複数台持ちの私が選ぶ、ウォークマンおすすめ機種特集[2018]

walkman Sシリーズ NW-S14

数々のウォークマンを手にしてきた筆者が、実機レビューも織り交ぜながら、現行モデルのシリーズを徹底比較&コスパ最高のおすすめ機種をご紹介します!自分にぴったりなウォークマンを見つけてみてくださいね!

目的別|おすすめのウォークマンシリーズ【2018】

【愛用機】拡張性が高くてコスパ最高!ウォークマン「Aシリーズ」

NW-A45
出典:www.amazon.co.jp
SONY
ソニー
Aシリーズ
ウォークマン

アップスケーリングとNC機能が売り

Aシリーズはハイレゾ対応対応かつ、CD音源などをアップスケーリングしてハイレゾクラスの音質に引き上げられる技術が売り

また、デジタルノイズキャンセリング機能を搭載しており、電車内やバスの走行音も気にせずに音楽を楽しめるので、通勤や通学時にもおすすめだ。

正直言ってAシリーズには必要となる殆どの機能が搭載されており、コレ以上のクラスは音質を追求したハイグレードモデルとなっていく。

microSD対応で容量を拡張できる

筆者が本機を愛用している理由は、microSD対応で拡張性が高いからだ。

AシリーズはmicroSD対応でもっともお手軽価格なので、ある程度の機能性と容量を求めるならAシリーズを強くおすすめしたい。

ちなみに筆者は256GBのmicroSDを挿して使用しているが、全く問題なく使えている。容量を気にしなくていいので本当に楽だ。

手のひらサイズで持ち運びにも便利

後述のSシリーズほどでないにしろ軽量なので、上着のポケットやバックに忍ばせておいても、「重くて邪魔だな」と思うことは殆どない。

音質、軽さ、拡張性、値段の4つの要素を考えると最もバランスの良いウォークマンと言える。

とにかく安い!コスパ重視の人におすすめのウォークマン「Sシリーズ」

walkman Sシリーズ NW-S14

出典:www.amazon.co.jp
SONY
ソニー
Sシリーズ
ウォークマン

シンプルな機能性が売り

Sシリーズは現行ウォークマンのエントリーモデルと言える。

上位機種にあるようなハイレゾ非対応で圧縮音源をハイレゾクラスにアップスケーリングするような機能は付いていないので、一般的なCD音源が聴ければ良いと言う人におすすめ。

軽量コンパクト

ハイグレードなモデルよりバッテリーの駆動時間が長く、何より軽いのが大きなメリット。

軽さは、Aシリーズの半分、ZXシリーズの3分の1、フラグシップのWM1シリーズと比べたら比較にならないほど軽い。そのかわり外部メモリ(microSD)に対応しておらず、容量を追加できないので、沢山音楽を入れておきたい人は注意。

4GBと16GBの選択肢があるが、迷うなら16GBを選んでおいたほうが良い。

ハイレゾを楽しむ&USB-DAC機能がほしいなら「ZXシリーズ」

出典:www.amazon.co.jp
SONY
ソニー
ZXシリーズ
ウォークマン

ハイレゾを楽しむならこれ

ZXはハイレゾ音源を楽しむために設計されたハイグレードなモデル。

最もグレードの高いWM1シリーズのコンパクトサイズ版という位置づけでもあり、WM1シリーズは重すぎるという人にもオススメ。

Aシリーズもハイレゾ対応だが、表現力に関して言えばZXシリーズのほうが段違いに上と感じた。

技術もさることながら、組み込まれているパーツの質自体がとても良く、軽さより音質を重視しているので、持ち歩きの軽快さを重視しているAシリーズやSシリーズとは設計段階から全く違う。

USB-DAC機能が搭載

またUSB-DAC機能を搭載しており、パソコンと接続すれば高級なヘッドホンアンプのように利用できるのもポイント。自宅での音楽鑑賞もグレードアップできる。(AシリーズもUSB-DAC機能があるが、こちらの方が音質が良い)

むしろ普段はパソコンのヘッドホンアンプとして利用し、出かける時に取り外して単体でも高音質で音楽を楽しめるといった考え方でも賢いかもしれない。

WM1シリーズとの違いをまとめるとするなら、WM1のほうがより高級なパーツを用いているが、こちらの方が価格が安く、かなり軽い。

最高品質を求める人におすすめ!「WM1シリーズ」

出典:www.amazon.co.jp
SONY
ソニー
WM1シリーズ
ウォークマン

WM1シリーズは最高品質のウォークマンであり、その音質は他のモデルとは比較にならないほどよい。

その分値も張るが、「最強」「最高」を求めるならこちらがオススメだ。組み込まれている技術はもちろん、各パーツに関しても他のそれより遥か上を行く。

あえて注意点をあげるとするなら、このクラスのウォークマンを運用するには、それに見合うヘッドホンを利用しないと勿体無い。そうないとせっかくの表現力も宝の持ち腐れになってしまうだろう。

また軽さより音質のみを重視しているシリーズなので、モデルによっては455g程もあり、重量的にははっきりいって重い。500mlのペットボトルくらいずっしりとくる。

もうすこし軽くないとこまるというなら、WM1のコンパクト版という位置づけであるZXシリーズがおすすめ。

ジムやランニングでおすすめ「Wシリーズ」

出典:www.amazon.co.jp
SONY
ソニー
Wシリーズ
ウォークマン

Wシリーズは他のウォークマンと少し毛色が違う。イヤホン(公式ではBluetoothヘッドホンと表記)と一体型のコンパクトなモデルで、防水機能も付いている。

ZXやWMシリーズとは真逆で持ち運びの軽快さ、軽さを最も重要視したモデルと言える。

本体に音楽を保存しておけるが、Bluetoothのイヤホンとしても機能するので、他のウォークマンやスマホと接続して使うことも可能。

補足|ウォークマンA50が新発売

2018年10月にウォークマンAシリーズの新モデルとなる「A50」が新発売される。上位機種のZX300と同じキャビネットを使用したコスパが良い機種なので、こちらも要チェック。詳しくはニュースをご参考いただきたい。

ウォークマン全シリーズ比較表【2018】

シリーズ WM1シリーズ ZXシリーズ Aシリーズ Sシリーズ Wシリーズ
容量 256/128GB 128/64GB 64/16GB 16/4GB 16/4GB
ハイレゾ 対応 対応 対応 非対応 非対応
microSD対応 対応 対応 対応 非対応 非対応
タッチパネル
防水 IPX8/5
Bluetooth 対応 対応 対応 対応 モデルによる
USB-DAC機能
再生時間 約33時間 約30時間 約45時間 約52時間 約12時間

抑えておきたいポイントは以下の通り。

ウォークマン選びのポイント

Sシリーズ、WシリーズはmicroSD非対応

Sシリーズ、WシリーズはmicroSDに対応していないので、容量を追加することができない。4GBや16GBでおさまるなら良いが、自分の持つ音源を全て持ち歩きたいというなら不満を感じるだろう。

4GBは正直言ってかなり少ないので、できれば16GBモデルをおすすめしたい。

一方、microSDカード対応機種はカードを数種類用意すれば、事実上どんな曲数も持ち歩くことが出来るので、本体の容量が少なくてもそこまで困らない。

ハイレゾ対応はAシリーズ、ZXシリーズ、WM1シリーズ

ハイレゾ対応を求めるならAシリーズ、ZXシリーズ、WM1シリーズの3択になる。これらの機種には音源がハイレゾでなくても、ハイレゾ相当にアップスケーリングできる機能を搭載しているので、それ以外のモデルと比べると何を再生しても音質の面で勝っている。

逆にハイレゾなんて興味がないというなら、音質的にはSシリーズで十分。

USB-DAC機能とは

Aシリーズ、ZXシリーズ、WM1シリーズに搭載しているUSB-DAC機能はウォークマンをPCに接続して、ウォークマンを通してヘッドホンで視聴すると、PC内の音源も高音質な音質で聴く事ができる。簡単に言えばウォークマンがヘッドホンアンプにもなるので、とても便利。

防水機能はWシリーズだけ

防水機能を搭載しているのはイヤホンと一体型のWシリーズだけ。その他は防水機能を一切搭載していないので注意。

再生時間が最も長いのはSシリーズ

再生時間(スタミナ)が最も豊かなのはSシリーズ。これはSシリーズがもっとも良いバッテリーを積んでいるということではなく、消費電力がひかえめなのである。音質を重視すると、どうしても電力消費は激しくなので高級モデルはバッテリー自体は大きいのだが、再生時間ではSシリーズに劣る。

ウォークマンにおすすめのイヤホン

ソニーのイヤホンは下記記事でも紹介しているのでご参考いただきたい。

ウォークマンにおすすめのBluetoothイヤホン

SONY (ソニー)MDR-XB80BS

出典:www.amazon.co.jp
SONY
ソニー
MDR-XB80BS

SBC、AAC、aptX、LDACコーデックに対応し、ハイレゾ音源を再生できる高音質イヤホン。

SONY(ソニー) Xperia Ear Duo

出典:www.amazon.co.jp
SONY
ソニー
Xperia Ear Duo
完全ワイヤレスイヤホン

今話題の完全ワイヤレスイヤホン。ヘッドジェスチャー(首を振る動作)や音声コマンドで操作できたり、タッチパッドでスマートフォンを操作することも出来る。

ウォークマンにおすすめの有線イヤホン

ソニー SONY h.ear in ハイレゾ対応 カナル型 MDR-EX750

出典:www.amazon.co.jp
ソニー
SONY
h.ear in
MDR-EX750

オーディオシリーズ「h.ear」のハイレゾ対応カナル型イヤホン。小型なのに音の表現力が高いので驚く。

高音の表現力がとても豊かなので、中~高温域の艷やかな音にうっとりしたい人にむいている。

ウォークマンにおすすめのmicroSDカード【購入済】

microSDXC 200GB SanDisk サンディスク UHS-1

出典:www.amazon.co.jp
SanDisk
サンディスク
200GB
microSDカード

筆者が実際にウォークマンNW-A45に挿入して使用しているのがこちら。256GBでも良かったのだが、200GBの方がコスパが良かったのでこちらを使用している。

おすすめのウォークマン管理ソフト

ウォークマンのPC管理ソフトはMediaGOとMusic Centerの二種類がある。どちらもSONY公式のソフトだが、MediaGOは音楽管理専用ではなく、動画や写真も管理できる。

SONYとしてはMusic Centerの利用を推奨しており、こちらには通常音源をハイレゾクラスにアップスケーリング出来る「DSEE HX機能」や「再生待ちリスト機能」もついている。いままでMediaGOを利用して慣れているという場合は、どちらかを選ぶ必要があるが、これからインストールするならMusic Centerのほうが良いだろう。

だが、実際使ってきての感想は「酷い」の一言なので筆者はMusicBeeへの移行を検討している。

最終更新日:2018/10/11