電気/テスコム/クイジナートなどおすすめのメーカーをご紹介します。
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フードプロセッサーの選び方
フードプロセッサーは、みじん切りやミンチなど「調理の下ごしらえ」となるような洗い切削が得意。この章ではまず、フードプロセッサーはどう選んだら良いのか、解説していきたい。
フードプロセッサーで何がしたい?
フードプロセッサーと一口に言えども、下記のような様々な調理ができる。普段どんな調理が多いかなど、用途によって選ぼう。
- 【シンプルタイプ】みじん切り/ミンチなど
- 【おろし/とろろカッター】大根おろし/とろろの摩り下ろし
- 【鬼おろしカッター】水分少なめの大根の鬼おろし
- 【スライス/千切りカッター】玉ねぎスライス/きゃべつの千切り
- 【パンの羽根】うどん/パスタ/パンの捏ね
「粗く切削する」調理だけであれば、シンプルタイプを
フードプロセッサーで、みじん切りやミンチなど「粗く切削する」調理をしたいだけであれば、シンプルなタイプを選べばよい。価格も¥5000~程度である。
他の調理をしたい場合は、アタッチメント付属タイプを
その他の「おろし」「スライス」などの調理をしたい場合は、専用のアタッチメントが付属している機種を選ぶと良い。
砕く・挽く・泡立てるなど全ての機能を網羅したタイプも
実は、ご紹介したフードプロセッサーの機能にプラスして、コーヒー豆を挽いたり、氷を砕いたり、生クリームを泡立てたりできる、「回転数無段階調整機能」搭載の機種もある。詳しくは後述する。
人気のおすすめフードプロセッサー
売れ筋はパナソニックのフードプロセッサー3機種
パナソニックは、調理できる幅に応じて3つの価格帯のフードプロセッサーを展開している。概して口コミ評価は高く、売れ筋となっている。
パナソニック フードプロッセッサー ホワイト MK-K81-W
付属品が「鬼おろしカッター」「スライス・せん切りカッター」「へら付きブラシ」「おろし・とろろカッター」「パンの羽根」「レシピブック」と、かなり充実!ほぼ全てを網羅。
ブラックハードチタンカッターで刃こぼれしにくく、「高速」「あらびき」「低速」の速度設定が可能。交換パーツが充実しているので、長く使える。
パナソニック フードプロセッサー ホワイト MK-K61-W
「スライス・せん切りカッター」が必要ない方はこれがおすすめ。
付属品:ブラックハードチタンカッター、鬼おろしカッター、へら付きブラシ、おろし・とろろカッター、パンの羽根、レシピブック
パナソニック フードプロセッサー ホワイト MK-K48P-W
シンプルな機能で良い方にはおすすめ。丈夫でリーズナブル。ナイフカッター、おろし・とろろカッターが付属している。
価格に対しての機能で選ぶなら、テスコム
TESCOM PureNatura フードプロセッサー ホワイト TK440-W
細かめと粗目のリバーシブルの両面おろしで、鬼おろしからとろろまですりおろせるのが特徴。もちろんホイップクリームからメレンゲまで作れる。
全ての付属品が本体に一体収納可能で、静音性にも優れている。
魅惑の無段階速度調節!これ一台でほぼ網羅!山本電気マルチスピードミキサー
YAMAMOTO マルチスピードミキサー Master Cut MM41レッド YE-MM41R
低速800回転から高速3,000回転/分までを無段階調節可能の人気機種。きざむ、砕く、捏ねる、おろす、擦る、混ぜる、挽く、泡立てる、など調理の幅が広い。
静かで後片付けが楽なのも嬉しい。
コンパクトさで選ぶならクイジナート
Cuisinart ミニプレップ プロセッサー DLC1JW
[切る・刻む・混ぜる]のシンプルな単機能タイプで、とにかくコンパクトでキッチンの場所を取らない。
LOW&HIGHの2つのスピード調節搭載。別売のおろしカッターDLC-195をアタッチメント可能。分解洗浄ができ、小さめなので、離乳食作りにもおすすめ。
Cuisinart リトルプロプラス フードプロセッサー LPP-2JW
コンパクトながら容量は1.0リットル。家族用にも最適で、「刻む、混ぜる、ミンチ、練る」調理が可能。
大容量でコースも選べる。コスパが良いタイガー
タイガー マイコンフードプロセッサー ボルドー SKF-G100-V
1回に調理できる最大量が650gと多めで、みじん・ミンチ、おろし・スープ、ホイップ・パンこねの4つの調理コースを簡単に選べて自動調理できる。
ステンレス製ワークボールは軽くて、ディンプル加工によりくっつきにくい
とにかくおしゃれでコスパも良いレコルト
レコルト チョッパー キャトル カプセルカッター パールホワイト RCP-2W
この価格で「刻む・混ぜる・練る・潰す・砕く」調理ができ、本体以外は丸洗いOK。
ジューサー/ミキサー/ブレンダー/フードプロセッサーの比較表
比較 | ミキサー | ジューサー | 低速ジューサー | ハンドブレンダー | フードプロセッサー |
---|---|---|---|---|---|
方式 | 切削/混ぜ | 絞る =高速切削 |
絞る =低速圧縮 |
切削/混ぜ | 切削(粗) |
調理 | ジュース スムージー スープ かき氷 |
ジュース (100%) 豆乳 |
ジュース (100%) 豆乳 |
ジュース スムージー スープ ソース |
玉ねぎみじん切り 肉のミンチ |
ミキサーは液体+固形物の切削と混ぜが得意
ミキサーは「切削性」や「耐久性」に優れたブレードを使用している。
液体と共に細かく切削するのが得意で、スムージーやスープに使用することが多い。なめらか口当たりに粉砕できる。
また、固形物にも範囲を広げた、ミルミキサータイプもある。
フードプロセッサーは、固形物の粉砕が得意
フードプロセッサーは、固形物を粗く粉砕するのに優れている。
付属のカッターの種類で、大根おろしや、肉をこねる作業、きゅうりのスライスや千切りなども可能。下ごしらえの時短アイテムとしてすぐれている。
ジューサーと低速ジューサーは、粉砕せず「絞る」
ジューサーは、繊維質かつ固い食材が得意なのに対し、スロージューサーは水分が多くやわらかい食材が得意。ミキサーとの違いは、切削するか絞るかということだ。
低速ジューサーにいたっては刃が樹脂製のスクリューとなっており、1分間に50回転前後と、遅い。そのため熱摩擦がなく、酵素やビタミンの破壊を抑えられる。
ハンドブレンダーは、一番汎用性が高くポータブル
ハンドブレンダーは、ミキサーよりも手軽に使え、鍋などに直接いれて食材を撹拌するのに便利。チョッパーや泡立て器などのアタッチメントが付いているタイプもある。
洗いやすく持ち運びしやすいので、離乳食作りにもおすすめだ。