カナル型のイヤホンはコンパクトだし耳にしっかりフィットするのでとても便利。最近は特に高音質なモデルも多く、ヘッドホンを装着するようなストレスもないのでおすすめ。そこで今回はカナル型のイヤホンの選び方やおすすめ製品をランキング形式でご紹介します。
カナル型イヤホンニュース
- INAIRよりワイヤレスイヤホン「INAIR M360bt」が発売されました。独自の技術が駆使されており周囲への音漏れを防ぎながら、スピーカー再生さながらのサウンドを楽しむことができます。 INAIR 有用ワイヤレスイヤ...
- JBLよりあらゆるシーンで利用できるワイヤレスイヤホン「UA SPORT WIRELESS FLASH」が発売開始されました。スポーツシーンや普段の使用で役立つ機能が満載で、大変便利な1台となっています。 JBL 多機能...
- オーディオテクニカから左右分離型の完全ワイヤレスイヤホン「ATH-CKR7TW」が登場しました!AirPodsと比較したメリットや特徴をご紹介します。 完全ワイヤレスイヤホンATH-CKR7TWの実力 オーディオテクニカ...
- 人気イヤホンブランドのひとつ、finalから「E1000」が11月30日に発売予定!そこで今回はE1000の魅力や特徴に迫ります。 格安なのに良い音!finalの自信作「E1000」 final Eシリーズとは fina...
- ナガオカトレーディングより2018年7月9日、音漏れを最小限にするドライバー構造を採用したハイレゾ対応のゲーミングイヤホン「P907GAMING」が発売されます。仲間との会話を楽しみながら、リアリティのあるサウンドを楽し...
カナル型イヤホンの選び方
Bluetooth対応か有線か
Bluetooth対応の製品ならワイヤレスで楽しめるのでケーブル問題から開放される。特にiPhone7以降はヘッドホンジャックが廃止された関係でBluetooth対応の製品を選ぶ人も多い。
一方でヘッドホンアンプ(ポタアン)や変換コネクタを利用すれば、Bluetoothに頼らずとも有線のイヤホンを使えるので音質とつけ心地だけにこだわって製品を選べる。
電波を飛ばすという性質上、イヤホンの質が同等ならBluetoothイヤホンが有線より音質が良いということはないが、高品質なBluetoothイヤホンともなると、その差は殆ど無い。
- BOSEやソニーなど有名ブランドから高音質なBluetoothイヤホンが次々と登場し、マイク通話対応や、ランニングなどのスポーツ向け防水対応と高機能化が進んでいるBluetoothイヤホンのおすすめモデルをご紹介し、その...
- ポータブルヘッドホンアンプ(ポタアン)は利用していますか?Bluetooth対応や小型化が進み身近となったポタアンの音質向上効果は絶大です。今回はそのメリットや選び方、比較ポイントを押さえながらおすすめのポタアンをご紹介...
音質
昔はイヤホンはバランス型が多く、重低音には限界があるといわれていたが、最近のイヤホンは重低音の表現力もとても高い。そのため重低音重視のイヤホンもあるので、自分の好みにあわせた音質のものを選ぼう。
よくわからないという場合は、バランス型を選んでおけば間違いない。バランス型は原音に近い表現となるので、どんなタイプの音楽にもフィットする。
オーディオーメーカーの製品なのか
スマホの普及によりイヤホンやヘッドホンの売れ行きが爆発的にあがった。それにともない様々な会社がイヤホンを生産しているが、なんとなくで高品質な製品が作れるほどイヤホンは甘くない。
好みはあるとしても、(国内メーカーであれば)ソニーやオーディオテクニカ、パナソニックなど、聞いたことのあるメーカーから選んだほうが無難。
イヤーピースのサイズ
人によって耳の穴のサイズは違うので、ぴったりとあうイヤーピースは違う。そのため、多くのカナル型イヤホンは様々なイヤーピースサイズを同梱している場合が多いのだが、まれに1サイズしかない場合もあるので、イヤーピースの各サイズの有無については確認しておこう。
イヤーピースがあっていないと、カナル型イヤホンの性能はしっかりとはっきされず、特に低音域が貧弱になるので注意。
リケーブルできるのか
リケーブルとはケーブルの取り外しができるのかということ。リケーブルできるならケーブルにこだわることもできるが、最も大きなメリットはケーブルが断線してしまった場合に、簡単に交換できるということ。高級なイヤホンを購入しても断線してしまったら使えないので、ケーブルの断線を何度も経験している人はリケーブルできる製品を選ぼう。
音楽マニアはケーブルからこだわる傾向にあり、ケーブルの価格だけで高級イヤホンが買えてしまうようなアイテムもある。
おすすめカナル型イヤホンランキング
1位 JVC HA-FX1100
リケーブル可能な高音質でハイレゾ対応なカナル型イヤホン。ウッドドームユニット振動版を採用しており、音の表現力がとても高い。
おなじくJVCケンウッド製のポータブルヘッドホンアンプとのセット商品もあり、この2つを揃えることで手軽に高音質な環境を構築できる。
下手な超高級なイヤホンを買うより、HA-FX1100とヘッドホンアンプセットを利用したほうが音の表現力や迫力は格段に上をいく。
正直言って相性抜群のヘッドホンアンプが存在しているのはズルい。
2位 SHURE イヤホン UNIシリーズ SE215 Special Edition
イヤホン業界で大人気のSHURE製イヤホン。SHURE製品の中ではコストパフォーマンスに優れており、それでいてSHURE音質を体験できる。リケーブル可能で、リモコンやマイクもついており、とても便利。
SHUREはどちらかというとランニングなどをしながら音楽を聴く人に人気で、デザインも少しスポーティな物が多い。
音質は高音が激しすぎず、低音もしっかりきこえるバランス型なので、ストレスを感じにくい。
3位 ソニー SONY h.ear in ハイレゾ対応 カナル型 MDR-EX750
SONYのスタイリッシュなオーディオシリーズ「h.ear」のハイレゾ対応カナル型イヤホン。小型なのに音の表現力が高いので驚く。
高音の表現力がとても豊かなので、艷やかな音にうっとりしたい人にむいている。
SONYのイヤホンは「低音重視!」とでも謳っていないかぎり、昔から中高音に特化した製品が多い。
1位で紹介したJVCのHA-FX1100のようにセットでヘッドホンアンプが販売しているわけではないが、ソニーも多くのヘッドホンアンプを生産しており、それらの評価も高いので、アンプとセットで手に入れるのも良いかもしれない。
4位 パナソニック カナル型イヤホン ハイレゾ音源対応 シルバー RP-HDE5-S
パナソニックのハイレゾ対応カナル型イヤホン。SONYのMDR-EX750にくらべ、こちらはバランス型で高音、低音、中音のどれかを際だたせるような設計にはなっていない。
そのため、どんな音楽にもフィットしやすいので、音楽食いしん坊な方におすすめ。悪く言えば個性がないが、よく言えば原音に忠実といえるだろう。
イヤーピースがXS/S/M/L/XLと5サイズもあるのもうれしい。自分にしっかりフィットするものを選ぼう。
5位 SOL REPUBLIC ワイヤレスイヤホン SHADOW
SOL REPUBLICのワイヤレス型カナルイヤホン。イヤーピースにこだわりがあり、Sサイズ、Mサイズ、Lサイズセットが販売されている。(あとでイヤーピースだけを購入することも出来る。)
このイヤーピースはたしかに高性能でつけ心地がよく、耳にしっかりフィットしてくれる。
SOL REPUBLICはどちらかというとクラブミュージックシーンで人気のあるブランドなので、音質もクラブミュージック向き。
低音に強く、ズンズンと響くのでSONYとは真逆。
カナル型イヤホンを100%堪能するコツ
パワー不足を解決するには
スマホにイヤホンを使っていて音にパワーが無いなと感じたことはないだろうか。これはどんな高級なイヤホンを購入したとしてもあり得るケースであり、イヤホンだけでは解決しない場合も多い。
ざっくりというと、スマホはバッテリーを長持ちさせるために省電力性を重視して設計されており、音楽再生のために大きな電力を割こうとしない。そのためどうしてもパワーが控えめになってしまうのだ。
そんな時役に立つのはポータブルアンプ(ポタアン)。スマホとは別に音楽再生のためだけに電力を確保し、増強してくれるのでスマホの欠点を補ってくれる。最近では持ち歩きようのヘッドホンアンプとしてポータブルアンプが他数販売されており、中にはBluetooth対応で、有線のイヤホンを無線化できる製品もある。
低音が弱い場合
イヤホン自体、低音に弱いという可能性もあるが、イヤホンのはめ方、イヤーピースのサイズ感によって低音の響きはぜんぜん違う。
ようはなるべく深く密着していて隙間がないように装着していないと綺麗に表現されないので、説明書で装着の仕方を確認したり、他のイヤーピースをためしてみよう。
イヤーピースのサイズ選びかんしては、耳が痛くない程度にできるだけ大きなものを選ぶと良いかもしれない。