天井取付型のスピーカーは吊り下げ設置型から埋め込み型、Bluetoothによるワイヤレス接続に対応したシーリングライト一体型など様々なタイプがある。それぞれおすすめのスピーカーをご紹介し、選び方まで解説します。
おすすめの天井吊り下げ式スピーカー
JBL CONTROL 1 PRO
<世界で最も愛されたモデルの後継機>
天井スピーカーのデファクトスタンダードとも言える世界的人気を誇った 「CONTROL 1」をグレードアップしたモデル。
コストパフォーマンスも非常に高く、間違いのない1台。
JBLのウォーミーなサウンドで部屋を包もう。
BOSE (ボーズ)DS16SB
<定評あるBOSEサウンドを自宅に>
BOSEスピーカーの特徴は、メリハリある元気なサウンドだけでなく、ポジションの自由度にもある。
天井設置はBOSEの設計思想が得意とするジャンルのひとつだ。
本機は天井ユースなので中高域を強調したつくりになっている。
お家芸のベースサウンドはウーファーやフロアスピーカーで鳴らすと、迫力あるサラウンドを楽しめるだろう。
JBLの音の丸さが苦手な方はこちらを選ぶとよいだろう。
TOA F-1300B
<JBLライクなサウンドで安心品質>
戦前よりAV機器を扱ってきた老舗メーカーの天井スピーカー。
業務機器を多く扱っているので、サポートも安心だ。
天井用ブラケットだけでなくスタンドや壁掛けパーツも充実している。
自宅だけでなく店舗などの利用にも最適。
おすすめのBluetooth対応天井スピーカー
Panasonic(パナソニック) SC-LT205
シーリングライトと併せて利用する、ライトに隠れてインテリアに溶け込むスピーカー。
サウンドは頭上から部屋全体に自然に広がる。
Bluetooth接続でスマホやパソコンのサウンドを再生できるほか、付属の送受信機でテレビなどのサウンドを再生することもできる。
リスニングポジションを限定せず、空間全体で音楽を楽しみたい方におすすめ。
SONY (ソニー)LSPX-103E26
LED電球と一体型となったスピーカー。
ペンダントライトなどへの利用に最適だ。
シーリングライト向けとは異なり、ペンダントライトを用いるような寝室や小さな部屋での利用におすすめ。
LEDの色も変更できるので、部屋の雰囲気を変えたい場合にも使える。
おすすめの天井埋め込み式スピーカー
YAMAHA(ヤマハ) VXC8
2WAY密閉で、商業空間での利用を想定した天井埋め込み型のシーリングスピーカー。
小型モデルではVXC4などがある。
複数ペアの設置にも対応する。
天井スピーカーの選び方
吊り下げ式を選ぶ
パッシブ式の、ブックシェルフスピーカーか天吊りスピーカーを選ぶことになる。
部屋の配線工事が済んでいる場合は問題ないが、配線がない場合は独自に若しくは業者に頼んで配線工事が必要となる。
安定している梁に吊り下げる必要があるので、設置箇所はよく検討しておこう。
メーカーが設計したエンクロージャーを利用するので、ポジションさえ適切であれば音質に期待できる。
埋め込み式を選ぶ
建築時、リフォーム時がメインとなるが、基本的に配線工事が必要となる。
インテリアの邪魔にならないメリットがある。
エンクロージャーがないので理想の音質に近づけるのが難しいデメリットもある。
Bluetooth対応型を選ぶ
シーリングライトと一体型になったものが多い。
最も手軽な方法で、インテリアも乱さないので、施工なしに気軽に取り付けたい方におすすめ。
リビングやキッチン付近で使う場合は、電子レンジ等の電波干渉を受けやすいのでその点は我慢しよう。
最後に
いかがだろうか。
通常スピーカーは、スピーカースタンドと合わせて利用し場所をとりがち。
天井設置ができれば場所も有効活用でき、インテリアもすっきりする。
フロアスピーカーと併用すればさらなるサラウンドスピーカーとして音の広がりを期待できる。
これを機会にストレスフリーでリッチなオーディオ環境を整えよう。