ちょっとした埃やゴミを掃除したいときに、小型かつコードレスで気軽に掃除できるのが、ハンディクリーナー。今回は、ダイソン、マキタ、ツインバード、パナソニック、日立などおすすめハンディクリーナー5社を比較しながら、選び方のポイントを見ていきます。
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おすすめコードレスハンディクリーナーを比較
コードレスハンディクリーナーとは
コードレスハンディクリーナーは、「小型」かつ「軽量」で、コードがなく手軽に掃除ができるクリーナー。
部屋の角の埃や、テープルこぼれた食べカス、ペットの餌のカスなど、日常で出るちょっとしたゴミや、車用掃除機として利用する人も多い。
後述の選び方を見る前に、主要各社を比較してみたいと思う。
価格で選ぶなら、TWINBIRD(ツインバード)
▼フローリング・畳に最適▼
小型・軽量・コンパクトという点で、デイリーユースにおすすめしたいのがツインバードのコードレスハンディクリーナー。サイズはW105×D105×H335mmで、本体重量は950g。
ノズルはすき間ノズルのみ付属だが、シンプルに使いたいひとは十分だろう。バッテリー駆動時間は8時間充電で連続10分使用可能と一般的。
懸念があるとすれば、カーペットでの使用には少し吸引力が足りないという点だ。
もう少し吸引力が欲しい人におすすめの機種
ツインバードの上位機種がこちら。
こちらでも十分安価ではあるが、吸引力がもう少し欲しいかたにオススメ。
吸引力とコンパクトさで選ぶなら、パナソニック
▼小型なのにカーペットもOK▼
1万円を切る商品の中で吸引力とコンパクトさを両立させた大人気モデルがこちら。
1.3kgとコンパクトながらもカーペットの髪の毛やホコリもよく取れるほどの吸引力が大人気だ。
抗菌加工イオンパワーノズル、はけブラシ付きすき間ノズルが付属。紙パック不要の洗えるダストボックスでごみ捨ても楽々だ。充電台での急速2時間充電で強/約10分・標準/約22分使用できる。
吸引力で選ぶなら、Dyson(ダイソン)
▼布団クリーナーとしても◎▼
圧倒的な吸引力で、布団クリーナーとしての役割も十分果たす、ダイソン。
重量は1.55kgと標準で、片手で持つにも問題ない。本体サイズは、高さ20.8×奥行き39.5×幅14.4 cmとコンパクト。
ミニモーターヘッド、コンビネーションノズル、隙間ノズル、アレルゲンを取り除くフトンツールが付属し、汎用性が高いのも嬉しい。
ただ、充電時間が長くACアダプターに繋いでの使用ができないので注意が必要。
有線タイプおすすめハンディクリーナーを比較
有線タイプ・コスパNo.1は、ツインバード
▼低価格でパワフル▼
有線タイプの中でも、かなり吸引力に優れており安価なのがこちら。
デフォルトでの使用でも良いが、フィルターを取り付ければ、吸引力が持続する。カーペットにからまる動物の毛も吸引できるので、動物を飼っている家庭にもおすすめ。
メンテナンス性と吸引力で選ぶなら、日立
▼紙パック式でお手入れ楽々▼
ハンディクリーナーの中では珍しい、紙パック式のタイプ。ダストカップからゴミ袋に移すときに、粉塵が舞わないので衛生的。
安価な価格帯に対して、吸引力は十分。紙パックに拘るひとはベストバイだろう。
ハンディクリーナーへの切り替えが楽々、マキタ
▼低価格+高吸引力=コスパ◎▼
スティッククリーナーをハンディクリーナーとして使う際、おすすめしたいのがこちら。
充電時間約50分で12分の稼働。ノズルは、ストレートパイプ・サッシ(すきま)用ノズルが付属。
持ち手があるタイプではかなり軽量な、1.9kgなので、女性にも楽々使える。
メイン機として使いたいなら、日立
メイン機を所有していない人には、ハンディタイプへの切り替えも簡単なこちらもおすすめしたい。
基本的な吸引力は圧縮サイクロン方式(ごみと空気を遠心分離)を使用してカーペットなどでも問題なく使用できる。
暗い場所も見やすいLEDライトや、高いところでも届きやすい「曲がるブラシ吸口」など、細やかな機能も魅力の1つだ。
また、ダストケース部はまるごと水洗いできたり、掃除中でも立てておける自立構造がついていたり、レバーを開くだけで回転ブラシが外せる「ワンタッチ着脱」ができたりと、使う上でのストレス軽減にも余念がない。
コードレスハンディクリーナーの選び方
目ぼしい商品は見つかっただろうか。続いて、コードレスハンディクリーナーの選び方についてみていこう。
充電池の種類
ニッカド充電池(ニッケル水素充電池)
リチウムイオン充電池より安価だが、自己放電やメモリー効果(継ぎ足し充電による放電中に、電圧降下を起こす現象。見た目上の容量が減る)の心配があり、使い勝手が悪い。
リチウムイオン充電池
ニッカド・ニッケル水素充電池より高価なものが多いが、自己放電やメモリー効果の心配がなく使い勝手が良い。
充電方法も多種多様
充電池の他にも、充電方法も注目すべきだろう。主流は、壁掛け充電と専用スタンドでの充電だ。どちらにせよ目につく場所におくことがほとんどだと思うので、使い勝手やデザインも考慮しよう。
溜まったゴミの捨て方
紙パック式
一般的な掃除機のように、専用の紙パックに溜まったゴミをまとめて捨てる方式。衛生的に良い反面、コストと取り付けの手間がかかる。
サイクロン式(ダストカップ式)
小型掃除機によくある方式で、本体に取り付けてあるカップにゴミが溜まったものを捨てる方式。取り出し時に埃が舞ったり、定期的なカップ自体のメンテナンスが必要。
バッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間は製品によりまちまちだ。例えばダイソンのあるコードレスハンディクリーナーの機種だと「8時間充電で10分稼働」といったものがある。
他の製品もコードレスだと、10分以内の稼働時間のものも多い。メインの掃除機としての使用であれば、コードレスは避けるべきだろう。
また、バッテリーが取り外せるものと、そうでないものがある。バッテリー交換の際、取り外せるタイプであれば、単体で購入可能だが、取り外せないタイプだと、本体ごとの交換が必要だ。
大きさと重さ
持ち手がない超小型タイプのコードレスハンディクリーナーだと、1kg程度。持ち手があるものだと2kg前後のものが多い。
片手で使う場合は、もちろん軽いものを選ぶべきだろうし、収納場所に困らないためにも部屋に合わせた大きさを選びたい。
ノズル
掃除機と同じように、ハンディクリーナーもノズルを交換できるタイプがある。
布団用のノズル、床用吸込口、すき間ノズル、フローリング用など様々なタイプがあるので、オプションの有無も含めて用途に応じて選ぼう。
まとめ|用途に応じた製品を選ぼう
いかがだっただろうか。各社それぞれにこだわりのポイントがあり、正直どれも良く見えてしまう。そのため、使用シーンを想像し、一番自分に適したものを選ぶようにしていただきたい。