【予算2万】おしゃれで軽量なおすすめ人気シティサイクル&選び方(ママチャリ)

シティサイクル(ママチャリ)

自転車の中でも最も馴染み深く使いやすいのがシティサイクル(ママチャリ)。今回は、初めてシティサイクルを購入する方向けの選び方や、手を出しやすい【予算2万円】のおすすめ人気機種をご紹介します。

シティサイクル(ママチャリ)の選び方

【はじめに】シティサイクルとママチャリの違いは?

シティサイクルとは、通勤・通学・買い物など、片道5km程度をカバーできる自転車。他の自転車とは違い、普段着で乗っても”泥”や”油”が付かない工夫がされている。

この記事では”シティサイクル(ママチャリ)”と表記しているが、両社はほぼ同じ意味で”ママチャリ”は単なる俗称だ。

その為、本記事では区別することなく選び方やおすすめ製品をご紹介していこうと思う。

選び方①ハンドルの形状

セミアップハンドルと一文字型ハンドルの違い

使用用途に応じて選びたいのが、ハンドルの形状。

買い物かごや子どもを乗せた走行に最適【セミアップハンドル】

いわゆるママチャリに多いのが、セミアップハンドルという、ハンドルが手前側に曲がっているタイプのハンドル。よりハンドル位置が高い【カマキリハンドル】もある。

ハンドルとの距離が近く、上体が起きたまま走行できるため、スローな走行でも安定感が増す。子どものお迎えや買い物時など、車体に負荷がかかる走行に最適。

また、子供乗せ用途の場合は、電動アシスト自転車もおすすめ。

通勤・通学に最適【一文字型(オールラウンド)ハンドル】

一方オールラウンドハンドルは、体に対して平行にまっすぐ伸びたハンドルのこと。フラットハンドルとも呼ばれる。

こちらの方が、ハンドルに体重を掛けやすく、前傾姿勢になれるため、スピードが出やすく坂道でも漕ぎやすい。そのため、通勤・通学などにおすすめ。

選び方②タイヤのインチ

体格や身長に合わせて選びたいのが、タイヤのインチ。

【26インチ】【27インチ】が主流で、身長160cm~165cmの人には【26インチ】、160cm以上の男女は【27インチ】、長身の男性には【28インチ】がおすすめ。

選び方③ギア/変速の数

よく走るルートに合わせて選びたいのが、変速の数。

【変速なし】【6段変速】が主流で、平坦な道を走ることが多い人は【変速なし】、ちょっとした坂道も走る人は【6段変速】を選ぶと良い。

おすすめの人気シティサイクル(ママチャリ)

長く使える安心品質。【2万円台】のおすすめシティサイクル

Lupinus(ルピナス) 26インチ シティサイクル LP-266VTA 26インチ

▼迷ったらコレ!▼

出典:www.amazon.co.jp
Lupinus
ルピナス
シティサイクル
LP-266VTA

まずおすすめしたいのが、こちらのシティサイクル。同価格帯のシティサイクルと比較して1kg程度軽量で、デザインも良い。

またV字型フレームを採用しているため、乗降がしやすいのも嬉しい。また、スイッチの切替が要らない、LEDのオートライトも搭載。コストパフォーマンスが良い製品だ。

Lupinusルピナス 27インチ LP-276TA-BK シティサイクル 

出典:www.amazon.co.jp
Lupinus
ルピナス
シティサイクル
LP-276TA

通勤通学に最適な一文字型フラットハンドル。外装6段ギア搭載で坂道も乗りこなせる。ギアチェンジは、ハンドルから手を離さなくてもOKなグリップシフト。

VOLDY ヴォルディ 27インチ ヨーロピアンシティサイクル  VO-CTV276LED 

出典:www.amazon.co.jp
VOLDY
ヴォルディ
ヨーロピアンシティサイクル
VO-CTV276LED

写真を見ても分かる通り、車体が【Vフレーム】になっており、スカートやスーツを穿いていても乗降がしやすい形状。

また、ハンドルバー・ハンドルポスト・ブレーキレバーにはアルミを使用。デザインと性能のバランスが良いシティサイクル(ママチャリ)だ。

価格重視の方におすすめ【1万円台】おすすめシティサイクル

21Technology シティサイクル 26インチ オートライト 6段ギア (CTA266)

出典:www.amazon.co.jp
21Technology
シティサイクル
CTA266

フラットハンドルで通勤通学に便利なシティサイクル(ママチャリ)。

夕方頃、暗くなり次第自動でオートライトが点いたり、坂道OKの6段ギアが搭載していたりと、この価格では十分のスペックだ。

組み立て道具も同梱されており、初めての組み立てでも安心。

21Technology 26インチ自転車ママチャリ MC266 シマノ製6段ギア付き

出典:www.amazon.co.jp
21Technology
シティサイクル
MC266

前述のブランドと同じだが、ハンドルがセミアップハンドルなのがこちら。子ども乗せカゴを後ろに付けて使用している人も多い。

乗り心地も軽快で6段ギアも搭載しているため、坂道でも楽々。

21Technology 26インチ自転車ママチャリ MCA266 オートライト シマノ製6段ギア付き

出典:www.amazon.co.jp
21Technology
シティサイクル
MCA266

前述の機種にオートライトが搭載したモデル。夕方~夜にかけて走行することがある方は、こちらがおすすめだ。

Lupinusルピナス 自転車 26インチ LP-26N-TD シティサイクル ノーギア自転車 ダイナモライト 100%完成車

出典:www.amazon.co.jp
Lupinus
ルピナス
シティサイクル
LP-26N-TD

個性的なカラーがおしゃれな、シティサイクル。100%完成の状態で届くので、面倒な組み立てが要らない。シングルギアなので、平坦な道の走行メインの方におすすめ。

【捕捉】品質重視なら、3万円台のブリジストンがおすすめ

2万円の予算でおすすめのシティサイクル(ママチャリ)を選んでいこうと思うが、品質重視の人は、予算はオーバーするが3万円台のブリジストンの自転車をおすすめしたい。

国内メーカーの安心感だけでなく、故障報告が圧倒的に少ない。

ブリヂストン(BRIDGESTONE) シティサイクル シティーノ S型 CTS73T M.XHミラー 

出典:www.amazon.co.jp
ブリヂストン
BRIDGESTONE
シティサイクル
CTS73T

一文字型ハンドルのため、通勤通学などにおすすめ。27インチなので160cm以上の男女に最適。安全性の高い点灯虫ランプ付き。

ブリヂストン(BRIDGESTONE) シティサイクル シティーノ U型 CTU63T P.X

出典:www.amazon.co.jp
ブリヂストン
BRIDGESTONE
シティサイクル
CTU63T

アップハンドルなので、買い物をよくする主婦の方におすすめ。26インチのため160cm前後の女性におすすめ。安全性の高い点灯虫ランプ付き。

シティサイクルに関するよくある質問

シティサイクルは他の自転車と何が違う?

シティサイクルは、他の自転車と比べて、舗装路かつ短距離の走行に向いているのが特徴。他の自転車と比較してみた表が下記だ。

比較点 ロードバイク クロスバイク マウンテンバイク シティサイクル
速度 約30km/h 約20km/h 約18〜25km/h 約15km/h
用途 長距離 短~中距離 短~中距離 短距離
タイヤの幅 23c前後 25c前後 30c前後 30c前後
ギア 7-8段が主流 20段前後 20段前後 なし~6段
車体重量 軽い 普通 重め 軽め
ハンドル ドロップハンドル ストレート ストレート アップ/ストレート
ブレーキ キャリパーブレーキ Vブレーキ Vブレーキ 様々
エンド幅 130mm 135mm 135mm 135mm

後ろにカゴや子ども乗せカゴは付けられる?

自転車の後ろに、リアキャリアがあれば可能だ。リアキャリアとは、カゴなどを載せる台となるフレームのこと。

大体のシティサイクルにリアキャリアは搭載しているが、稀に無いモデルもあるので、カゴを乗せたい人は注意。

ブレーキの音がうるさい時はどうしたらいい?

後ろブレーキには、ドラムブレーキ(バンドブレーキ)<サーボブレーキ<ローラーブレーキ=メタルリンクブレーキの4種類がある。”<”の記号を付けた通り、ドラムブレーキが一番性能が低く、ローラーブレーキ・メタルリンクブレーキが一番性能が良い。

一般的なシティサイクルに搭載されているバンドブレーキは、摩耗してくるとキーッという音が出てくる。その場合は、サーボブレーキに変えると音鳴りしにくくなるだろう。

錆びにくいカゴの材質って?

低価格帯のシティサイクル(ママチャリ)に搭載されているカゴは、樹脂コーティングメッシュカゴや樹脂コーティングスチールカゴが多い。

メッシュだとちょっと自転車を倒したときに変形したり、塗装が剥げた部分からすぐ錆びたりする。スチールだと強度が増す。

より高価格帯のカゴだと、ステンレスカゴや、樹脂カゴ、アルミカゴなどがある。どれも変形しにくく防錆性が強い。

フレームとフォークの材質は何がいいの?

2万円以下のシティサイクルのフレームやフォークに使用されている材質は、一般的にスチールが多い。より価格帯を上げると軽めのアルミが出て来る。

素材 価格 重さ 耐久性
鉄(スチール) 安価 重い 高い
アルミ 安価 軽い 低い
カーボン 高価 軽い 高い

シティサイクル本体以外に何が必要?

空気入れ

走行時の怪我やパンクを防止するためにも、1~2週間に1度程度はタイヤに空気を入れよう。

また、空気入れのバルブには仏式(フレンチ、プレスタ)・英式(ダンロップ、ウッズ)・米式(シュレーダー)などがあるが、シティサイクルは英式がほとんどなので、一般的なものを購入すればOK。

自転車カバー

シティサイクルはスチール素材のものが多く、雨に弱い。なるべくなら、屋根付きの駐輪場においておきたいところだ。もしなければ、自転車カバーを買うと良い。サドルやゴム部分の日光ヤケ・劣化も防げる。

シティサイクルのメンテナンスはどうしたらいい?

シティサイクルを長く安全に使用するには、メンテナンスが必須。まず押さえたいのが、この4つ。

  • チェーン用潤滑油
  • 洗車用のクリーナー・ブラシ
  • ウエス(雑巾でもOK)
  • 空気入れ

チェーンには定期的に油を指し、本体はクリーナーやブラシで綺麗にし、ウエスで拭き取る。空気は1週間に1度は入れる。それだけでも快適に使用できる。

細かい部分は自転車屋さんに定期メンテナンスしてもらうのがおすすめ。

防犯登録って必須?

防犯登録は購入者の義務であり、必須。盗難が合った場合、防犯登録番号を警察に教えて探してもらうので、控えは取っておこう。

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まとめ

いかがだっただろうか。

なんとなくシティサイクルを購入する人が多いと思うが、自分が普段通行するルートや、体格に合わせて購入すれば、乗り心地も格段に上がる。

選ぶ際の参考になれば幸いだ。

最終更新日:2018/09/25