2018最新|応答速度重視で選ぶ、おすすめPS4用のモニター5選

ゲーミングモニター

今回はPS4(PlayStation 4)にむいたモニター(ディスプレイ)の選び方やおすすめ製品をランキング形式でご紹介!テレビをの違いなどもご説明します。

おすすめのPS4用モニターランキングTOP5

EIZO FlexScan EV2785 [27インチ]

出典:www.amazon.co.jp
EIZO
FlexScan EV2785
27インチ

4K画質で応答速度5msの高品質モニター。EIZOのFlexScanシリーズといえば、モニター業界では超高級品として有名。

環境光を感知し、周囲の明るさに応じて画面の明るさを調節する機能「Auto EcoView」を搭載しており、目にもやさしい。

IPSパネルを採用しており、視野角も広めだ。唯一の難点は高級品だけあって価格も可愛くない。

EIZOはどちらかというとプロ用(CGデザイナーなど)のモニタを生産しているイメージが強く、信頼性は最も高い。

DELL S2716DG [27インチ]

出典:www.amazon.co.jp
DELL
S2716DG
27インチ

4Kではないが、フルHD以上となるWQHD(2560×1440)となっており、反応速度は通常モードで3ms、高速モードで1msと高性能。

ゲームをするために調整されたようなTNパネルのモニターで、PS4用にして不満を感じることは少ないだろう。

DELLときくと格安PCメーカーという印象を持つ方も多いともうが、DELLはゲーミングPCとゲーミングデバイスやモニタの生産にもかなり積極的で、モニターも高品質のわりにコストパフォーマンスが良く人気が高い。

補足|WQHDでも綺麗に映るの?

PS4はHD、フルHDと4Kの3つしか対応していないのでWQHDのDELLは論外では?(フルHD出力をアプコンするので画質も悪くラグもでてしまう)」というお問い合わせをいただいた。

WQHD(2560×1440)でPS4を使用した場合、最悪でもフルHDで映る。また、多くの場合モニタにアプコンする機能がついており、HD以上の綺麗な画質で映る。しかし、アプコンせずそのままの画質が適用されている場合と比較すると甘い画質になることは確かだ。そのごく僅かな差異を感じ取れるような、グラフィック重視のゲームであれば気になる人は居るだろう。だが、逆に言うとそのレベルの差異だ。

また、質問者が言うようにラグが気になるところ。筆者の調べによると、よっぽど重いゲームでなければ十分対応可能だ。

iiyama ProLite XB2783HSU-B1 [27インチ]

出典:www.amazon.co.jp
iiyama
ProLite XB2783HSU-B1
27インチ

フルHD画質のAMVAパネルで、応答速度は4msほど。VAパネルなので黒の表現力が高く、ホラー系など薄暗い演出の多いゲームで真価を発揮する。

バイオハザードやダークソウルシリーズなどが大好きなら、メリハリのあるダーク色にうっとり(?)するはず。

現在VAパネル以外を使用していて、「黒が潰れてるなあ」「黒い部分の濃淡に不満」と感じやすいならおすすめ。

iiyama(イイヤマ)は昔からPC用のモニタを多く生産してきたブランド。元々は国内メーカーだったが現在はマウスコンピューターに吸収合併されている。

ViewSonic VX2757-mhd [27インチ]

出典:www.amazon.co.jp
ViewSonic
VX2757-mhd
27インチ

フルHD画質で応答速度は1msとなる、FPSや格闘ゲームが大好きな人におすすめのモニタ。価格も控えめで購入しやすいので、FPSや格闘ゲームをするときだけモニターを変えるというのもあり。

ViewSonicはアメリカ・カリフォルニア州で設立された会社であり、アメリカでは最も知名度の高いメーカー。日本への参集は最近のため国内での知名度は低いが、メーカーとしては信頼できる。

LGエレクトロニクス 27UK650-W [27インチ]

出典:www.amazon.co.jp
LGエレクトロニクス
27UK650-W
27インチ

4K画質のIPSモニタで反応速度は5msほど。バランスの良い4Kモニターで、EIZOのFlexScan EV2785よりリーズナブル。

LGエレクトロニクスは韓国のメーカーであり、液晶ディスプレイをはじめブルーレイのドライブや家電製品などを生産しているメーカーで、液晶テレビ業界ではかなりシェア率が高。人気の秘密は性能がそこそこのわりにリーズナブルなところ。

PS4(PlayStation 4)のモニターの選び方

画面サイズ|主流は27インチ

画面サイズについては、大きければ大きいほど良いというわけでもなく、自分とモニターの距離による。

たとえば、机に座って眼の前にディスプレイがある(パソコンディズプレイと顔の距離くらい)のであれば、24~30インチくらいで十分。一般的には27インチが主流となっている。

40インチ程度になると画面から2~3メートル以上は離れていないと視覚内に画面全体を見渡せず、ゲームプレイしにくい。

解像度|4Kを選ぶべきか?

解像度が良ければよいほど、描画は繊細で美しくなる。現行ではゲーム用ならフルHD以上が普通で、大きな画面で綺麗にゲームしたいなら4K対応を買っておいたほうが良い”かも”しれない。

今後を見越して4Kを買うのもアリ

というのも、安易に4Kを選んでも、ゲームソフトが4K出力に対応していなかったり、PS4 Pro(2016年11月10日発売)でないと4K出力に対応していないからだ。

PS5発売の噂もあるので、今後を見越してスペックが良い4K HDR対応モニターを購入するのもアリだろう。

ちなみに、『Horizon Zero Dawn』『GRAVITY DAZE 2』『人喰いの大鷲トリコ』などはPS4 proになると映像表現が強化されるので、これらタイトルが好きなら購入はよりアリだろう。

基本的にはインチ数に合わせて選ぼう

解像度は、簡単に言うと表現できる画像の密度のことなので、画面が大きいほど、画素数が少なければ荒くなる。小さい画面は大きい画面ほどの画素数を必要としない。

そのため24インチなどそこまで大きくないモニターは、そもそも4K描画を活かし切るほどの画面サイズがないのでフルHDで十分美しいし、4Kモデルがすくない。

正直言って画面サイズがとても小さいのに4Kと書いてあるモデルは、美しいモニターというより「4K」と宣伝したいだけな印象がある。

応答速度

応答速度は画面の色変化がどの程度のスピードで行えるかに影響する。たとえばかなり素早い描画に応答速度がついていけない場合、残像を残してしまうため、クッキリさが損なわれる。

一般的な高品質モデルは8msから5ms程度となっているが、応答速度を重視しているものは2msから1ms程度となっている。

2msから1msが必要なのはFPSや格闘ゲームを本気でプレイしている方やEスポーツ(プロのコンピューターゲーム競技)にのめり込んでいるような方。

応答速度の良いモニタはTNパネルを採用している場合が多く、描画には多少難があるので注意。

リフレッシュレート

リフレッシュレートは1秒間にどれだけ画面を書き換えるかを表した値。リフレッシュレートが高ければ、動画再生がとてもなめらかで美しくなり、リフレッシュレートが低いと、動画にカクつきや違和感を感じやすい。

接続端子

DVIだろうがディスプレイポートだろうが、どんな端子でも基本的にはPS4と接続出来る。

ただコンシューマのゲーム機はHDMI端子を想定している場合が多いし、モニターセレクターもHDMI用の物が多いので、よくわからない場合はHDMI端子のあるモニタを選んでおくと良い。

液晶パネルの種類

パネル 特徴
TNパネル 安くて応答速度が早い。一方で視野角がとても狭く色の表現力にやや難がある
IPSパネル 視野角が広く、色も安定していて画質がよい。ただし若干応答速度が遅い
VAパネル 黒を表現しやすいが視野角が狭い。応答速度はIPSパネル程度。

主流となっているのはIPSパネル。応答速度はTNパネルに比べると若干遅いが、普通にゲームする上では特に問題なし。視野が広いので寝っ転がったり、座ったり、座る位置を少し変えても特に問題ない。

TNパネルのほうがいい場合は、格闘ゲームや対戦型のFPSなど、素早い描画を求めるゲームに本気な人むけ。こちらは視野が狭いので、最適な角度でモニターを見る必要がある。

VAパネルは黒の表現力が良いので、ホラーなどダークで薄暗い演出のゲームばかりプレイしているなら、おすすめしたい。

PS4用モニターと、テレビとゲーム用モニターの違いは?

TVモニタとゲーム用モニタのもっとも大きな違いは、テレビチューナーがついているかどうかが大きい。

最近はそれに付随してテレビ録画機能を搭載している物も多い。

またテレビモニターはリモコン付きが主流だが、ゲーム用モニタにはたいていリモコンなど無い。(テレビのように画面の切り替えをする必要がないから)

テレビはともかくとして、リモコンが欲しいだけなら、PS4用のリモコンがあるので、そちらを使うといいだろう。

ゲーム用とテレビを分けるメリットは?

テレビは昔のブラウン管テレビの頃と大きく違い、画面が非常に大きくそして高価となっている。

一方でゲーム用モニタはPCモニタの一種であり、ファミリーサイズでなく個人用のサイズを想定しており、画面サイズの選択肢が多い。

また、リモコンやテレビチューナーなどがない分、価格も控えめな製品も多い。

最終更新日:2018/12/17