こたつと聞くと「インテリアと浮いてしまう」「あまりおしゃれじゃないデザインのものばかり…」といったイメージを抱きがちではないでしょうか。今回は、お家のインテリアを邪魔しないおしゃれなこたつをご紹介します。タイプ別にご紹介しているので、自分にぴったりのこたつを探してみてくださいね。
おしゃれなこたつが続々登場
寒さが厳しくなると、恋しくなるのがこたつ。冷たくなった身体にこたつから発せられる暖かさが染み渡る感覚はたまらない。今回は様々なテーマに分けておしゃれなこたつをご紹介したい。
おしゃれなこたつ|天板がモダン
シンプルな丸型で怪我しにくい|SKB SCK-R90TBR 90×90×34
シンプルな丸型のこたつ。深みのあるブラウンなので、暗めカラーのインテリアが中心の部屋に合わせやすい。和室でも洋室でも合わせることが可能だ。
また、脚の取り付けは簡単なねじ込み式であるため、誰でもすぐに取り付けることができる。天板も脚も円型なので、角がなく子供がいる環境でも安心して使うことができるデザインだ。
おしゃれなこたつ|天然木がナチュラル
折れ脚で場所を取らない|マストバイ I-3302188nagr 75×75×40
折れ脚で簡単に畳むことができるこたつ。寒い季節には出しておくことも、暖かい季節になればしまっておくことも可能。
また、繋ぎ脚のため、十分な高さが確保されている点も魅力的だ。座ったり寝転んだり好きな体勢でくつろぐことができる。さらに、きれいな木目調のデザインのため、フローリングの洋室にも合わせやすい。
おしゃれなこたつ|圧迫感ゼロの小さい丸型
オールシーズン使える丸型こたつ|HOMEtaste HTR68VG-SET–VWL-MKF-80FBR 49×49×32
柔らかい印象の丸型こたつ。2色のこたつと布団をそれぞれ選ぶことができるため、全4パターンから好きなデザインのこたつを楽しむことができる。
また、表面が木目調のためナチュラルな雰囲気を醸し出す。冬はもちろん、こたつを使わない季節であってもリビングテーブルとして季節を問わず使いやすいデザインだ。
おしゃれなこたつ|白色統一の北欧風
清潔感溢れる白のこたつ|山善 ESK-751(W) 75×75×38.5
白で統一されたシンプルなデザインのこたつ。リバーシブル天板のため、真っ白なこたつとしても、ベージュの天板としても使用することができる。1台で2つの雰囲気を楽しむことが可能だ。
また、一人暮らしの方にぴったりなコンパクトサイズ。こたつは場所をとる…と敬遠していた方にもぜひおすすめしたい。こたつ以外にテーブルとしてもオールシーズン使うことができる。
タイプ別、おすすめこたつ
おすすめこたつ|選びやすいこたつ3点セット
合わせやすいカラー展開|イケヒコ・コーポレーション 9808542+9808598+9810617 60×60×38.5
コーディネートに困らないこたつ3点セット。こたつ台・掛布団・敷布団の3点をまとめて購入することが可能。また、カラーがブラウン・アイボリー・ベージュ・ネイビーの4色展開であり、どんな色にも比較的合わせやすい。こたつが部屋の雰囲気に合わないと悩んでいた方に、ぜひおすすめしたい。
身体の芯からぽかぽか|システムK uni30199-na-be 120×80×36
ナチュラルカラー展開のこたつ3点セット。これ1セットで、すぐにこたつを楽しむことができる。また、石英管ヒーターを使用しているため赤外線により身体の芯からしっかりと暖めることが可能だ。さらに、フランネルという起毛の生地を使用しており暖かい空気をより逃がさない構造となっている点がおすすめだ。
おすすめこたつ|ダイニングで使える椅子型ハイタイプ
速暖2秒のダイニングこたつ|タンスのゲン 45847 80×75×68.5
洋室におすすめなダイニングこたつ。ハロゲンヒーターを使用しているため、電源を入れてから2秒ですぐに暖かさを実感できる。また、座り心地に配慮された360度回転椅子のため、立ちや座りの動作を楽に行うことができる。
どこにでも置けるデスク型こたつ|ナカムラ I-3302453 75×50×70.5
こたつ台・省スペース布団・肘つき回転椅子の3点がついたデスク型ハイタイプこたつ。コンパクトなサイズのため、リビングはもちろん、自室や寝室にもおくことが可能だ。また、石英管ヒーターを使用しているため、膝下を芯からじんわりと暖める。寒さの厳しい冬の夜におすすめしたいこたつだ。
おすすめこたつ|コンパクトな1人用
暖気を外に逃がさない1人用こたつ|山善 VGA-582(DB) 58×58×58
通年使うことができるこたつ3点セット。お座敷こたつ・椅子・布団がすべて付いているため、すぐに使用可能だ。1人用のこたつであるため、お茶や仕事など1人の時間が必要な時におすすめできるこたつだ。
30cmのコンパクトサイズなこたつ|山善 YMK-103(DB) 30×30×26
幅30cmのかなりコンパクトサイズな1人用こたつ。1人用ミニこたつや小物置き、足元に置く足温器など多様な使い方が可能だ。また、コルチェヒーターを使用しているため、暖かさをしっかり実感できる。
おすすめこたつ|安い折りたたみ型タイプ
コンパクトに収納が可能|山善 HFL-F602H(B) 60×60×36.5
継脚付きの折脚カジュアルこたつ。脚部がおりたためるため、コンパクトに収納可能だ。また、ブラック天板とリバーシブルで使用できるため、違った印象を楽しめる。
スタイリッシュな折りたたみ式こたつ|SKB DCK-F90 WH 90×60×36.5
ホワイトの木目調がスタイリッシュな折りたたみ式こたつ。一人暮らしや子供部屋にぴったりなすっきりサイズが特徴的だ。また、折りたたみ式であるため、約9.5cmに脚もヒーターもすべて収納が可能。場所をとることがない。
おすすめこたつ|高さ調節が可能な座椅子タイプ
ゆったりできる座椅子付きこたつ|マストバイ I-2700158si 90×60×70
ゆったりと座れる座椅子付きこたつ。夏はテーブルとして、冬はこたつとして通年使うことができる点が魅力的。また、2段階に高さを変えることができるため、体格に応じてくつろぐことが可能だ。
家族で嬉しいハイタイプこたつ|ナカムラ G0100119 135×80×45
ご家族で使う時に嬉しい4人席の座椅子付きこたつ。リビングなど家族団らんする場所に最適なこたつだ。ハイタイプのため、窮屈な思いをせず、ゆったりと時間を楽しむことができる。
こたつの選び方
こたつと一言で表現しても、様々なタイプが存在することをお分りいただけただろうか。では、こたつを選ぶときに重視すべきポイントはどこなのかについてご紹介する。このポイントを参考にすれば、より自分に合ったタイプのこたつを選択できることだろう。
ヒーター種類を比較
まずは、ヒーターの種類についてだ。ヒーターの種類によって、長持ちするか・すぐに暖かくなるのか・コストパフォーマンスが良いのかなど異なった特徴が挙げられる。
種類 | 寿命 | 即熱性 | 価格 |
---|---|---|---|
石英管ヒーター | 5,000 〜7,000時間 |
× | ◎ |
ハロゲンヒーター | 8,000時間 | ○ | △ |
コルチェヒーター | 10,000時間 | ◎ | × |
カーボンヒーター | 5,000 〜7,000時間 |
◎ | ○ |
フラットヒーター | 8,000時間 | × | △ |
現在主流になりつつあるフラットヒーターは、即熱性が低く本体価格が高い。ただ、省エネという面では最も効果が高く、一番電気代を安く抑えられる種類だ。
- 電気代を安く抑えたい→フラットヒーター
- 本体価格が安いものがいい(初期費用を抑えたい)→石英管ヒーター
- すぐに暖まるものがいい→コルチェヒーター
以上のように、自分が特に重視したいポイントに合わせてタイプを選ぶことをおすすめする。
こたつの形状
次に、こたつの形状についてだ。形状ごとの特徴をご紹介する。
長方形
- サイズが大きめのこたつによく見られる
- 大人数で使用するときに適している
正方形
- サイズが小さめのこたつによく見られる
- 1〜2人で使用するときに適している
円形|丸テーブル
- 角がない点がメリット
→4人以上の大人数で使用するときに適している
椿円形
- 柔らかい印象を受けるデザインが多い
- 2〜3人で使用するときに適している
人数に応じたサイズ
上記で比較した形状ごとに適した人数とサイズ(幅)をそれぞれご紹介する。
形状 | 適した人数 | サイズ(幅) |
---|---|---|
長方形 | 4人〜 | 60㎝ |
正方形 | 1〜2人 | 80㎝ |
円型 | 4人〜 | 80㎝ |
楕円型 | 2〜3人 | 90㎝ |
一人暮らしのためコンパクトなこたつが望ましければ正方形、家族みんなで使用する場合は長方形や大きめな円型など自身のライフスタイルに合わせて形状を選ぶことをおすすめする。
こたつの高さ
こたつを選ぶ際に、重要すべきなのが高さだ。
- 体格により、座ったときに窮屈に感じる
- 部屋の広さや天井の高さと合わず、狭い印象を受けてしまう
以上のように、自身の環境に合わない高さのこたつを選んでしまうと心地よく過ごすことができない。こたつを選ぶときに、意外と見過ごしがちなこたつの高さも重視すべきだ。
消費電力/ワット数
おしゃれなこたつを選んだはいいものの、気になるのは電気代だ。「こたつを使うはいいけれど、電気代が高くついてしまうのではないのか…」と不安に感じる方も少なくないだろう。実は、こたつは暖房器具の中でもより電気代を安く抑えることが可能な省エネ暖房器具なのだ。
実際に、どれほどの電気代がかかるのかご紹介する。
- 電気代=消費電力(kW)×使用時間(h)×1kWhあたりの電気代
- 平均消費電力→最大600W、弱80W、強200W
- 1kWhあたりの電気代→27円
以上の数値から、
- 弱の電気代=0.08kW×1(h)×27円=2.16円
- 強の電気代=0.2kW×1(h)×27円=5.4円
このように、こたつの1時間あたりの電気代は平均2〜5円ほどであることが分かる。
一方、エアコンで暖房を使用したときには平均16.2円かかるとされている。最大でも約1/3の差があると言える。つまり、こたつの方が電気代を安く抑えることが可能であるということだ。
こたつインテリアとして楽しむポイント
こたつというと、使用する掛け布団から「和」のイメージを抱く方も少なくないだろう。しかし、現在では洋室メインの自宅で過ごす方も増えている。洋室にこたつを置いてもインテリアとして雰囲気を損なわないためには、どういったポイントに気をつけるべきなのだろうか。
リビング用こたつ選びのポイント
リビング用のこたつ選びのポイントは、こたつの天板とフローリングの色や質感を統一することだ。
例えば、
- 木目調のナチュラルのフローリング→木目調の天板
- 白のインテリアが中心→白の天板
以上のように、すでに置いてあるインテリアやフローリングの色や質感と統一することで、リビングを広く見せることができる。すっきりとした印象に仕上げることができるので、おすすめしたいポイントだ。
部屋に合ったおしゃれなレイアウト
その他、部屋に合ったおしゃれなレイアウトにするためのポイントは以下の3点だ。
- 部屋に置いてある家具と素材を統一する
- 色味をワントーンにする
- 差し色として、他のカラーを1点加える
例えば、
- 白やベージュのインテリアが多い部屋→白っぽいこたつカバー
- グレーのソファ→グレーのこたつカバー
- ナチュラルな木目調のこたつ→緑の差し色で柔らかい印象に
このように、カラーや質感を統一することでこたつもおしゃれにまとめることが可能だ。
まとめ
今回は、おしゃれなこたつについてご紹介した。今まで「自分の家にあるインテリアとのテイストが異なる…」とこたつを購入するに至らなかった方も、ぜひお気に入りのおしゃれなこたつを探してみて欲しい。