日差しや雨を防げる広い布である、タープ。今回は、タープの中でも設営が簡単なワンタッチタープの選び方や、”買って間違い無し”の定番モデルを厳選して5つご紹介します!
ワンタッチタープの選び方
【はじめに】夏に大活躍のワンタッチタープとは
ワンタッチタープとは、御存知の通り、日光や雨を遮断してくれる布のこと。
テントとは違い”フレームを開きシートを被せて支柱を伸ばす”だけで簡単に設営できる。バーベキューやキャンプだけでなく、野外フェスや海や運動会など、幅広いシーンで活躍する。
タープには様々な種類があるが、スクリーンタープ以外も候補に入れて総合的に判断したい方は、下記記事をご参考いただきたい。
- タープには、ヘキサタープ・スクリーンタープ・ワンタッチタープ・自立式タープ・スクエアタープなど様々な種類があります。どれを選べば良いか迷っている方向けに、用途別のおすすめタープをご紹介します! 目次1 タープの3つの種類...
ワンタッチタープの選び方①サイズ
ワンタッチタープの選び方で最も重要なのが、人数に適したサイズを選ぶこと。
ワンタッチタープは、サイズによって重さや価格が変わってくるので、使用シーンを想定して最適なサイズを選ぶと良い。
サイズ | 使用人数 |
---|---|
200✕200cm | 3~4人用 |
250✕250cm | 4~5人用 |
300✕300cm | 5~6人用 |
ワンタッチタープの選び方②ポール/フレームの材質
サイズを決めたら、次にフレームの材質を選ぼう。
ワンタッチタープのフレームに使用されている材質は、主にスチール(鉄)とアルミ。スチールは強度がある分、重く錆びやすい。アルミは強度が劣る分軽くて錆びにくいが、風に弱い。
材質とサイズを考慮した、重量の目安表は以下だ。
サイズ | スチール | アルミ |
---|---|---|
200✕200cm | 12kg | 7kg |
250✕250cm | 13kg | 8kg |
300✕300cm | 14kg | 9kg |
アルミでも少なくとも7~8kgの重さはあるので、徒歩で持ち運ぶにはきつそうだ。車に横付けできたり、駐車場がすぐ近くにある場所での使用をおすすめする。
ワンタッチタープの選び方③サイドシートの有無
タープはテントと違い屋根のみなので、横から日差しが差し込む。そんなときに便利なのが、日よけサイドシート(サイドパネル)だ。
高耐水加工や、UVカットコーティング、紫外線カットや遮熱性能があるシートもある。日焼けや雨対策をするためにも、サイドシート搭載の機種がおすすめ。
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おすすめワンタッチタープ定番5選
大本命はFIELDOOR(フィールドア)のワンタッチタープ
フィールドアは、タープテントを中心にキャンプやBBQで自然を楽しむ製品を提供するアウトドアブランド。“迷ったらフィールドア”と覚えておいて欲しい。
FIELDOOR ワンタッチタープテント スチールフレーム サイドシート1枚付属
▼ベストバイ▼
3~4人用ワンタッチタープテントでおすすめなのがこちら。
スチールフレームである程度重さがあるが、その分風にも強く疲労骨折しにくい。また、高耐水加工・シルバーコーティング・UVカットコーティングがされた【サイドシート】が付属し、風よけや日よけ効果もある。
▼サイドシート無し▼
FIELDOOR(フィールドア)の他サイズ展開
3~4人用を上記にご紹介したが、より大人数で使用する場合は、下記を参考にされたい。amazon商品一覧ページへとべる。
>>【250✕250cm】FIELDOOR ワンタッチタープ
>>【300✕300cm】FIELDOOR ワンタッチタープ
5.5kgの超軽量!クイックキャンプワンタッチタープ
QUICKCAMP(クイックキャンプ)はワンタッチテントを中心に、誰でも簡単に設営ができるアウトドア用品を提供するブランド。早さ・軽さを重視する人におすすめ。
ワンタッチタープ 2.5m タープテント フラップ付き QC-TP250 クイックキャンプ
▼60秒設営..だと..!?▼
60秒で設営できる驚きのワンタッチタープ。スチームフレームなのに5.6kgと軽いのでフェスやピクニックなど持ち運びも可能。
一面には、巻き上げてハーフフラップに調整できるフルラップ付き。フルラップには、UFカット・防水加工・遮熱シルバーコーティングがされている。
クイックキャンプ ワンタッチ スクリーンタープ 3m フルクローズ アウトドア ワンタッチタープ タープテント QC-ST300 ALST-300
▼90秒設営..だと..!?▼
前述の機種に引き続き驚くべき早さで設営できる、4面フルメッシュ・フルクローズ対応ワンタッチタープ。
UPF50+でUV加工もしっかりでき、防水加工もされているため、軽い雨が降っても安心。
おしゃれで使い勝手が良い、Coleman(コールマン)
コールマンは、1900年設立のアメリカ発の老舗キャンプ用品製造・販売業者。しっかりとした作りやおしゃれなデザインが好評。
コールマン タープ イージーキャノピーST2/220 グリーン 2000017211
スチームフレームのタープの中でも、比較的軽量の機種。3~4人でも楽々使用できるちょうどいいサイズ感も人気。肩がけも可能。
同価格帯のタープの中でも、見た目のおしゃれさに惹かれて購入する人が多い。軽いので、フェスでの利用も多いのが特徴だ。
品質が良い、North Eagle(ノースイーグル)
North Eagle(ノースイーグル)は、テントやタープなどのアウトドア製品を中心に展開するブランド。高品質かつ細かな機能が人気。
North Eagle(ノースイーグル) テント ワンタッチキャノピー200 NE173
コールマンと同じく品質に定評があるのが、ノースイーグル。スペックは同じような感じなので、詳しくは述べない。
ワンタッチタープの風対策
テントよりも手軽な分、どうしても風に弱いのがワンタッチタープ。「風が強くなってきたかな?」と感じたときに、施しておきたい風対策は2つ。
タープを低くする
上から風が吹き、タープが潰されることよりも危険なのが、下から煽られた風で【ペグ】が飛んでしまうこと。そうならないためにも、風の抵抗をなるべく受けないように、テントの高さを低くすることが大事。
ペグが人に当たるとかなり危険なので、あまりに風が強いときには撤退しよう。
ペグを長くしたり本数を増やす
次に、ペグを長くしたり本数を増やすことで、安定性を高める方法がある。
強風だと予めわかっている場合は、ペグをクロス打ちしたり、三角打ちすると、より強度が増す。
ワンタッチタープ以外のタープ・テント
タープの中には、一般的な2本のポールと6本の自在ロープで構成されるヘキサタープや、ポールのみで支える自立式タープ(スクエアタープ)や、四面を覆えるスクリーンタープがある。
開放感を楽しみたいならヘキサタープ、風・虫・日光を遮断したい場合はスクリーンタープがおすすめ。
それぞれ一長一短あるので、詳しくは下記記事を参考にされたい。
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また、設営が簡単なテントである【ワンタッチテント】や、簡易的に日光を遮断できる【サンシェードテント(ビーチテント)】も、候補に入れて良いだろう。
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まとめ
いかがだっただろうか。
ワンタッチタープを使用する際は、しっかり風対策をして、安全に楽しいアウトドアを楽しんでいただきたい。