撮影後すぐ現像できる手軽さと、フィルムカメラの暖かい質感が人気のポラロイドカメラ。チェキで気軽に撮影するのも、良いですが、一度は本物のポラロイドカメラで撮影したいものです。今回はおすすめの機種や選び方についてご紹介します。
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ポラロイドカメラとは
ポラロイドカメラは、インスタントカメラの別称。元々、拡散転写法という技術を使いており、撮影後に自動で現像を行う写真フィルムを用いたカメラのことを言う。ポラロイド社が実用化したが、今ではあまり生産がされていない。
おすすめポラロイドカメラ/チェキ
【2017年最新機種】instax SQUARE SQ10
「instax SQUARE SQ10」は、「instax」シリーズとして初めてデジタルイメージセンサーとデジタル画像処理技術を搭載した最新モデル。プリント出力前に画像編集や加工ができる点が特徴。
デジタルイメージセンサーの搭載で、自動露出調整や人物検出、オートフォーカスなどができるようになった。
FUJIFILM インスタントカメラ チェキ instax mini8プラス
アナログ感を気軽に楽しめることで人気のチェキ。
- 6.8 x 11.6 x 11.8 cm ; 308 g
- 常時発光フラッシュ(自動調光)
- 使用フイルム : 富士フイルムインスタントカラーフイルム (instax mini)
- セルフショットミラー
- 60cmから撮影可能、(接写レンズ使用時35cm-50cm)
FUJIFILM フジカラー 写ルンです 防水タイプ
海中や雨天時の屋外でも撮影したい!という方におすすめなのが写ルンですの防水タイプ。
水深10mまでの水中写真が手軽に楽しめる防水カバー付き。海やプールだけでなく、ほこりの多い場所や、 雪の降っている中での撮影にも最適。
2017年10月発売。OneStep 2 i-Type Camera
アナログでレガシーなデザインが特徴的なPolaroid OneStep 2。
オートフォーカス機能を備えており、ポラロイド初心者でも気軽に撮影できる。強力な内蔵フラッシュ、簡単なUSB充電、長時間持続バッテリー、セルフタイマーを搭載し、時代に沿ったデザインに仕上がっている。
FUJIFILM インスタントカメラ チェキ instax mini 90 ネオクラシック
チェキシリーズ最上位機。
- 9.1 x 5.6 x 11.4 cm ; 454 g
- 縦横2つのシャッターがある
- 撮影距離は30cmから
- 遠景モード搭載。3m以上の離れた被写体も撮影できる
- 低輝度自動発光(輝度補正機能付)
- 強制発光(輝度補正機能付)
- 発光禁止、赤目軽減機能
- 二重露光、バルブ撮影、二重露光+バブル撮影可能
Instax Mini90を購入するなら、可愛いレザーケースがあるので覚えておいていただきたい。ブラックやクジラ柄もある。カメラバッグに入れたまま撮影ができる点も嬉しい。
FUJIFILM インスタントカメラ チェキWIDE instax WIDE 300
チェキ用フィルムの2倍のサイズで写真用アルバムにもぴったり。Lサイズプリントと一緒にアルバムに入るサイズで整理にも便利。
- 40cmまで近づける接写レンズ付き
- 写真の明るさを補正できる「濃淡コントロール機能」搭載
- レンズリング操作での通常(90cm~3m)遠景(3m~∞)モードの切り替え可能
- しっかり撮れる三脚穴付き
FUJIFILM インスタントカメラ チェキ instax mini 50S
起動が早く、写りも良い。フィルムがでるスピードも早い。
- 6.6 x 15.2 x 11.8 cm ; 386 g
- 使用フイルム : 富士フイルムインスタントカラーフイルム instax mini
- 2枚連写セルフタイマー機能搭載
- 背景きれいフラッシュを搭載
- 30cmから接写可能
ボックスタイプのポラロイドカメラ POLAROID ONE
- ボックス式
- サイズ : 121(W)×157(D)×93(H)mm
- 重量 : 570g
- セルフタイマー機能を搭載
- 使用フイルム : ポラロイド600フイルム
- レンズ : 2群2枚プラスティックレンズF12.9/100mm
- ファインダー : 逆ガリレオ方式ファインダー
Polaroid One600 Classic インスタントカメラ
- 20.3 x 14.7 x 7.9 cm ; 658 g
- レンズ : 2群2枚 f12.9/100mm
- ピント合わせ : 固定焦点
- 撮影範囲 : 90cm~∞
- シャッター スピード 1/200
ポラロイド社のデジタルインスタントカメラ
Polaroid Z2300 10mp デジタルインスタントカメラ Black PLD-Z2300BLK-P
- 15.5 x 14.6 x 9.2 cm ; 263 g
- 10MP (1000万画素)
- 充電式リチウムイオンバッテリー, スピーカー, マイクロホン内蔵
- 7.6cmの高輝度LCDスクリーン内蔵 SDメモリカード対応
- 6 x 3インチ (5 x 7.6cm) のフルカラープリントを1分以内にプリントアウト
ポラロイド Snap デジタルインスタントカメラ
撮った写真をそのままプリントアウトできる。裏側をめくるとシールになっているので、ノートに貼ったりと使い方も広がる。
micro SDカードに対応しており、パソコンなどへのデータ保存も簡単。カラー/モノクロ/セピアモードを切り替えたり、フチあり/フチなしの設定もできる。
チェキとポラロイドカメラの違いは?
元祖ポラロイドカメラ「SX-70」
元祖ポラロイドカメラ「SX-70」は、創始者のエドウィン・H・ランド博士が娘から「どうして写真はすぐに見れないの?」という疑問を投げかけられたことがきっかけて作られた。
他にも、600シリーズの636カメラなどが昔ながらの名機として知られている。
ポラロイドカメラとの違い
チェキをご紹介してきたが、ポラロイドカメラとの違いは何なのだろうか。前述の通り、撮影後すぐ現像されるのがインスタントカメラ。チェキもポラロイドカメラもインスタントカメラの一種だ。大きな違いは富士フイルムが販売しているか、ポラロイド社が販売しているかだ。
チェキだからといって性能が劣るかというと、上位機種となるとそうでもない。フィルムサイズが多少チェキのほうが小さい位の違いだ。
ポラロイドカメラの選び方
フィルム
フィルムサイズ
フィルムサイズは機種によって変わるが、チェキだと名刺サイズと横長ワイドタイプがある。本体とセットになっているものもあるので、購入時に買うと良い。
フィルムの種類
フィルムの種類は、モノクロ(白黒)やカラーなどがある。なお、使用期限は製造年月を買う際にチェツクしておきたい。冷蔵庫保存が適しているフィルムもあるので扱いには注意が必要だ。
機能
シャッタースピード
ご紹介した通り、シャッタースピードには固定値のものと、カスタムできるものがある。動きのある被写体を撮る場合は、設定出来るタイプだと良いだろう。
フラッシュ
機種によってはワンタッチでフラッシュの切り替えができるものや、バルブモードにより夜景の撮影が上手くできるものがある。こだわりのあるかたは要チェックだ。
オートフォーカス機能
チェキの上位機種などで、オートフォーカス機能があるものもある。自動でピントを調整してくれるので、失敗が少ない。
カメラの種類
ピールアパートタイプ
最も初期の手法で、撮影後1分程度経過してから、付属の紙を剥がすと写真が現れる方式。高画質なのが特徴。一般的にはほとんど使用されていない。
自己現像タイプ
最も一般的なのがこのタイプ。チェキやポラロイド社のインスタントカメラもこのタイプ。紙をはがす必要がなく、放置すると画像が出てくる。フィルム内膜に、フィルムポッドに入っている薬剤が入り込み、現像される。
35mmリバーサルフィルム タイプ
これも今は全く使われていない。専用の現像機が必要で、通常のリバーサルフィルムよりも早く現像できるのが特徴。
まとめ
いかがだっただろうか。ポラロイドカメラというと、とっつきにくいイメージがあるだろうが、操作も簡単で気軽に思い出を形に残せる凄く良い製品だ。トーキングカメラという喋るカメラがあったりと面白い機能がついたカメラもある。是非一度手にとって見てほしい。