東芝やバッファロー、I-O DATAなど、大手メーカーが様々な外付けポータブルHDDをリリースしています。その中でも価格や寿命、機能性といった点に注目しながらおすすめのモデルをご紹介し、その選び方まで解説します。
外付けポータブルHDD最新ニュース
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おすすめの外付けポータブルHDD
第1位:WesternDigital WD ELEMENTS PORTABLE
HDD業界最大手WDの外付けポータブルHDD。
内蔵HDDも勿論自社製。
2TBという大容量バッテリーで安心も求めるなら、高品質なWD製プロダクトがおすすめ。
第2位:I-O DATA EC-PHU3W1
国内でPC周辺機器製造を得意とするI-O DATAのポータブルHDD。
日本製の安心安全のプロダクトだ。
1TBの大容量ながらリーズナブルな価格ながら、手のひらサイズのコンパクトサイズを実現しており、持ち運びには最適だ。
第3位:WesternDigital My Passport Ultra
My Passport Ultra Metal Editionは256bit暗号化とパスワードロックに対応したセキュアなポータブルHDDだ。
バックアップにはDropboxクラウドも対応している。
シンプルで高級感のあるデザインで、静音駆動。
WDの品質とさらなる安全性、デザインを求める方のニーズを満たしてくれる。
第4位:Transcend StoreJet 25M3
半導体関連製品で世界的に有名なTranscendのポータブルHDD。
自社テストで、米軍の落下試験規格に相当する耐衝撃性を実現している。
防滴加工もされているので、屋外への持ち運びが多い頑丈なモデルを探している方におすすめ。
第5位:BUFFALO HD-PSF4.0U3
ポータブルHDDといえばBUFFALOは外せない存在だ。
中でもこのモデルは、AES256bit暗号化というセキュア仕様で、さらに耐衝撃設計も施された超大容量モデル。
容量から安全性、全てを求めるならこのモデルがおすすめだ。
第6位:BUFFALO ミニステーション エア
BUFFALOのWi-Fi接続に対応したポータブルHDD。
スマホやPCをダイレクトに無線接続することができ、通勤など移動中でもわざわざHDDをケーブル接続することなく利用可能。
内蔵バッテリーで駆動する場合は約4.5時間の利用が可能だ。
1TBという大容量に、コードレスという圧倒的な利便性をもつ本プロダクトは非常に魅力的だ。
第7位:I-O DATA HDPE-UT1.0
I-O DATAのテレビ録画にも対応したポータブルHDD。別途取り付けキットも展開されている。
表面は傷つきにくいハードコーティング加工のスタイリッシュなデザインで、テレビやPCとのマッチする。
底面はラバー素材で出来ており滑り落ち防止の役割を果たしている。このユーザビリティの高さも日本製品の良さだろう。
第8位:Seagate Expansion 1TEAP3
米国のHDDメーカーSeagateのAmazon限定モデル。
TV録画にも対応し、2TBという大容量ながらリーズナブルな価格を実現。
ファンレス設計で静音駆動な点も嬉しい。
ユニークでソリッドなデザインも魅力的だ。
第9位:Silicon Power ARMOR
米軍の落下試験規格MIL-STD810Gメソッド516.6に準拠し、3mの落下試験もパスしたタフなHDD。
IPX4の防水なので少々濡れる程度では何の問題もない。さらに3年間の製品保証もあるので安心だ。
頻繁に持ち歩く方、現場で使う方におすすめしたい。
第10位:ELECOM ELP-DB
人気のダンボーのHDD。
PCだけでなくTVの録画用途でも使用可能。
ダンボー好きの方はぜひ手に入れよう。
外付けポータブルHDDケース
大切なデータを衝撃から守り、HDDも長く綺麗に使うために専用ケースに入れて持ち歩くことをおすすめする。幾らか使いやすいケースを紹介しよう。
CaseLogic CL-HDC01
本体用ポケットと、ケーブル用メッシュポケットがあり、別々に収納できる使いやすいケース。
リーズナブルな価格でおすすめだ。
ELECOM HDC-SH002
HDD用のポケットと、ケーブルやmicroSDなどを収納できるマルチポケットの多機能ケース。
セミハードタイプとなっており、大切なHDDをしっかりと守ってくれる。
サイズもSとLサイズの2サイズ展開あるので、手持ちのHDDにフィットするだろう。
外付けポータブルHDDの選び方
容量で選ぶ
最近では4TBの容量を有するような大容量モデルも多く登場している。
4TBは、デジイチで撮った写真のRAWデータや、映像コンテンツを保存するのに最適だ。
クリエイターやデザイナーといった比較的大きいサイズのビジュアルコンテンツを扱う方は、こうした大容量モデルでも良いだろう。
通常のコンデジやスマホの写真、ムービーの保存や、ビジネス文書の保存などであれば1〜2TBの容量があれば事足りるはずだ。
ちょっとしたデータを持ち運びたいとき、誰かとシェアしたいときには500GB程度の小さめの容量のモデルで良いだろう。(500GBでも十分ノートPCよりは大きい)
なお補足であるが1TB(テラバイト)は1000GB(ギガバイト)である。1GBは1000MB《メガバイト)だ。iPhoneで撮る高画質写真がおよそ1MB以下と考えて必要容量を計算してみよう。
接続方法で選ぶ
USB3.0
多くの外付けポータブルHDDは、USB接続を行うが、そのUSBには幾つか規格がある。
これから手に入れるのであれば、USB3.0に対応したモデルを選ぼう。
USB3.0は従来のUSB2.0に比べて約10倍の転送能力をもつ。
具体的にそれぞれ約5Gbpsと約480Mbpsという転送能力をもっている。あ
Wi-Fi
一部のモデルはUSB接続だけでなくWi-Fiによって接続できるモデルもある。
最新のMacBookや次世代PCはUSBポート数が十分になく、外付けポータブルHDDが専有してしまうと不便なことが多い。
Wi-Fi接続できると、そうしたデバイスやスマホなどあらゆるデバイスからのアクセスが容易になる。
それだけでなく、カバンにしまったままでも使えるなどメリットが大きい。
セキュリティ性能で選ぶ
パスワードロック
外付けポータブルHDDの中には、ポータブルHDDへのアクセスにパスワードをかけることができる「パスワードロック」機能を有するものがある。
ビジネスシーンでの利用など、外部に漏れてはならない情報が含まれる場合は、パスワードロックに対応した製品を選び、ロックをかけることを習慣化しておくと良いだろう。
ロック解除方法も、ICカードを利用するなど厳重なシステムを採用したものもあるので注目してみよう。
暗号化性能
外付けポータブルHDDは、PC内のファイルを暗号化するように、専用のソフトウェアを使えば誰でも暗号化できる。
しかし、それ以上に外付けポータブルHDD内蔵チップで、ハードウェアレベルでの暗号化を行えるモデルが在る。
ハードウェアレベルでの暗号化の方がより解読難易度が高く安全だ。
暗号化方式も様々あるが、AES(Advanced Encryption Standard)256bitあたりの方式に対応していると安心だろう。
駆動方式は?
今では殆どの製品がUSBバスパワー(USBから電源供給を行う)に対応しているが、書き込み速度がとても早いものや大容量で消費電力が大きいものは、部分的にAC電源接続を必要としたりする。
また、それらとは別に自身の内部にバッテリーをもち、補助的にバッテリー駆動可能なモデルもある。Wi-Fi対応HDDなどは特にバッテリーをもつことが多い。
最低限USBバスパワーで安定駆動することが大切だ。
耐久度で選ぶ
本来HDDは衝撃に弱いもの。初期のHDDはたった1mm程度持ち上げて落とすだけで壊れていた。
ポータブルシーンで利用する場合は、不意にデスクから落としてしまうこともあるだろう。
さらに、突然の雨や、誤ってホコリまみれの部屋の隅に滑らせてしまうかもしれない。
そうした物理的な危険から大切なデータを保護するためには耐久性度の高いモデルを選ぼう。
防塵防水性能であれば、IPコードによる判断でそれを確かめよう。
耐衝撃性能は米国MIL規格準拠のものなどを選ぶとよい。
また加速度センサー(Gセンサー)を搭載し落下を自動検知してHDDの電源をオフし誤ったディスク書き込みを防止できるモデルを選ぶのもよいだろう。
宅外という環境変化の多い所で使うということはHDDの天敵である温度変化も発生する。
特に高温状態はHDDに良くないので、内蔵ヒートシンクの有無や、冷却ファンの有無、ファンがある場合にはどういったあエアフロー設計になっているか確認しよう。
例えばサイドイン、サイドアウトのエアフローのHDDにも関わらず、左右に物を敷きつけて使う環境であればすぐに高熱になってしまう。
自身の利用環境も含めて確認しておこう。
最後に
以前と比べて外付けポータブルHDDは大容量化とコストダウンが大きく進み、USB3.0の登場で転送速度もストレスなくなり一層便利なものとなった。
DVDやBlu-rayといった光学メディア系の記憶媒体も、速度や容量で有利な外付けHDDに取って代わられることが多くなり、今や外付けHDDは外部記憶メディアの主役となっている。
そんな今日のデジタル時代に欠かせない存在の外付けポータブルHDD、これを機会に自身の生活スタイルにマッチするモデルを導入してみてはいかがだろうか。