ビタミンや食物繊維を多く摂取できるスープを簡単に作れるのが、スープメーカー。今回は、山本電気/ドウシシャ/コイズミ/タイガー/ツインバード等の人気機種を比較し、おすすめをご紹介します。
スープメーカーは進化を遂げている!
「スープメーカーは、スープを作るもの」そんな概念はもう古い。今やスープメーカーはその域を超え、多機能マシーンへと変化を遂げている。
例えば、従来の「煮る」機能の他に、下記のような機能をもった機種がある。
- 「きざむ」フードプロセッサー機能搭載
- 「砕く」ミキサー機能搭載
- 「混ぜる」「練る」「こねる」低速撹拌機能搭載
- 別売りアタッチメントでスライスが可能
- 適温調節機能搭載であたため再加熱可能
もちろん、スープメーカーとしてのシンプルな「煮る」機能だけの機種もある。しかし、スープや他の料理の下準備が簡単にできたり、料理の幅が広がる機能ばかりなので、機能面も是非チェックしていただきたい。
おすすめのスープメーカー、人気6機種を比較
比較点 | タイガー | Aコイズミ | ゼンケン | コイズミ | ドウシシャ | TB |
---|---|---|---|---|---|---|
現在価格 | ¥19,878 | ¥9,980 | ¥11,850 | ¥12,311 | ¥5,380 | ¥3,515 |
口コミ | ◯/4.3 | ◯/4.2 | ◯/4.2 | ◯/4.0 | △/3.4 | ◎/4.6 |
所要時間 | 30分 | 非掲載 | 30分 | 30分 | 30分 | 非掲載 |
FP | ◎/搭載 | – | – | – | – | – |
ミキサー | – | – | – | ◎/搭載 | ◎/搭載 | – |
容量 | 650ml | 2500ml | 900ml | 800ml | 800ml | 300ml |
総合評価 | ★5つ | ★3つ | ★4つ | ★5つ | ★2つ | ★3つ |
※TB=ツインバード/FP=フードプロセッサー
以上は、人気スープメーカー6機種の比較表だ。下記で、確認すべきポイントの説明をしていく。
ポイント1:ミキサー/フードプロセッサー機能の有無
冒頭で述べた通り、スープメーカーにはミキサーやフードプロセッサー(FP)機能が付いた機種がある。
例えば、かぼちゃのスープを作る時、かぼちゃを煮て粗熱を取り、カットした後に砕いて、味付けをして…とかなりの手順を踏む。それが、ミキサー/フードプロセッサー機能付きの機種ならボタン1つで済むのだ。
下準備の不便さの解消で時短になるのに加えて、他の料理を作るときの幅も広がる。自由研究社としては、この機能付きの機種をおすすめしている。
ポイント2:スープメーカーの容量
スープメーカーの容量は、各社様々だ。
ツインバードが最小で300mlだが、これは少し多めの一人分の容量と考えて良い。二人分もしくは作り置きしておきたい場合は、600ml以上のタイプを選ぶと良い。
また、1000mlを超える機種は、スープ以外の他の料理にも大いに応用がきく。料理をする頻度や種類に合わせて選ぼう。
おすすめのスープメーカー、人気6機種を紹介
ミキサーと豆乳モード付き、しかも大容量で評価も◎。ベストバイはコイズミ
KOIZUMI(コイズミ) 【豆乳・おかゆも作れる】スープメーカー Vitalie(ビタリエ)レッド KSM-1010/R
コイズミは約4人分のスープが作れる大容量タイプ。食べきりたいときはハーフモードも使える。また豆乳モードも搭載しており、ボタン一つ・20分で豆乳やおからが出来てしまう優れもの。
炊飯器だと1時間以上かかるおかゆやリゾットも、30分で完成。低速・高速のミキサー機能もあり、飲むスープだけでなくスムージーもできる。これ1台で健康な料理が何種類もつくれそうだ。
ガラスなので視認性が良く、分解洗浄が簡単にできるのもおすすめポイント。
フードプロセッサーがついた唯一の機種。超万能なタイガーのスープメーカー
タイガー IHスーププロセッサー SKX-A100-W
スープ作りを簡単にしてくれるフードプロセッサー機能がついた唯一の機種が、タイガーSKX-A100。具材を粗くカットしてつくる「食べるスープ」と、ペースト状になるまで粉砕してつくる「飲むスープ」の2つの機能があり、操作も楽ちん。
容量も2~3人分まとめて作れるサイズで、再加熱も可能。ひき肉でハンバーグを作るときは、約4人分調理できる。
シンプルな機能ながら大容量で口コミも良し。ゼンケンのスープメーカー
ゼンケン 野菜スープメーカー 菜食元気 VS-900B
ゼンケンのスープメーカーは、「具がないスープ」「具が残る食べるスープ」「おかゆ」と3つのメニューからモードを選べるシンプルなスープメーカー。できあがりの際、音でお知らせしてくれたりと使い勝手も良い。
野菜嫌いの子供がいる家庭にもおすすめだ。
圧倒的な容量。冷凍ストック用や他の料理にも。アルファックス・コイズミ
AL Colle 【直火対応で下ごしらえも時間短縮! 】 スロークッカー・煮込み名人 ASC-T25/ST ステンレス
内釜が直火OKの本格派。スープ専用という訳ではないが、もちろんスープ作りにも適している。内釜で炒める下ごしらえができるので、料理の幅も広がる。
オフタイマーは30分刻みで、最高9時間30分まで設定可能。調理が終われば自動的に保温になる。もつ煮や角煮など、煮込めば煮込むほど美味しい料理や焼き芋にも最適。
調理に時間がかかって少量でもOKなら、かなりコスパが良い。ツインバード
ツインバード スロークッカー ブラウン EP-4717BR
スロークッカーは名前の通り、長時間低音調理用の器具。スープメーカーとしての販売がメインではないが、手軽にスープが作れることで人気。料理の幅が広がること間違い無し。
番外編|加熱はできないがスープ作りに適した万能ミキサー
YAMAMOTO マルチスピードミキサー Master Cut MM41ホワイト YE-MM41W
スープメーカーではないが、スープ作りの際によく口コミで出て来るのが、山本電気のマルチスピードミキサー。
この製品の売りは、低速800回転から高速3,000回転の無段階スピード+断続運転で、「砕く」から「練る」という背反する作業を1台でできるという点だ。料理の幅を広げたい人には最もおすすめしたい調理器具だ。
まとめ
いかがだっただろうか。スープメーカーには、純スープメーカーと、様々料理をつくれる中の1つにスープがある場合がある。料理の頻度や用途に合わせて、賢く選んでいただきたい。