肩に乗せて手軽に臨場感溢れるサウンドを楽しむことのできる、新感覚のウェアラブルネックスピーカー「SRS-WS1」が10月中旬より販売されます。ヘッドホンとはどの様に違うのか、どんなシーンで使うのかチェックしてみましょう。
SRS-WS1の特徴
臨場感がすごい
一見ヘッドホンとそこまで変わらないのではと思えるが、実はそうではない。
本機は左右それぞれのスピーカーに低音増強用の振動板「パッシブラジエーター」を搭載しており、音に連動してバイブレーションが働く。
耳に入る低音と振動が一体となり、コンパクトで小音量ながらも迫力あるサウンドを体験できる仕組みだ。バイブレーションは3段階で調整可能となっている。
一般に低音による振動を体感しようと思うとかなりの大音量が必要となるので、夜間帯や賃貸物件で臨場感を得るのは難しいと考えられるが、本機では肩乗せ&振動というスタイルでその課題を見事解決している。
勿論振動だけが特徴ではなく、SONYの技術力を活かしたボディー構造と音声処理技術によって包まれるような音場を生成できるという。
テレビとの連携
本作はBluetoothではなく敢えて2.4GHz帯を利用したトランスミッター(送受信機)を利用する。▼写真参照
Bluetoothなどのワイヤレス機能を備えていないテレビ等とも接続が簡単だ。
これは本機の特徴である「臨場感」が最も活きる映画鑑賞やテレビ視聴、ビデオゲームなどの利用を想定しているためだろう。
トランスミッターはアナログだけでなく光デジタル端子にも対応しており、高音質での伝送が期待できる。
スマホなどと接続したい場合、有線接続も可能だ。
ちなみにこのトランスミッターと同じデザインの充電台はワイヤレス充電に対応しているので、置くだけ充電が可能となる。
心地よい使用感
人間工学に基いてデザインされており、背中から肩、鎖骨のラインに沿ったアーチ形状とインナークッションにより、長時間の使用やラフな姿勢でも快適かつ安定した装着感を実現するという。
防汚加工がなされたファブリック素材と、そこに自然に配置された大きい操作ボタンもストレスのない使用感を実現している。
ルックス面でも、ライトグレーというカラーリングは多様なインテリア、服装にマッチして使いやすい。
ヘッドホンと異なり、肩に乗せるだけで耳を塞がないので家族との会話も楽しむことができ、ライフスタイルに溶け込むデバイスに仕上がっている。
SRS-WS1のスペック
スピーカーユニット | 30mm口径x2 |
出力 | 1W + 1W |
入力 | ステレオミニ |
連続使用時間 | 7時間 |
サイズ(WxHxD) | 210mm x 75mm x 205mm |
重量 | 335g |