【特集】電気圧力鍋はどう選ぶ?口コミ参考におすすめ人気機種を紹介

電気圧力鍋

時短しながら本格的な料理を作れる、電気圧力鍋。今回は、シロカ(siroca)、ティファール、パナソニックなど人気のメーカーを比較しおすすめを紹介すると共に、はじめての方でも迷わない選び方のポイントをまとめました。

電気圧力鍋選びの「よくある質問」

この記事をご覧になっている方は、電気圧力鍋を探している方がほとんどだろう。そこでまず、電気圧力鍋を選んでいく際に誰もが疑問に思うであろう事項を解説していきたい。

電気圧力鍋は直火と何が違う?メリット・デメリットは?

圧力鍋といえど種類は様々。一般に一番普及しているのが直火タイプの圧力鍋だろう。電気と直火の違いとメリット・デメリットを列挙する。

直火と比べた電気圧力鍋のメリット

電気圧力鍋のメリットは以下だ。

  1. 温度調節機能/オート機能があり調理に失敗しない
  2. スイッチを入れて放置すれば完成する
  3. ご飯が超速で炊ける
  4. ガスコンロを占領しない
  5. 食材が煮崩れしにくい
  6. 蒸気が出る音がうるさくない
  7. 調理後の保温機能がある
  8. 火を使わないので安心安全

電気圧力鍋の最大のメリットは、温度調節ができること。豆類や肉類など温度管理が難しい食材でも、直火とは違い細かく温度が設定でき、失敗しない。

また、スイッチを入れるだけで後は、加圧や火加減、減圧まで全て自動で調理してくれる手軽さも嬉しい。ガスコンロの側で見ていなくても、調理後は自動で保温してくれる。

意外と知られていないことだが、ご飯が10分未満で炊けてしまうというメリットも。もちろん味も落ちずに、だ。忙しい朝にもおすすめしたい。

直火と比べた電気圧力鍋のデメリット

続いてデメリットをご紹介。

  1. サイズが大きい機種が多い
  2. 直火タイプと比べて高価

電気圧力鍋は、家庭用の炊飯器よりも一回り程大きい機種がほとんど。一人暮らしの狭めの部屋だと、キッチンの場所を取ることになるだろう。

また、直火と比較して性能が良い分高価な価格設定となっている。

電気圧力鍋はどれくらいの価格?

電気圧力鍋である程度口コミが良い製品となると、最低でも1万円~と考えて良いだろう。低価格帯の製品が悪いという訳ではなく、大体は容量によって変わってくる。

一概には言えないが、1L~1.5Lの容量は低価格帯、3Lを超えると2万円~の高価格帯となってくる。

電気圧力鍋の大きさはどれくらい?

  • 1L~1.5L:W20cm×D20cm×H25cm程度
  • 3L~:W30cm×D30cm×H35cm程度

一概には言えないが、コレくらいが標準だろう。3Lとなると、1L代と比較して一回り大きくなるイメージだ。一人暮らしには1L代がおすすめ。

電気圧力鍋の電気代はどれくらい?

電気圧力鍋と直火圧力鍋の電気代の差は、結論それほどない。

3L代だと1200W~1300Wの製品が多い。例えば、1時間MAXのワット数で使用したとすると、

1時間×1300w÷1000×27=35.1

約35円となる。実際はもっと温度は低い場合が多いので、それほど気にする価格ではないだろう。

電気圧力鍋の汎用性は?

結論、汎用性はかなり高い。

電気圧力鍋は、ぶり大根・ビーフシチューなど、野菜や肉の「煮込み」の他に、

  • パン生地の「発酵/焼き」
  • 麺の「茹で」
  • 焼売や肉まんの「蒸し」

なども可能。さらに温度調節ができる機種だと、以下のような発酵食品なども作れる。

  • 水煮大豆
  • 塩麹
  • 白味噌、豆腐
  • コンポートやジャム
  • 甘酒
  • 温泉卵
  • ヨーグルト

付属品としてレシピブックがついている場合もあるので、レシピの豊富さも見ておくと良いだろう。

電気圧力鍋のお手入れは面倒?

お手入れのしやすさは、機種によって異なる。簡単に内蓋の着脱・丸洗い・水洗いができる機種もあれば、パーツ分解に時間がかかる機種もある。購入の際は、口コミや説明を注視すると良い。

電気圧力鍋の選び方まとめ

今までの総括となる事項を比較表にまとめてみた。選ぶ際の参考になれば幸いだ。

比較点 低価格帯 高価格帯
価格帯 1万円~ 2万円~
容量 1L~1.5L 3~4L
サイズ W20cm×D20cm×H25cm程度 W30cm×D30cm×H35cm程度
おすすめ 一人暮らし ファミリー

電気圧力鍋のおすすめ機種

家族用大容量タイプ!3L以上の電気圧力鍋

パナソニック 電気圧力鍋 マイコン式 3.7L ノーブルシャンパン SR-P37-N

出典:www.amazon.co.jp
パナソニック
Panasonic
電気圧力鍋
3.7L

売れ筋の高評価商品。マイコン制御で、火加減の調節が自動でできる。ダイヤモンドフッ素加工で下ごしらえの軽い炒めものもOK。

3段階の一定温度調節で低温調理もOK、タイマー内蔵なのも嬉しい。

ワンダーシェフ 電気圧力鍋 4L 【料理研究家 浜田陽子 クッキングブック付き】 300010

出典:www.amazon.co.jp
ワンダーシェフ
電気圧力鍋
4L

安価なのに大容量!付属品が充実!(本体、蒸しす、掃除ピン、取扱説明書、ガラス蓋、クッキングブック、計量カップ、しゃもじ、お玉付属)

操作メニューは「白米」「玄米」「肉じゃが」「カレー」「魚」。追加熱キーで温め直しが楽々。

D&S 家庭用マイコン電気圧力鍋 4.0L STL-EC01

出典:www.amazon.co.jp
佐藤商事
電気圧力鍋
4.0L

2.5リットルと4リットルのタイプがある。タイマーは30分単位で最大24時間まで予約できる。

一人暮らしに!3L以下のコンパクト電気圧力鍋

シロカ マイコン電気圧力鍋 クックマイスター ホワイト SPC-101WH

出典:www.amazon.co.jp
シロカ
siroca
電気圧力鍋
クックマイスター

白米・玄米・おかゆ・おこわ・野菜・魚介類・肉類・豆類の8種類の便利なプリセットメニュー搭載。

圧力は自由な時間で設定できる。ご飯は8分で炊け、圧力IH炊飯機としての機能も。

象印 圧力IHなべ EL-MA30-TA

出典:www.amazon.co.jp
象印マホービン
ZOJIRUSHI)
圧力IHなべ
EL-MA30-TA

コンパクトタイプの中では超ハイスペックなこちら。

40℃~100℃までの温度調理ができ、スロークッカーのように使える。発酵食品も作れる。煮崩れしにくい1.2気圧でIHの高火力が、具材にムラなく熱を伝えて、本格的な味わいを生み出す。

まとめ

いかがだっただろうか。電気圧力鍋は、圧力鍋としての使用範囲を超えて、様々な食材の調理が可能となっている。料理の幅を広げて、美味しい料理を作るためにも、是非手にとって見ていただきたい。

最終更新日:2018/09/25